
今回は一泊なので瀬玲奈です。
19日
0447時、大森IC
今日のルートでは一宮JCT付近で0600時から渋滞、および名神の混雑が予想されたので早めに出発、それでも名神の混雑は避けられなかった。
ちなみに、1時間ほど前に出発した友人は第二名神を使い大阪通過ルートをとったが、5時間たっても大阪通過できないという大渋滞、周りのナンバーはほとんどが関東圏だったそうだ。1,000円効果で日本の1/3の人口を占める関東圏の民族移動はすさまじい。
北陸道からは道も空き、空も白んできた。
2・3列をベットにして寝ていた自分以外が起き出した。
パン一切れとお茶を出して貰いひたすら木之元ICを目指す。
0547時、木之元IC
ここからは下道、R8、R303、R161、R27を西進し小浜市を目指す。
この下道ルートは’96北海道で舞鶴港及び天橋立まで走っている、リアキャリアに巨大な荷物を積みふらふらしながら走った。
ただし、あのときは高速でもらえる地図だけたったので道にはかなり迷った。とくにR161の分岐は曲がる方向を間違えたっけ。
過去の記憶をたどりながらの愉快なドライブだったのだが、ただ一点、琵琶湖の見えるドライブインで休憩した覚えがあるのだが見つけられなかった。
気のせいだったかな。
0800時、舞鶴東港
早朝なので通り過ぎようと思ったが、’96北海道を懐かしんでよってみた。
フェリーターミナルで巨大なフェリーを見たのだが、固定式の搭乗ゲートが思ったより小い。
海を見ると護衛艦が二隻浮かんでいる、残念ながら”いそかぜ”と”みらい”ではなかった。
帰宅後に調べたところ、
手前の艦は護衛艦はるな、今年の3月に退役、砲塔からは砲が外されている。
奥の艦はどうやら入港中らしい、近づいてくると驚くほど大きいのに気づく。
イージス艦あたご、約1453億円の船だった。
東港を出て、R27→R175→R178で天橋立を目指す。
この道は'96に夜の天橋立を見に走った道。
まあ、'96は距離を見誤って予定時間を大幅にオーバーしちょっと焦ったのだが・・・。
0840時、奈具海岸
由良海水浴場を越えたあたりでミニストップで朝食を買い、
若狭湾に切り立った崖の上を走る奈具海岸道路で停められそうな場所を見つけ、
ドアを開け開放感に包まれながら朝食。
途中ぽつりぽつりと来ていた雨もやみ、天気もよくなりそうだ。
0900時、天橋立智恩寺駐車場
智恩寺でお参りを済ませ、観光船の桟橋へ行き自転車を借りる。
天橋立を訪れた人なら判ると思うが、往復するとかなり時間がかかる上、意外と体力を消耗する。
ここ観光船のレンタル自転車は乗り捨てられる上、帰りの船とセットのプランがある。
偶然、子供用の自転車も2台あったので家族4人でサイクリング。
※レンタル自転車には荷台がないので二ケツは不可能。
途中、錆びまみれの砲があったので、注意書きを読んでみたら、日露戦争の戦艦春日のものであった、「坂の上の雲」が好きな自分にとってはじっくり見たかったが、自分以外が先行していたためスルー。
1020時、
自転車に乗ったのであっけないくらいに天橋立を渡りきり、対岸へ着いてしまった。
自転車でなく行きは歩きにし、帰りは船くらいがちょうど良かったかも。
1030時、笠松公園
神社脇を抜けリフトに乗り笠松公園へ登る。
又のぞきをし、少々時間は早かったが、昼食をとる。
これで天橋立は4回目なのだが、初めて展望台から見た。
展望台から見る天橋立も綺麗だ。
1200時、
帰りは連絡船に乗り、海から天橋立を眺める。
1300時、南展望台より
天橋立ビューランドへ登り、子供に1,000円ずつ乗り物券を買ってやり、自分は珈琲を飲み天橋立を眺めながらうたた寝。
1400時、
ガイドブックからオリジナルの知恵の輪灯籠の存在を知り、智恩寺横に見つけたのだが、由緒ある割りには扱いがぞんざいだ。
2-300年ものの灯籠なのに、注意書きもそっぽを向いており、目の前を通っただけではまず気づかない。
3回くぐらせると知恵が付くらしい、今回はくぐらせなかったので、そのうちリベンジしないと。
1520時、天橋立ワイナリー
成相寺に登る山道の手前に、天橋立ワイナリーがある。
ココでしか飲めない熟成中のワイン
「フェダーバイザー」と、
白ワインのソフトクリームは絶品。
赤白のワイン(200円)を頼み、一ナメしかみさんに渡す。
ソフトクリームは子供には不評だったようで、一口食べてあとは子供にと言う作戦は失敗に終わったが、おいしかったからそれはそれでいい。
1530時、成相寺
成相寺までは車で上れるのだが、この道は意外と急で狭い。
でも、自分が運転するからにはこういう道がないとね。
お寺の駐車場では大人×500円の参拝料が必要。
でも、お金を払ってもここからの天橋立の眺めは見ておいても損はないかも。
さらに成相寺の上の展望台へ上ることもできる。
ただし、それなりの距離があるので車でないと辛いかも。
道はやはり急でダートなのだが、土も締まっておりフラットなので、乗用車でも問題がないレベル。
時間も迫ってきたので、一通り眺めを楽しんだので宿へ向かう。
丹後半島には山中を縦横無尽に走る林道がある、ここから宿へ向かう林道もありそうなのだが、
さすがに瀬玲奈では難しそう、いつかは単車弐号機で訪れたい。
1645時、ペンション到着
今日の宿は日置から山の中に入った木子にある
ペンション自給自足
一度海沿いにおり、日置から山に向かって進み、段々畑の部落を抜け、そろそろ道がなくなる、
ましてや宿などないのではないかと思った頃に宿に着く。
携帯も入らない秘境?
自分たち以外にも5組ほど泊まりに来ており、そのほとんどがペット連れ、
ペット連れのためか、ナンバーは京都、大阪だけだった。
1800時、夕食
夕飯は山の幸、海の幸と盛りだくさん、しかし自分ならなんとかなる、残すのが嫌いだ。

肉を焼き、魚を焼き、とりたての野菜を食べ、おにぎりをほおばり、完食間近になったところで、
「あとは、蕎麦と天ぷらとここでとれた山羊のアイスです」との宣告。
ベルトは全解放済み、すでに余力は少ないorz。
それでも十割蕎麦と山羊のアイスを食べ、野菜の天ぷらは一通り食べたが、
山盛りの蕎麦の天ぷらは食べきれなかった。
腹もふくれたので、部屋に戻り家族そろって布団に入ったのが8時過ぎ、
やはり疲れていたようで1分もかからずに眠りに落ちてしまった。