
何時もは朝、昼寝坊な日曜日、目が覚めると大雨だ。
今日はセントラルサーキットで欧州車が集まるレース。
ユーロカップの開催日、カーテンを閉めて再び寝ようと思ったが、みんカラのお友達も参加されるので、入念にメイクして衣装に着替えてハイヒールで出かけた。
本日のお相手はETCも無い、生まれたままの318ti。
セントラル到着寸前で「おい、オッサン、水、買ってこい!」の電話を頂きゲートを通り過ぎて峠を下ったコンビニまでパシらされた。
RQのハイレグ姿で買物を済ませピットには遠い駐車場に318を停めパラソルを差して歩く。
朝のピットレーンはウェット、写真はALFA,LANCIA,Audi,Peugeot,Renaultなどが混走する予選のタイムアタック。
先週、9月14日にFSWで開催されたBMWポールシッターにE46M3で優勝したばかりの何時も自分で自分を虐める、ドM氏は今回、
白いAudiA3 2.0TFSIで出場。
予選タイムアタック Audi A3 車載。
最後尾スタートから周回する度にペースを上げて行く。
クリアを取る為にライトを点灯し爆音を響かせながらホームストレートで何台も抜いていく姿は笑えるw
しかし、ガンガンのドM氏の走りにやがてブレーキが音を上げて白いA3は1コーナーから離陸w
結局リタイアしたが予選の結果は2駆最高位のクラス1位だっただけに残念だ。
メインストレートのエンドで速度はかなり出てたのでダメージが心配だったが後で本人の爽やかで、ドMな笑顔を見て安心した。
予選待機中の ひろす君 は去年318ISでフレッシュマンの
優勝。
今年は
ブルーのM3に乗換え、BMWチャンピオンレースに出場。
同じく
E46 M3で出走する
もーみん は9月7日雨の筑波サーキットのBMW ポールシッター
を
E92 M3で総合2位。
予選の結果はウェッティな路面を物ともせず、流石、二人共やるなw!
もーみん8位、ひろす君9位(クラストップ)だった。
雨も上がりだんだん路面の状態も良くなり他のレースでは完全ドライになるのだが、なぜか予選、決勝ともにBMWのレース直前に天候が悪化する。
ドライバーの達は雲を見ながらセッティングに悩んでる様子だが、決勝レースのスタンバイのアナウンスが流れ各車が並び始めた頃に小さな雨粒が乾きかけた路面にポツポツと来た。
そしてコースに出る頃にはしっかりウエットに変わり、レースの結果は天候のおかげで予選とは全く違う順位になっていた。
レース後の話しで、ひろす君は「スケベ心を出したのが間違いでした。」と言ってたが、
いつも愛車の整備やセッティングを仕事の合間や終ってから、コツコツ自分でやる男前だ。
もーみんは「ぼくのは固い!もっと大胆にエッチになった方が良かった無念!」・・・・・?
って訳が分らんOrz.
何時もは陽気な、もーみんの独り黙って雲を見つめ真剣に向き合い走る姿を見た。
二人の走りを見て、クラス優勝は間違いない様に自分は思ったが残念だった。
乙女心と秋の空。 実力の有る二人に次回も期待している。
雨が強くなる中、R32で
tigerひでさんはフェラーリも混走するエキサイティングランに出走。
雨の中もESPを切ってHaldexをフルに使い足回りのトラブルを抱えながらも周回してくる度に
水しぶきをあげて何台も追い抜いて笑わせて貰った。
GOLFチャンピオンレースにV GTIでレース初出場した孤高のドライバー
トシトシ君。
この決勝は本日のレース中一番見ごたえがあった。
トシトシ号はクラストップ3番手からスタート、2番手がトラブルで戦列を離れた後は2位3位争い先頭集団の激しい絡み合いが最終コーナーから始まりメインストレートを抜きつ抜かれつ通過し、ブレーキング競争で1コーナーへ突入する状態が毎周繰り返され3番手も何度も入れ替わった。
激しいデッドヒートの結果、初レースながら最後までミス無しに冷静に守りきったトシトシ号が見事にクラス優勝、総合2位の座を勝ち取った。
トシトシ君は、初めて会った時から速いなぁと思っていたが、今日のレースの戦いぶりを見て速いだけではなく、努力するこういう人が上手いドライバーになるんだと思った。
トシトシ君、おめでとう♪ より高い目標に向かって頑張ってね。
同じくGOLFチャンピオンレースには
真夏の耐久レースでクラス優勝された
徹也号が出走。
今回は、気分一新NEWカラーに塗装されて
可愛い魔法使いの女の子が乗っていた。
悪天候ながら何のトラブルもなく予選を終え決勝を迎えたが途中で失速、どんどん遅れていき、原因は耐久の疲れなのか?シフトリンケージのトラブルでシフトチェンジが辛くなり、5速には全く入らない状態だったが見事に完走した。
スプリントでも速い徹也さんは自分より一回り以上もご年輩だが、この方はマシンの調子さえ良ければ、まだ5、6時間は走り続けられるご様子、その体力気力には脱毛だ。
サーキットには色んな人が色んな目標を持って集まって来る、勝負に笑った人泣いた人。
一歩踏み込むとエンジンが絶叫する喰うか喰われるか勝負の世界はまるで野生の王国
闘争本能に火をつけ感を研ぎ澄まし己の野生を取り戻さなければ勝てない場所だ。
友達の皆さんとお別れした後、大粒の雨の中真っ暗な駐車場のマシンに急いで乗り込んで野生の叫びを聞こうとKEYを捻る! カチっ?・・・・・・・ん・・・・・・ちんでる。。。。
真っ暗な独りの駐車場で野生ではなくバッテリーが終わっとるがな!
どうしよう(汗・・・・・
と思っていると、一筋の希望の光が暗い夜の大海を道標の様に照らす灯台が現れた!!
あれは先程、別れたばかりのひろす君!
朝からのレースで疲れた身体をビショ濡れにしながら嫌な顔一つせず溺れる自分を助けてくれた。
ひろす様、命の充電、本当に有難う御座いました。
今、こうして生きていられるのはあなたのおかげです、今度、腹いっぱい飯をおごります。
服もパンツの中までビショ濡れになりデジカメもオイルで満タンの溝に落としてパァ~だが
今日も初めてお会いできた方やみんカラお友達と車の話しができて楽しかった。
カメラがパァ~になったので午前中・予選だけの少ない
フォトギャラリー
自分も久々に走りたくなったが、A4は未完成、どノーマルAT営業車 鉄ちんホイール
マ
マの買物仕様 のBMW318tiでは話にならんw
サーキットでは同じ所をクルクル回るグリップ重視の周回走行、正直、飽きやすい自分はラリーやダートの方が性に合っているので、走るのも見るのも、ご無沙汰していた。
が、今回、友達の熱い走りと笑顔を見てサーキットの楽しさを再認識させて貰った。