目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
別に、ブレーキランプが点かなくなったわけじゃないんですけど…
・ブレーキペダルの踏み込み量に対してランプの点灯タイミングが遅い。
・ペダルを戻す際、制動力が抜けるとほぼ同時にランプが消えてしまう。
要はペダルの遊びの範囲内ではランプが点灯してくれないという不具合に気付いたもんで、これは地味に危険が危ないです。
で、本来はスイッチの位置調整でも充分ですが、ついでなので20年選手のスイッチ本体をそっくり新品交換する事にしました。
2
スイッチの場所はブレーキペダルの上方。
ペダルを上に追っていけば、カプラーがくっ付いたいかにも「あー、あれか」的な物が刺さってます。
3
取り外しは難しくなく、カプラーを外してからロックナットを緩めて、本体を抜き取るだけ。
4
更にこの際なので、ペダル側でスイッチの受けになっているペダルストッパーパッドも交換します。
コレが壊れるとブレーキランプが消えなくなる、結構大事な樹脂部品です。
正式名称も一応『パッド,ペダルストッパー』なんですが、スイッチを抜き取った後のフリー状態でもペダルが前にせり出してくる事は無く、パッドも「身が詰まっててちょっと固い内張りクリップ」程度の物なので、クリップ外しで簡単に取れます。
また、同じパッドがクラッチペダルにも付いてます。
5
金属部分の表面処理が変更されている以外何も変わらないスイッチASSY。
旧品はスイッチの節度感がさすがに弱ってましたが、機能的には何ら問題無し。
ネジ部の先に飛び出た白いボタンが押されて回路が解放されるB接点スイッチなので、パッドの破損でボタンを押せなくなるとブレーキランプが消えなくなるって訳ですね。
2012/02/26現在で¥1,102。
意外と安いです。
6
ペダルストッパーの樹脂パッド。
左から、新品・クラッチ・ブレーキ。
ブレーキペダルの物はそれ程酷くないけど、クラッチペダルの物がだいぶ変形してます。
ホンダDの工場長曰く、『コレ』の破損でランプが付きっぱなしになる故障はビートに限らず当時物のホンダ車ではよくあるとの事なので、やはり異常が無くても替えておくのが賢明なようです。
2個で¥272だし…やっすい保険ですわ。
7
先にパッドをはめ、スイッチを装着。
スイッチは、ブレーキペダルがフリーの状態でボタンが完全に押され、ネジ部がパッドに接触するまで締め込んだ所が基本位置で、後は現車合わせで調整していきます。
8
ランプの点灯を確認出来る適当な壁をおいそれと用意し、実際にクルマを動かしながら微調整。
(当然だけど、ブレーキが錆びていない事。)
ウチの場合はON/OFFのポイントを手前に持ってきたいので、基本位置より本体ネジを巻き戻す方向(ボタンが少し伸びるように)に調整。
最終的には夜間の実走行を経て再調整するのがベターですね。
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