目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
エンジンルーム内、左フェンダー前側に鎮座する 「リレー&ヒューズBOX」 を移設する事にしました。
← リレーBOXを取り外す前の写真です。
今回、他の色々な作業も平行して行いながらの写真になりますので、以下の本文中の写真も参考程度と言う事でお願い致します。
2
リレーBOXをまず分解します。
上蓋・ケース・底板、リレー&ヒューズの端子をバラバラにします。
メインハーネスからリレーBOXに分岐しているハーネスも、配線保護用のコルゲートチューブを剥がして、バラバラにします。
エンジンのスロットルからバンパー内に伸びているインテークパイプは一度取り外して、作業スペースを確保しておきます。
3
バラしたハーネスから、「エンジン油圧センサー」と「ABSセンサー」の配線を分別しておきます。
分別したセンサー配線は、延長や加工をせずにそのままエンジンルーム内での引き回しが可能です。
インテークパイプの通り道から、バンパー内に、リレー&ヒューズ端子、ハーネスを落とし込みます。
今回、小型化したキャニスターも一度取り外しました。
再度スペースの割り当てとレイアウトを事前に検討・検証しておきます。
4
私のZ32は、以前のカスタム作業で「クーラントリザーブタンクの移設」と「キャニスターの小型化」をしております。
その他に、純正エアクリーナーBOXの横引きエアダクトやインテークパイプのレゾネータの小型化なども以前から行っていて、事前にバンパー内にスペースが十分確保できている状態です。
バンパー内に落とし込んだ端子を、元のBOXケースに組み込んでいきます。
ハーネスの取り回しも考慮しながら配線の捩れや寄りに注意してケースに底蓋も取り付けて組み立てます。
5
組み立てたケースのレイアウトとハーネスの取り回しを確認します。
同時にキャニスターのレイアウトも考慮して、位置決めして仮取り付けします。
メインハーネスの解した配線をまたコルゲートチューブで配線保護します。
リレーBOXからエンジンハーネスに接続するコネクターは、またエンジンルーム側に戻して、エンジンハーネスと接続します。
6
位置決めした場所でメンテナンス性に支障が無いか確認も必要です。
← 写真は、バンパーのウインカーユニットを外した穴から内部を覗いた写真です。
この穴から、リレーBOXの蓋の開閉、リレー&ヒューズの端子の交換が可能か、その他の問題がないか確認しました。
検証が済んだら、全てのパーツの位置決めを固定し、本取り付けします。
(写真は、仮付けの位置で、本決め固定位置は 3~4cm上にずらしました。)
7
リレー&ヒューズBOXを移設した後の左フェンダー部。
基本的には、私の移設した位置であれば、ハーネスの配線の切断や延長などの加工は必要ありません。
最大の課題は、設置スペースの確保です。
それが出来れば、割りと簡単な作業です。
8
エンジンルーム作業終了後の全体写真。
最後に注意事項として、
フロントバンパーにサイドダクトのあるバンパーを装着してる車や、アンダーカバー・インナーフェンダーカバーを装着されていない車は、雨水や洗車での漏電・ショートに対する懸念が大きいので、事前に良くご考慮される必要があるかと思います。
また、雪国で冬も走行される車も同様に、バンパー内が雪で埋まってしまう事は良くあることですので、その点も良くご考慮される必要があります。
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