
続きです。
C6以来いつも黒くしちゃってるバンパーですから、結局塗るには塗るけど素地がベースなら飛び石チップが出来ても目立たない事から欲しかった故の直談判!
残念にも、当然ながら?そんな談判は不調に終わりました(爆)
因みに、いが君に言わせるとそのFXはオートドライブ付きなんだとか。
「オートドライブ?懐かしい〜!」
嘗て、92で乗ったけどあの気持ち悪い速度維持装置、、、うぉ〜機構一式欲しくなったぞ(自爆/←それもか!)
脱線しました、直ぐ復旧しましょう。
頑張って見た目をバン的にしても、それだけじゃ物足りないですよね〜。
やはり小型貨物自動車として[相模 400]のプレートを付けないと!
その要件を調べてみました。
では、要点をば(←順番適当・FXに該当しない文句は割愛)
《小型貨物自動車》
1、5ナンバー枠に収まる事
2、総排気量2,000cc以下
3、物品の積卸しをする為の開口部の寸法が巾0.8m×高0.8m以上
《4、且つ、その開口部の鉛直面(後部の場合は車両中心線に直角)の投影面積が0.64㎡以上
5、物品搭載設備(以下、荷床)の面積が1㎡以上
《6、且つ、乗車設備(以下、座席等)を最大限に使った場合でも荷床面積が座席等面積より広い事
7、純正ホイール(-T要件は緩和)装着
、、以前はこれに加えてブレーキの構造要件なんてのがあった様ですが2年程前に緩和された様です。
又、個人的に他にもクォーターウインドの保護棒とかバン用タイヤとかあったと思うのですが、今は要件外なんでしょうかね。
さて、バン登録の第1歩である要件の合致具合を検証してみます。
まず、AE82のFXなら1と2は全く問題ありません。
3、FXはHBそれもバンパーレベルから開くリアゲートがついてますから、一見問題なさそうですが「本当に問題ないのか?」と先日いが君のFXを用いて実地採寸してみました。
したらコレがかなりグレーな事!
FXのゲートは逆凸形状で縦方向はライト間ならクリアしましたが、そこの横方向は79.5cm〜80.0cmと極めて微妙〜。
検査官によってはダメ出し食らいかねません。
コレに引っかかれば即アウト、、、う〜む、斯くなる上は両サイドのトリムカバー外せば平気か!(←2cm位稼げる筈)
4、ザックリ測って1.3×0.7=0.91㎡、ここからテールランプ2つ分引く訳だけど、流石に残りの0.27㎡もテールランプが食わないから、これはクリア。
お次は5、問題の荷床面積。
まず安直にラゲッジルームを測ります。
一番広くて測りやすいど真ん中が0.7×0.95=0.665㎡、それにタイヤハウス後ろの左右のちょこっとスペース…これじゃ普通に要件クリアには程遠い。
しかし、仮にラゲッジルームだけでクリアしても「且つ」要件ですから駄目ですよね。
ってか、逆にラゲッジルームだけで要件クリアしちゃう車はそもそも自家用車にならないのか!?
6、その「且つ」的には、荷床面積>座席等面積とあるので定員変更して荷床にしないといけません。
取り敢えず、半分潰してしまえば面積はさておき6の荷床>座席はクリアできます。
5に戻ります。
倒すと0.45×0.55=0.2475㎡になりますが、先ほどの数値と合わせても0.0875㎡足りない。
しかも、聞くところによると荷床面積はシート背凭れ上端からの鉛直線から背凭れ側は含まない、要は上からの投影での空間を計算するとか…
「あ〜、面倒い〜!!!そうだ、図面から推してみよう。」
と言う事で、これを基にします!
面積を算出(測り易い様1/40→1/20に拡大コピー)
タイヤハウスも荷床に含める事が出来ると聞いたのですが、よ〜く調べてみるとそれは低いハウスの場合とかなんとか。
82や92みたくリアもストラットだとタワーがしっかり上迄来ちゃいますから、大事をとって多めに抜く事にしました。
後で面積が増える分には何ら問題ありませんからね。
斜線部の単純荷床から、網線部のタイヤハウス部を除いた上で出た数字は、、、1.025㎡!
おめでとうございます、やばかったけどギリギリクリアで何とかなりそうですね(^^)
目処がたったところで、最大積載量について。
貨物自動車はこのシールも貼らないといけませんから、避けては通れません!
FXの後部は定員3名ですから、↑で背凭れを倒したから単純に1.5名になりますが、定員の算出に0.5名は無いので小数点以下切捨てで1名乗員になります。
1名あたりの重量は55kgで計算しますので、(後席)3名乗車を1名乗車にする=2名分は積載量となり110kgの捻出です。
あ、そうそう、荷重は50kg単位(切捨て)で計算するそうで、最大積載量100kgとなりました!
万が一、どうしてもこれじゃ面積が無理だと言うならば、後ろを完全に潰し定員2名・最大積載量150kgにしちゃえば検査は通るでしょう。
そもそも2名乗車にしちゃえば楽そうなんですがね、登録後3名乗車の方が何かと都合が良さそうかなと。
残りの7は問題無いですね。
書類上の要件をみたすならば、幾つか対策が必要になります。
まずリアシートがリクライニングしてはいけないのでタワーバーを改造してリクライニングを殺し、反対の背凭れは伏せて床にしちゃいます。
しかし、そうなると最大の問題はスパみたく左右で分かれない座布団…
幸いにも予備の座布団は二つあるけど、LB用予備はフルフラット機構に対応してるので真っ二つにして使うのは勿体無いから、FX用を真っ二つにして使いますか。
本当はFXのだって勿体無いけど、最悪はカバーさえ取っておけば、代わりの座布団はLBのそれの比じゃないですしね。
でも、ここでまた疑問が一つ。
助手席は後席があるからリクライニングするしないは不問と解釈出来ますが、運転席は後ろが直ぐ物品搭載設備って事になります。
じゃあ、運転席はリクライニングしちゃまずいのか?(←完全2名乗車のバンの座席がリクライニングしなければ、、、そう言う事になりますな)
兎に角、もしもそうなら運転席はリクライニングしない様にしなきゃいけない…ってか、もしそうならフルバケ突っ込めばイイのか。
あとは忘れずに、純正ホイールを履かす事だけど82純正アルミは以前売却しちゃったから、、、昨秋入手したこのAW(後期)のでw
おさらいしましょう。
流れ的には、
1、座布団及び、右脇背凭れクッションの取り外し。
2、右背凭れ折りたたみ。
3、コンパネと垂木で荷床の製作・被せ
4、後部乗員保護措置(タワーバーの改造で対応)
5、AWの純正アルミかスパの鉄を履かせる
6、場合によっては運転席のフルバケ化
これで、陸事に持ち込めばOK!?
さて、問題は毎年車検なのですが、対5ナンバーに対する総ランニングコストは如何に?
1t切れば確実にメリットがありそうだけど、これは乗り始めないと分かりません。
と、楽しい妄想なんですがね、なんだか自分で自分にあれこれ難題を提起してるような気がしているのは内緒であります(自爆
追記 : 要件が一つ抜けてました。
8・乗車設備を最大限に使った場合、乗員重量(55kgで計算)よりも尚積載量が重い事。
妄想では、一人なので55kg<100kg