
2月6日(土)
長野県北佐久立科町女神湖で開催された 氷上トライアル
Ice Cream Challenge にメカニック兼 Co-Driver の西日本は60 Hertz君と2人で参加した。
参加者は約40名で参加車両は幅広く、国産ラリー4駆からFFラリーベース小型欧州車、RRのポルシェやFRのS2000まで色とりどり、また確りしたプログラム表やレギュレーション等、エントリーリストにタイムカードや現地までのコマ図まで事前に送付して頂いた。
前日の徹夜で眠い目を擦りながら金曜23時に神戸を出発。
途中の名神で吹雪れ、中央道では同じ大会に参加するラリー車数台にブチ抜かれる。
諏訪ICで降りコンビニで朝食を調達して積雪の蓼科をチュリニ峠SSの様に駆け登る。
朝6時に女神湖に到着するも強烈なブリザードで視界は数mで湖面が全く見えない。
真冬のベーリング海w こんな寒さは久しぶりだった。
地吹雪の早朝にも拘らず
グループA万歳さんに笑顔で迎えて頂きエントリーの手続き。
下回洗車を済ませ湖上の待機場所へ移動して車から降りた途端、スッテンコロリンw
思い切り転んで大笑いした 。
気温は氷点下10℃ 手は悴みビニールテープも固まり粘着せずゼッケンも貼れない。
(SSコース)
各車一分間隔で高速ステージからスタートし定常円を抜けスラロームを抜けFINISH。
暖房の効いたレストハウスでのドライバーズミーティング後にゼッケン入りカップで温かいコーヒー・スープ・おしるこ・焼きおにぎりと雰囲気たっぷりの美味しい手作りのクッキーを頂き(食い過ぎw)
ゼッケンNo.の奇数・偶数でグループA・Bに別れてフリー走行に滑りだした。
午前中のコースコンディションは氷の上に積雪が有り滑りながらも走り易かった。
それでも昨夜登って来た積雪の峠とは大違いでグリップしない。
また時折強い地吹雪でパイロンやコースが全く見えずコースアウトや遭難しそうになる。
瑞浪の悪夢を思い出した。
Co-Driverも寒くて車外に居られず写真も動画も殆ど車内から撮ったものしかない。
動画を良く見て頂くと判るのだが・・・・
こんな寒くて騒がしい日に氷に大きな穴を開けてワカサギ釣りと天ぷらを湖上で楽しむ人。
白鳥型おまるボートで戯れるカップルも一瞬だが写っている。
フリー走行 何時もより多く回っております。
BGM a-ha Living Daylights
皆、それぞれの駆動方式を駆使(苦使)して普段は走る事のない氷上を楽しんだ。
SS1を走る昼前に天気回復、視界も開けた。
だが陽光で氷雪が溶け滑り易くなり直線でも少しアクセルを開けるとケツが振れまくる
大コーナーで一度横向けるとアクセルを緩めてもグリップが回復せずドリフトしっぱなし
カニ歩きのスローモーション状態で前には進んでくれない。
小コーナーではスライドがハーフスピン、結局はタイムロスするばかりの
SS1だった。
昼食はカレーを食べて無い頭をしぼりSS2のイナバウワ~作戦を立てたw
SS2は午前中より更に滑り易くなり、空気圧を前後1.8まで下げる。
踏み過ぎて刺さると後続車に迷惑、速度を抑えグリップ(教習所)走法にラインも変えた。
だがタイムアップを狙って、小コーナーで少し早めにアクセルを開けると・・・
突然、真央トリプルアクセル! クルクルパ~ はい、おしまい。
大スピンこいて戦意喪失。
その後はゆっくり残程とスラロームをショートカットせず真面目に消化してフィニッシュ。
そのまま出口に真直ぐ向かい会場を後にして速攻で帰った。(そんな奴おらんやろ~)
怒って帰ったのではなく、自分のスケジュールとHertz君の仕事の都合で早く帰らなければならず、朝から「SS2終了後に直ぐ帰ります」とオフィシャルの方には話し済だった。
SS1・SS2 笑ってやって 踏んでも前に進まねぇ
リザルトはSS1とSS2の合計タイムで決まるそうだが早退したので判らない。
ミスコースやパイロンタッチやショートカットは無かったが、あまりも遅過ぎるOrz。
SS2の1回転スピンで大きく遅れたが、リザルトは総合38台中17位だった。
氷上走行で今更オッサンが判った事だが、やっぱタイヤはケチるな。
ダートを走ったズタボロ賞味期限切れ中古スタッドレスで氷上は直線でも無理。
氷上ではダートやアスファルトの上の様に修正やミスのカバーが効かず即スピン。
旧タイプのスタッドレスは空気圧を落とすと少し縦方向のグリップが上がった様な。
反対に横方向のグリップは落ちた様な気がする。
同じ氷上でもアスファルト上の氷と湖上の氷とではまったく違う。
氷上でスタッドレスはスパイクには全く及ばず次回は靴の裏だけでもピンを打ちたい。
足回りも前回セントラルを走ったままになっていた。
時間が有ればプリロードや減衰は弱く キャンバーも起こした方が絶対良いと。
ぬるいリアもだがフロントにもLSDが欲しい。
気温が氷点下より下がるとビニールテープもくっ着かず人間は異常に腹が減る。
半日、氷上を転ばない様にペンギン歩きしていると内股の筋肉がとても痛くなる。
次回はA4 Quattro でタービンは要らん様な気がするが。。。。
真央ちゃん、俺の分までバンクーバー大会頑張って回ってヨ!
自分もこれまで色んなイベントに参加させて頂いたが、流石に好きな方が企画開催されただけあり、事前の通知案内を含めプログラムの進行や安全面にケータリングや細かいサービス等総て質が高くオーガナイズされて日出から日没まで楽しんで超リーズナブルな参加費。
自分は最後までいられなかった事が残念だった。
改めてこの楽しくて質の高い大会を企画し開催して頂いた
グループA万歳さんにスタッフの皆様、本当に有り難う御座いました。
次回も、是非参加させて頂きます。
参加者の皆様もお疲れ様でした、また何処かでお会いした時は気軽に頭でも叩いて下さい。
↓前夜、登って来た時は積雪のチュリニ峠の様でしたが雪も少し融けかけている。
おまけ 女神湖からの帰路 冬の雪道ドライブ1
BGM The Simon & Garfunkel Hazy shade of winter Boxer
おまけ2 女神湖からの帰路 冬の雪道ドライブ2
BGM Sting Englishman in NewYork David Lee Roth Just Like Paradise
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この記事は、
アイスクリーム・チャレンジ、裏レポについて書いています。