ニュースでも取り上げられていますが、北朝鮮が核実験を実施しました。
とんでもない狂行であり、とても許されるものではありません。
政府には国際社会で日本が先頭になるぐらいの強い意志で抗議と徹底的な経済制裁措置をとってもらいたいです。
3月29日のブログにも書きましたが北朝鮮は4月のICBMの発射実験に続いて短距離ミサイルの発射準備を行っているという報道がありましたし、
30日まで航行警報を出している報道もありますたので今日の核実験とともに行われた
短距離ミサイルの発射のほうはある程度予想されていた方も多かったと思います。
4月のICBM発射実験後に9月頃までに核実験が行われるのではないかという指摘もありましたが、なぜこの時期に?というのは疑問です。
あの「かまってちゃん」のことですから4月14日に六者協議(日本も韓国も北朝鮮を国家として認めていないので「六ケ国」じゃないよ)から離脱を表明してアメリカにかまってもらおうとしたのに直後の新型インフルエンザや米国自動車会社の経営破たん問題ですっかり影が薄くなったのでやったんでしょうか?
先月はICBMの実験を行い、今日は核実験。
これはもうアメリカに向けた挑発行為でしょう。
アメリカまで届くICBMに核弾頭を載せるぞと脅かしてるようなものです。
実際にはまだ核搭載能力は疑問ですが中距離のノドンには核弾頭搭載能力があるという報道もあります。
核兵器だけ、あるいはミサイルだけなら脅威とはいえ知れていますが核と搭載できるミサイルがセットになったときは中心部に核弾頭を打ち込む能力をもつという意味ですから日本にとってはシャレにならない脅威なんです。
さらに
夕方にも短距離ミサイルを発射しています。
明らかに挑発行為といえますね。
さて、今回の報道いろいろ疑問があります。
短距離ミサイルとはなんぞや?ということです。
産経新聞(聯合ニュースの報道)では短距離の地対空ミサイルといっています。
でも100キロも飛ぶ短距離地対空ミサイルなんてないでしょう。
SA-3などの高高度地対空ミサイルがあったと思いますが、そんなに飛んだかな?(ただ「飛ばした」だけなので射程とはイコールではないでしょうが)
射程100キロ程度といえば中国製の対艦ミサイル”シルクワーム”がそうですがこれなんでしょうか?
(軌跡やら速度で弾道ミサイルなのか対艦ミサイルなのか地対空ミサイルなのかわかりそうなものだと思いますが・・・)
もし報道の通り地対空ミサイルでしたら、これは米国の航空攻撃に対抗するという意味があるとも受け取れますよね。

写真はならずもの国家をお仕置きするための鞭。
Posted at 2009/05/25 21:23:01 | |
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政治・外交・安全保障 | 日記