20年近く我が家の愛車として活躍してきました。
4ドアながらZCを積んだ激レアモデル(Si)です。
以下、ほかに書く場所もないので、思い出や自慢をぶちまけときます。
○今見ても古臭くないと思いません?
贔屓目ですが、同時代の他車と比べると断然良いデザインですし、今でも十分通用するデザインだと思うのですが。
個人的には曲線を多用するデザインより、シンプルな直線での造形のほうが好きです。
○めちゃくちゃ広いんです
「MM思想」というコンセプトらしいですが、車体の大きさに対する車内の広さはダントツでしたね。エアバックが無かったので、ダッシュボードもすっきりしてましたし。
○ZCは鬼トルク
ホント、トルクフルなエンジンで最高でした。確か3速発進を成功させた気が…。トルクがあって吹け上がりもよく燃費も良い、こんなエンジンなかなか無いんだと、今になって気づきました(涙)
そりゃ当時「テンロク最強」といえばワンダーシビックSiだったのも分かります。ハチロクが頑張ってるなら、赤いEGじゃなくて、白いワンダーを登場させてよね、しげの先生。ハッチバックでいいから。
○狼だと知らなくて…
高校生になって、グランツーリスモをやるまではこのクルマが走りのモデルだとは知りませんでした。
S800で途絶えたホンダDOHCの系譜の復活はハッチバックのシビックSiという印象が強いですが、同時に発売されたのがこの4ドアセダンなのです。
バルジの出っぱりもなく、ノーマルとの違いはフロントリップとリアスポぐらいでしたが、中身はホンダ渾身のZC+PGM-FI。ユーティリティ面も最上グレードだけあってチルトステアやトランクスルーを装備。まさに「羊の皮をかぶった狼」というイメージでした。
VTECなしDOHCの咆喉は、自然な吹け上がりもあいまって忘れることはできません(また涙)
○まとめ
本当に良いクルマでした。今の私のクルマの価値観の源流はすべてここにあります。
アコードユーロRを買うことに決めたのも、シビックSiの影響が多分にあるのだと思います。
ありがとうシビックSi!