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SPEED GROOVE @ yoshiのブログ一覧

2021年01月03日 イイね!

謹賀新年



謹賀新年
今年もよろしくお願いします。

交通タイムス社GTRマガジン編集部の皆様、
ガレージヨシダの吉田社長、
メールやメッセージでご連絡くださった方々、
ありがとうございます。
皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

さて、年初のご挨拶として少し書いてみます。

時代の変化が大きく感じるということは、
それだけ「過去に捉われた生き方」をしているからなのでしょう。
頭では変化を求めていながら、
実際は望んでいないのが私たちの心であって、
現状を維持することを最優先にしているものです。

ときおり、向上心の高い自動車整備工場の社長さんから
ご相談いただくことがありますが、
主たる悩みの本質は「いかに現状を超えていくか」にあると感じます。

自動車修理関係の職人の在り方として、以前から書いていますように、
一つの仕事の案件、プロジェクトごとに最適なプロとプロが結びついて完成
させていくというスタイルが機能していくことでしょう。

エンジンのプロ、足回りのプロ、電装のプロ・・。
各分野のスペシャリストがそれぞれの才能を活かして完成させていく。
逆を言えば、ひとりの腕自慢や、自社の職人だけでなんとかなる時代ではないということです。
レストアなど、スケールの大きな仕事になればなるほど、
そういったネットワークが不可欠なものとなります。
いかにしてプロとプロの力を結びつけていくか。
次世代を見据える経営者や幹部は、
そこでリーダーシップを発揮していくことが求められていくものでしょう。
ネットワーク作りで大切なことは、大勢を集めるという数の論理に執着するよりも、その中身の一つ一つ、クオリティを高めていくことです。

コロナの時代において、
今までのように交流したり活動できるものではなくなりました。
つまり、「ひとり」という個から見直す時代です。
もしかしたら、今までは少し無駄に「自分」を使ってきたのかもしれません。
会社や組織の歯車の一つであると自らを納得させていたり、
自覚なく自らを小さなものとしていたのならば、
ひとりになることの多いこの時期に見直してみるといいのでしょう。

なされるがままに集まっていたような状態から変化し、
意志あるものが力を合わせていく時代です。

   yoshihisa
Posted at 2021/01/03 08:51:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | Photo Diary | 日記
2015年08月29日 イイね!

珈琲会



久しぶりの珈琲会。
何年ぶりかなあ?
もしかすると、2年か3年くらいは経つのかもね。
きょうはGT-Rの話がたくさんできて楽しかったなあ。
神奈川のYさん、どうもありがとね(^^)
  yoshi


海の見える珈琲店→ 神奈川県逗子市「なぎさ橋珈琲」 
Posted at 2015/08/29 18:03:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | Photo Diary | 日記
2015年07月16日 イイね!

さよなら NSX typeS


【さよなら NSX typeS 】
とってもいいクルマだったよ。
強固なボディと、しっかりとしたサス。
高回転NA、3.2L、V6、VTECのシャープな切れ味。
どんな操作にもダイレクトに反応してくれるハンドリングとMRパッケージ。
GT-Rでは許してもらえていたぼくのヘタなコーナーリングがNSXでは許してもらえそうにもなくて、
最初の頃は何度もビビッたし、手間どったけね・・・。



ドライビングプレジャーという言葉が、よく聞かれるけどさ、
NSX typeS は、単に走ることが楽しくなるクルマというものじゃないね。
もっとフォーミュラーっぽい感じ。
そう言ったほうがいいんじゃないかな。
公道レベルであっても、マジメに、真剣に走ることの楽しさっていうのはあるんだ・・・
そんなふうに NSX typeS は、非日常な世界の楽しみを日常的に堪能させてくれた。
とってもありがたいクルマだったよね。



NSX typeSは、長いあいだ、ぼくにとって現実感のある憧れだった。
実際に体感できたそのドライビング経験は貴重だったなあ。
そのときのことは、今でもよく覚えているよ。
ぼくはGT-Rをメインにして仕事をやってきたけど、
じつはNSX typeSで経験した感覚が、ひとつの基準でもあったからね。

そして、きょう、ぼくの心の中でだけど、ひとつの区切りをつけることにしたんだ。
それっていうのは、行き過ぎた憧れ、っていうのかなあ。
どうも自分の領域とは違う感覚があるということに気がついてきたからなんだ。
心理学でいえば、執着からの解放っていうものになるんだけどね。
かんたんに言ってしまえば、手放す、だよね。
手放すっていうのは、見方を変えてみて、こういうふうに言ったらわかりやすいかなあ・・・
”手に入らなくてもいい”ってことを自分に許すこと、ってね。
それは、初志貫徹するという、ある意味で男らしい生き方の思想の対極になるのかもしれないけど、
でも、夢を持つ自由があるのとおなじだけ、手放す自由っていうのも、またあっていいと思うんだ。
それでね、手放す自由っていうのを自分に認めていってはじめて、夢をもつことがもっと自由で楽しいものになると思うし、なによりも、もっと現実的に描くことができるんじゃないかな。
なぜなら、執着っていう力みが抜けていって、心がかるくなっていくんだからさ。
きっと、出てくる発想も感じる意識も違ってくるよね。
いま、ぼくはそんなふうに思っているんだ。

NSX typeS
いままで、ありがとう。
さよなら。
 yoshihisa


Posted at 2015/07/16 18:03:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | Photo Diary | 日記
2015年07月01日 イイね!

【本田宗一郎グラフィティー 夢の轍】



「本田宗一郎グラフィティ 夢の轍」プレジデント社をいただきました。
ビジネス書で有名な逸話、藤沢専務との二人三脚な経営手法は知っていましたが、本田さん自身の個人的なヒストリーに触れることは今回がはじめてでした。
自動車修理工場への丁稚奉公からはじまり、戦争特需、敗戦、復興と、時代の要請の流れに乗って発展していったという見方もできるでしょうか。
しかし、混迷の時代でもあったわけで、なんどとなく経営難を経験されていました。




とはいうものの、どんなときでも本田さんの心の根底にあるもの、技術者魂のような強い熱意はレースにあったのですね。
経営不振で不渡りが出そうになっていても、レースへの研究は継続していたというところに、いちばん感銘をうけました。
それは、藤沢専務という奇跡の存在、女房役の存在があったたからというもののようですが、そこに不思議な縁を感じえずにはいられないものでしょう。
どうも、ホンダ発展のDNAは、この「人の縁」というものにあるように思ったものです。




のちのF1参戦しかり、会社の資金を考えたらとてもできない、無謀ともいえる挑戦を実行してしまったのは、本田さんの人柄や人望によるところが多いのは当然のこととして、
それを支える藤沢専務の裏方としての生き方の素晴らしさにも、もっと注目されてしかるでありましょう。
ヒーローの影には、それを支える人達や応援している人達がいるもの。
わかりやすいところでは、夫婦などの”対等な”パートナーシップがありますね。
それが、いまこれからの時代、(おそらく混迷の時代でもありましょう)においては
いっそう大切なことと広まっていくのではないか、そのように思ったものです。




  期せずしていただいた本も、意味ある引き寄せなのでしょう。
  うれしい、めぐりあいですね。
  ありがとうございました。 
             yoshi


       


Posted at 2015/07/01 18:17:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | Photo Diary | 日記
2015年06月25日 イイね!

Auto Service Show 2015 Tokyo



【オートサービスショーにて町工場の未来を考える】

まず、こちらの画像から。
たぶん見た目では凄く思えることだろう。
こういった画像を修理工場のHPにでも掲載すれば、アピール度があがり、集客につながる。
が、実際のところは、どうだろうか。
特に気になるのはストラットを計測するマクファーソンゲージ。
これは粗出しするレベルの修正には有効だと思う。
しかし、そのいっぽうで、ミリ単位で詰めていくシビアなレベルでは、たぶん物足りなく感じてくるのではないかと思う。
なぜならば、このように車体全体を覆うような大きな計測機器になればなるほど誤差がでてくるもの。
それというのは機器にかかる重力の影響や、ゲージのリンク部分に生じる遊びに起因すると考えられる。
見るとやるとの違い、といってしまえばカンタンに説明がついてしまうものだが、集客用途ではなく、実際に作業する現場のプロにとっては大破においての粗だし、大枠作りに役立つものになると思う。
ただし、これだけでもって完成となるかどうかというのは、また違う、とも書いておきたい。




スポット溶接機用のアーム。
これは、本気の一品。
一般的な修理工場レベルであればMIG溶接でカバーする部分もスポットで対応できるということが最大のメリット、かつ、他社とのアドバンテージになる。
しかし、相当に重いはずで、ひとりでは持ちきれないに違いない。
また、機器への装着と取り外し、大きいゆえの車内外への取り回しの気づかいなど、はっきりいって、このレベルのアームを使いこなすということは大変である。
つまり、実質作業時間以外の準備時間が増え、また作業補助者の追加などによる人件費の関係から利益効率がいささかなりとも落ちるということになるだろう。
逆に言えば、こだわり系の工場を目指すのであれば、ぜひとも導入をお薦めしたい。
MIGからスポットへ。
ハイクオリティーに仕上がるかどうかの一番わかりやすいところが溶接であり、そのためには、このようなロングアームをひとつはもっておいたほうがよいと思う。








ホイールバランサーとワイヤレスのアライメント。
電気自動車などのエンジンを動力として使わないクルマの時代が、ますます進んでいくのだろう。
そうなると町の整備士(メカニック)の仕事は減っていく、と言われている。
極論めいたことをいえば、今後クルマは家電化していく流れになっていくのかもしれない。
ちょうど今のテレビやエアコン、冷蔵庫などと同じ感覚といえばいいだろうか、壊れたら修理するよりも買い換えたほうが得というような時代になっていくようにも思う。
もちろん、現実にそうなるかどうかはわからない。
しかし、もし、そのような流れを想定するならば、生き残る道はアライメントやタイヤになるのだろう。
電気自動車であってもタイヤは減るし、アライメントの調整は必要であり続ける。
さらには、買い替えるまでもないレベルの事故修理であれば、フレーム修正機は不要であってもアライメントはあってしかるべきであるだろう。
修正の信頼度が向上することと、もしその適正値に合わないということであれば、それこそ家電のように「修理するより安いですよ」という感じで買い替えへとつなげられるからだ。
 クルマ業界をグローバルレベルでみてみれば二極化が極まっていくのだろう。
高価格なこだわりを持つクルマは、もっと高くなっていくのだろうし、
家電のような感覚のクルマは、もっと増えて安くなっていくのだろう。
もうそういう時代が目の前まで近づいて来ているか、もう来ているのではないか。
地域密着で修理工場を営まれている方や従事されている方たちは、その流れにどう対応していくのか。
地域ごとに各ディーラーの拠点があれば、ユーザーはそれでいいのかもしれない。
淘汰され廃業することも経営のひとつの選択ではあるだろう。
が、しかし、ディーラーは基本、いかに新車をセールスするかがビジネスモデルとなっている。
こういった状況から何かヒントを得ることはできないだろうか。
未来を読み、そのための準備をしていくことも、まだ可能であるのかもしれない。
そんな、とりとめのない考えをつらつらと・・・・
yoshihisa





Posted at 2015/06/25 10:22:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | Photo Diary | 日記

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