毛虫は怖い…

それは月曜日の夜の事です。


職場の地域で月に一度行われる､「防犯パトロール」に参加したクマは､地域の皆さんと一緒に施設のそばをパトロールしていました。

で、ある家の前でそのグループのリーダーがふと､立ち止まりまして､地面を見ています。

「ん？こりゃ､毛虫かな？」
思わず近くにいたクマも覗き込むと…

グレーのピーナッツ大の物体が物凄い数でアスファルトの上に蠢いていました。

「そうですねぇ～毛虫ですね。」
とクマが鳥肌立たせ乍ら答えます。

「…そう言えば､昼間薬撒いていたもんな」とリーダー…

その後は又､何事も無かった様にその場を離れてパトロールを再開したのですが､クマは先程の「鳥肌」がなんか痒くてポリポリと掻いていました。

そんなこんなで無事にパトロールも終わりまして､施設に戻りスタッフルームで残業をしておりますと…
隣りのデスクで仕事をしていたスタッフが…
「ク､クマさん…せ､背中に毛虫が…」

着ていたポロシャツを脱ぐと確かに先程の「ピーナッツ」がへばり付いていましたので床に落としてティシューで潰してゴミ箱へ…

それと平行して痒みが段々酷くなり､持っていた「キンカン」を塗り､仕事を続行しました。

残業も終わりまして､無事に帰宅…
カミさんは当然夢の中だったので､一人で夕飯を食べて寝室へ…

パジャマ代わりのＴシャツを着ようとしたら目を覚ましたカミさんが…

「どうしたの？それ？」と絶叫…
理由を話すと「『キンカン』じゃなく､ムヒの高い奴に毛虫も大丈夫ってのがあるらしいよ」
とのお言葉だったので明日買いに行く事にして夢の中へ…

次の日…

物凄い事になっていましたが…

でカミさんお勧めの薬を使ってやっと沈静化…

現在に至っております…
それにしても…

痒いってこんなに辛いだなんて…(苦笑)


まだまだ刺した後と痒みが…

痒くて､痒くて狙われています。




ハァ～
辛い…