しゅうさん3のブログ一覧

　ゴルフ8ほどではありませんが，C220dも時々すねます。

　写真は，立体駐車場に入ったときのナビ画面です。

　リアカメラの画像も同様になりました。

　しかし，その後は，何事もなかったかのように使えています。

　さて，久しぶりに冬の峠道へ。

　何も考えずに運転していると，カーブでフロントがアウトに流れます。どアンダーです。「おいおい，どこへ行くんだぁ???」

　「ああ，そうだFRベースだった」と思い出します。

　特に上り坂のコーナーでは，フロント荷重が抜けますので，盛大にアンダーとなります。

　身体にはFFベースの四駆の運転が染みついているのです。

　そこで，積極的に荷重移動を使う必要があります。カーブ手前で減速してフロントに荷重を移して，早めに鼻先をインへと向けます。そして，アクセルを踏み込んで，リアを流すようにしてオーバーステア気味へと持ち込むと，きれいにコーナーを曲がっていきます。カーブ手前の荷重移動のためには，それなりの速度が必要です。

　盛大なドリフトへも持ち込めそうですが，冬道は左右の除雪でできた雪山のため道幅が狭く，対向車が怖いです。冬道でも，車線，見えないですが，車線キープです。

　でもこれって，きっと夏道でも同じですよね。今まではタイヤのグリップで全く気がつきませんでした。夏が楽しみです。これがFRのたのしさかなぁ。

　しかし，冬道は，圧倒的にFFベースのクルマの方が楽です。クルマがほとんどFFベースになるのもよくわかります。比較にならないほど，Rで走った方が冬の峠は楽で速いです。

　FFベースの四駆は，アクセルを踏むと，とにかくタイヤが向いている方向へ行こうとしますから。ただそこで摩擦の限界を超えると，どうしようもなくなりますが。ただリアのトルクベクタリングのある8Rは，なんとかできるのかも知れません。

　ただFFもFRも共通しているのは，抵抗がものすごいある積雪路面に負けないパワーが必要なこととです。スポーツモードは必須。コンフォートではアクセルの反応が鈍いので，とても運転しにくい。

　またパワーのない分は，慣性力で補うことも可能です。ある程度の速度を保ち，慣性力を使うのですね。重いクルマは路面との摩擦力も大きいですからね。

　ランクルとか，こういう場面では速いのかも知れないなぁ。

　もっとも峠ではライトウェイトスポーツ車の「下り最速」ぶりには，いつも驚かされます。慣性力があまりないのも良いことなのでしょう。