しゅうさん3のブログ一覧

　いつものディーラーで試乗をした帰り道，ディーラーから電話がかかってきました。「試乗車の中に財布などの入ったバッグを置き忘れた」のです。しかし，この日は，急ぐ用事があって，戻れなかったため，「ディーラーで預かってもらって，明日取りに行く」ということにしました。

　そして，翌日取りに行きましたら，大きなディーラーの袋に入れられたバッグが戻ってきました。袋の中には，VWロゴのタオルが入っていました。
　「バッグを忘れると，グッズがもらえんだ」と感激。「これから，ちょくちょく忘れると思いますので，よろしくお願いします」とまで言ってしまった。

　ありがとうございます。
　レクサスではどうだろう?　試してみてください。

　昨年，札幌のあるディーラーにPOLO GTIの試乗予約をしてから行ったら，散々待たされたあげく，「ほかにも希望されるお客様がいらっしゃいますので，今5分間だけなら試乗できますが，どうされますか」と聞かれて呆れました。こちらは，時間を希望して試乗に申し込んでいるのにです。「5分で戻ってくればいいんだろ」とホントに5分間の試乗をしてきました。わかったことといえば，「踏み込めばそれなりにやんちゃ」ということぐらい。しかもカッカしながら乗っているし・・。
　さて，別の札幌のディーラーに，POLO GTIの試乗車を発見したボクは，前回嫌な思いをしたので，いつものディーラーのセールスさんに「もし，知り合いの方がいるなら，長めの試乗を頼んでもらえないだろうか」とお願いしました。
　そしたら，なんと，そのセールスさんが「今日，ボクがその試乗車を取りに行って，明日ここに持ってきます」と言ってくれるではないですか。とても恐縮して断るボクに，彼は「いや，そうしたらボクも乗れますのでウレシイです」とまで言ってくれるではないですか。「そこまで言って頂けるのなら」と厚意に甘えることにしました。

　そして翌日届いたGTIは，目にも鮮やかな赤。びっくりしたのは，純正タイヤはミシュランのプライマシー3。なぜコンフォートタイヤなのか???　
　車内は，赤色のパネルが大きく貼ってありますが，この赤は，光沢のある赤ではなく，シャーザクのような赤色でなかなか落ち着いています。
　エンジンを入れると，太い音がして，始動します。静かなRラインとは，全く違います。
　メーターはアクティブインフォディスプレイですが，速度計と回転計に，ものすごく鮮やかな赤があしらわれています。これもRラインとの違い。
　走り出した，ほんとの1メートルほどで，ただ者ではないことがわかります。「なんだこいつは?」と驚きます。
　全域にわたって，トルクがあって，よく加速します。先日，スイフトスポーツに乗って，その加速の良さがとても気に入ったのですが，それをすでに越えています。合成音も，合成とは思えないぐらいいい音出しています。アクセルを緩めたたりすると，ブフォっ!!　すげぇぇぇ。
　乗り心地は，スイフトなど足下にも及ばないほど良好です。スポーツモードにしても，硬くなりますが，決して不快じゃないです。スイスポは，ちょっと拷問のようでした・・。スポーツからノーマルに切り替えると，「ふっ」とクルマが優しくなります。
　面白いのが，エコモード，かなりアクセルを踏めるようになります。しかし，「踏んだだけ加速する」というのは，スポーツモードと共通。この制御はスゴイです。ただ，スポーツモードでは，ちょっとの踏み込みで大きく加速するのが，エコだとたくさん踏まなければならないだけです。しかし，どちらも踏み込み量に対して，リニアに反応します。
　ゴルフに比較して小さなボディと軽い車体が，実にうまく出来ています。驚いたのは，安定性の良さです。速度を上げればあげるほど安定するような感じです。だから，どんな場面でも，安心して乗っていられるのです。そして，全く疲れない車です。追い越しも実に軽快。
　絶対的なパワーは，ゴルフGTIやRにはかないませんが，200馬力を容易に全部使うことが出来ます。日本の道路にはゴルフよりもこちらが合っているのでは思いました。
　郊外を抜けて，狭い山道のワインディングに入ると，本領発揮です。ここはゴルフでもたのしいのですが，イージーさが全く違います。実に良く曲がります。重いゴルフと違って，慣性による「おつり」を心配する必要がないのが，すごいと思いました。サイドブレーキがついていますので，それでリアのスライドを誘発することも出来ますが，それが必要ないほどです。（やると，思いっきり「サイドブレーキが引かれています」と警告音と表示が出ます）
　ゴルフでは，カーブを曲がるのに「ため」や「きっかけ」のようなものが必要なのですが，こいつは，実にイージー。
　そして，タイヤがコンフォートとは思えないほど，よく粘ります。さすがにフルブレーキングでは，タイヤが破綻しますが，グリップ系のタイヤではないので，こんなもんでしょう。
　ちょっと残念なのは，DSGが6速なので，ちょっとギアが離れているなと思うところ。なぜかエンジンブレーキは，ゴルフの方が良いです。まあ，エンジンブレーキと言っても，減速させているのはタイヤですから。
　高速に入れば，水を得た魚。ただ残念だったのは，Aピラー付近から聞こえる風切り音。空力があまり良くないですな。
　とにかく現在のVW車の中で，たのしさはベストではないでしょうか。
　帰りは，ゴルフGTIのハンドルを握って，「これはこれででかくて余裕のある走りで，さらに乗り心地も良くていいな」とは思うのですが，「人馬一体」は，断然ポロGTIです。
　VWがポロGTIのコマーシャルを「速いだけでもてる時代は過ぎました」とかやっているから，ポロGTIを馬鹿にしていました。Rラインが，とても大人しかったのもあります。しかし，ポロGTIは，とても速いです。そして，とてもたのしかった・・・。先日，むちゃくちゃ気に入ったスイフトスポーツのことは，もう忘れてしまいました。比べものになりません。安っぽい内装も，GTIなら，全く気にならないです。
　次に出てくるゴルフ8がとてもたのしみになりましたよ。
　でもさらに大きくなりそうだからなぁ・・
　

　「週刊プレイボーイ」の「羽田圭介，クルマを買う。」は，毎週読んでいます。結局，彼はBMW320dを買ってしまいましたけど・・。
　さて，今週号は「ポルテに乗っている両親が安全性の高いクルマに乗り換えたい」という話。
　では，羽田さんが両親に勧めるクルマとはなんでしょうか。










　「まず両親に勧めてあげたいクルマというと，ゴルフRやゴルフGTIだ。もっと小さいのがよければポロでいい。精巧なドイツ車の中では，VWのクルマはかなり安い。あとは，ボルボのV40も勧めてあげたいところだ」


　ポルテの替わりがゴルフRって・・・・
　RやGTIは「ご両親に勧めたいクルマ」だったとは・・・
　まあ，年齢的には私はそうですけど・・・

　スイフトスポーツの試乗車がようやく近くのディーラーに入ったので試乗です。

・対応
　webから申し込むと，ちゃんと担当者から連絡が来ました。さすが国産車。しかし，約束した日時に行くと，試乗車はまだ用意されてなく，入り口の看板の「本日の試乗予約のお客様」も空欄。
　中に入ると，なんとサービスのひとが出て来て，コーヒーを出してくれました。しかし，紙コップでサーバーマシンのボタンを押して入れるだけ。これ，セルフサービスでよくね。
　しばらくして，担当セールスがきて，「住所と名前を書け」と言われます。いや，webで申し込んだときに書いているから必要ないはずだろ。しかも，その用紙は，コピーを何十回も繰り返したもので，文字は曲がってるわ，ゴミだらけだわ･･･。「俺が打ち直してやろうか」と本気で思いました。
　セールスさんは，若くてよくしゃべる方。若さ故か，やはり，ため口っぽいのが気になる・・・。「これにしましょうよ!」じゃないだろ。面白かったのが，ボクの言うことを否定すること。
ボク「先日，カローラスポーツに乗ったんだけど非力でまいった」
セールス「そんなことありませんよ。十分走ると思いますよ」
ボク「インプレッサはNAだから，パンチがなくてね」
セールス「きっと回して使うことを考えているんですよ」
　なぜ他社の肩をもつ???

・外観と内装
　イエローは，すごく目立ちます。ディーラーの駐車場でも異彩を放っています。
　スポイラーなどの黒いパーツは，よく見ると，みんなカーボン風になっています。これいいかも。
　内装は，黒で統一されて，まるで昔のクルマみたい。ほぼオールプラスチックですが，ぱっと見はいいです。また，先代と比較して，左足がセンターコンソールに当たらなくなったのがいい感じ。
　着座位置はとても高い感じがします。ポロよりも高いです。セールスさんも「車高を下げてレカロを入れたいです」と言っていました。しかし，そのためか前方視界は，ポロよりも良好。後方視界は，リアウィンドウの小ささが気になります。ドアミラーは，VW車と比較して，とても大きく見やすい。
　シートは，国産車なので，体型に合わせてタイトなのがいいですね。

・試乗
　エンジンをONにすると，静かなのにびっくり。GTIやRは，ブォッ!とうなるのですが，こいつは静かで，アイドリングもとても静か。
　視界は良いのですが，ワイパーがもろに見えるのが，気になってしようがありませんでした。少しは隠してくれよ。
　三人乗車で走り出しますが，とても軽い車です。三人乗っても，重さをまるで感じません。実に滑らかに走り出します。
　足回りは硬いです。結構突き上げが来ますし，足を固めたクルマによく見られる不快な上下動も少なからずあります。道路の穴を探して落ちてみましたが，まあ許容範囲。しかし，デートには使えませんな。助手席での化粧は無理です。
　エンジンは，150馬力のポロRラインとほぼ同じ出力で140馬力。トルクはポロよりもスペック上低いのですが，実際の走りは実にトルクフルです。高回転での伸びはありませんが，そこまでは実に気持ちよく加速します。ターボラグも無し。やはりCVTよりはATです。
　ただATは，DSGと比較して，マニュアルモードでギアを選んでも，そんなに違いを感じません。エンジンブレーキも　DSGの方がいいなぁ。
　踏み込むと，エンジン音が結構しますが，スピードも出るので，気にならないレベル。ただ，音質はイマイチかな。セールスさんは「マフラーは替えた方が良いです」
　ステアリングは，良く曲がることもあって，違和感なし。リアもちゃんとついてきて，VW車のように「FF感」がほぼなし。ただ，女房は「たくさん回さないと曲がらない」と言っていました。ロックツーロックが大きい感じ。
　ブレーキは，まずまず。もうちょっと強化してもいいかも。タイヤはコンチスポーツ。うるさくはありません。もうちょっとハイグリップでもいいかも。

　色々書きましたけど，ものすごく気に入りました。すぐにでも峠に出かけたくなる車です。これでポロよりも120万ぐらい安いのです。街乗りでは，硬いので，身体が音を上げそうですが，峠や高速では最高でしょう。

■ポロRライン　
　さて，ポロとの違いを確かめるべくVWへ。前回は自由に乗せてもらえなかったので，今回はセールスさん無しでの試乗です。でも，すでに女房共々心はスイスポ。それを確認するための試乗です。
　外観と内装のデザインは，圧倒的にポロに高級感があります。ただ内装のプラスチック感はガッカリしますが・・。そして，圧倒的な広さの前席・・。えっ，ポロってこんなに広かった??
　走り出してすぐに，その高級感にやられます。100万円の差に，どうしても納得してしまうのです。まず足回りの高級さ。スイスポと比較すると，実に快適。身体にくる突き上げは皆無。スポーツモードなければ，硬めですが快適そのもの。スポーツモードでも，不快さは全くなし。
　エンジン出力は，スイスポの圧勝。スイスポのライバルはポロGTIの方ですね。そうなると価格の差は埋められるのかなぁ・・。
　足回りはスイスポよりも柔らかなのに，ボディ全体の剛性感はポロの方があります。着座位置はポロの方が低く，視界はスイスポの勝ち。しかしポロは，ワイパーが隠れています。
　とにかく乗っていて疲れないのは，ポロです。速度を上げてコーナーに突っ込んでも，平然と曲がってくれます。

　女房共々「100万円の差の価値はある」という結論になってしまいました。

　VWのセールスさんに，正直に話しました。
　「もし今日，試乗できなかったら，スイスポを買っていたよ」。

　ああああー，でもスイスポで峠に行きたい。できたらMTで。


　
　

　カローラスポーツの試乗をしてからひと月弱，担当した女性セールスさんから葉書が来ました。それが，会社名が一切入っていない私製のかわいい葉書で，すべて手書きで，かわいい切手も貼られていました。「またのご来店をたのしみにしております」

　最近，あちこち試乗に行くけど，試乗の後は，全く何の連絡もないのが普通です。昔は，一度行ったら，しばらくは展示会などの案内が来たものですが，今や全く来ません。特に，高ビーの外車ディーラーはダメ。いやいや，スズキ，マツダ，スバルもなんの音沙汰もありません。しかし，トヨタは違いました。売れているだけのことはあるなぁ・・。しかも，こういうのをセールスの判断で自由にやらせているんでしょうね。さすが・・。

　VWもたくさん買いましたが，購入後「様子伺い」の電話があったのは，たった一度だけ。でも，今つきあいのあるディーラーは，サービス主任が最高。大きな地震の後は，すぐに電話を掛けてきてくれます。ありがたいです。

　つきあいのある三菱のセールスさんは，「色がたくさんあって迷うなぁ」といったら，帰りになんと「全色のミニカー20台余り」を「ぜひお持ちになってください」と持ってきてくれました。

　やはり，次はレクサスへ行ってみようかな。笑
　次は，スイフトスポーツの試乗ですけど。

　トヨタの女性セールスさんのちょっと困ったところは
「当然買いますよね」という自信たっぷりのところと，なぜかの「ため口」の多さ。入院して看護師さんと話しているみたいです。まあ，いいんだけどね。

　以前のVWの店長は，カローラ店の店長になりました。カローラスポーツの文句を言ったら，「カローラはゴルフとは違う。カローラはこれでいいんだ」と言ったとか・・。