フロントガラス交換
1
車検が近づいてきたので、ヒビの入ったフロントガラスを交換してもらいました。
使ったガラスは中古品。解体屋さんで調達してきました。
カラーはブロンズで熱線なし。タケヲのカルディナは寒冷地仕様。フロントの下の部分には雪を溶かすために熱線が入っていますが熱線入りのガラスが見つからなかったので熱線なしのガラスを使用します。
写真は交換前のカルディナのガラスの状態。へにゃへにゃした曲線を描きながら横にヒビが伸びています。
2
まず交換に邪魔なワイパーとワイパーカウルは外しておきます。カルディナは中央で分割式。車種によっては一本物のカウルもあります。
3
専用工具とカッターを使ってガラスを外します。
写真で分かるかな~?外周をグルリと黒い接着剤が付いています。この接着剤でガラスを固定してるんですね~。
4
車体側に残った接着剤をスクレーパーを使って切り剥がします。なるべく平滑になるように。段差ができると隙間ができて、そこから水が浸入する恐れがあります。
写真では接着剤を切り剥がした後、ガラスの台(後から乗せる接着剤の車内側へ侵入を防ぐ目的もある)を貼り付けた状態です。
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そして接着剤を乗せる作業。
先に貼り付けた台より接着剤の山が高くなるように接着剤を乗せます。台より低くなると隙間ができて、やはり水が侵入する場合があります。
難しいんですよ~コレ!
6
一周接着剤を乗せたあと、いよいよガラスを乗せます。車体とガラスの隙間が均一になるように微調整します。
はみ出した接着剤はヘラを使ってキレイに均しておきます。
写真に写ってるオレンジのものは吸盤の付いた取っ手、ガラス屋さんの必需品です。
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モールの装着。
ガラスと車体の隙間にモールをはめ込んでいきます。
このモールも色々です。
ガラスにはめ込モールもあるし、リベット留めや古い車種ならビス留めやピン留めなど様々です。
カルディナの場合は比較的一般的な、ガラスを置いてからモールをはめ込むタイプです。
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モールをはめ込んで、カウルやワイパーを取り付けて、最後にガラスをキレイに拭いて作業終了。作業時間は約1時間。
ガムテープはガラスが下へずれるのを防ぐために貼ってあります。接着剤が硬化すれば剥がしても大丈夫。
この後、最低でも半日置いて接着剤が硬化するのを待ちます。
そしてガラス交換直後はドアの開閉に要注意!思い切りドアを閉めると瞬間的に高まった車内の内圧でせっかく付けたガラスが浮き上がります。それを防止するために少し窓をあけてあります。
ヒビがちょうど視界の邪魔になる場所だったから、早くガラスを取り替えたかったけどこれで快適に運転でします♪
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