トリップメーター修理

ODO 143,238㎞
最近トリップリセットボタン押しても
スムーズに戻らなくなったから修理する
とりあえずメーターユニットを車体から外す

まずトリップリセットボタンを外す
外し方は
レバーを持ち上げて右に90度回し
下側をフレームから外してから
上側を抜く

トリップリセットシャフトのEリングを外し

※赤丸の部分は触らないこと！
スピードメーターの表示値がズレて
車検や速度違反で検挙される事に(´∀｀;)

リセットシャフトを抜く
この時スプリングが戻るけど
気にしなくていい
そしたらトリップドラムシャフトを固定してる
フレーム樹脂の表面をカッターで切り取り
シャフトが手前に外れるようにする

あとは小さなマイナスドライバー等で
シャフトをコジって
フレームからドラムを外す
トリップリセットのアームが引っ掛かるから
上手く逃がしながらやらないと
アームが折れるから注意

んでリセットが利かない原因は
シャフトに塗布されてるグリスが劣化して固くなり
回転が重くなることで
アームが負けてリセット出来なくなってる

これは普通に
パーツクリーナーで洗って
全てのドラムが
スムーズに回転するようにすればＯＫ
その後
樹脂を侵さない軟らか目のシリコングリス
(今回はミニ四駆のを使った)をマイナスドライバの先に付けて
シャフト部に塗布し馴染ませる
ついでにアームが押すカムの部分にも塗布

ちなみにトリップリセットアームに付いてる
この金属プレートは
ドラムをカチッと前面に揃える為の物
このギヤも洗って
スムーズに回るようにしておく

またこのギヤは
全てを同一方向にした状態で組まないと
途中でカウントが止まる(-∀-`; )
今回組んだとき
100の桁のギヤ位置がずれてて
099→100に上がれずカウントが止まった(-∀-`; )
再度分解してギヤ位置合わせて修理完了(^_^;)

あとは元通り組み戻すだけ
ドラムをリセットアームにセットするときは
カムの向きを揃えて逃がすと楽

シャフトは外す時に上手く樹脂を切ってあると
カチッとハマれば抜けてこない
外れてきちゃう場合は
接着剤を少量塗布する
ハンダコテで樹脂溶かして閉じてもいい


あとトリップリセットシャフトのスプリングは
画像のように
根本にスプリングをロックする爪が付いてるから
ここにスプリングを引っ掻けてから
シャフトをフレームに戻せば簡単

あとは気持ちよく
トリップリセット出来るのを確認したら
車体に戻そう♪