
日本で観られる象って130頭前後…
とても大切に育てられているようです。
でも…
象って当たり前ですが、野生動物でしてね…
国によってはフリーの象が柵のないゲートのない場所で極めて当たり前に観られるって事がある訳で…
当然な事ですがその全てが人間とうまく共存できていない場合もあるんですよね…
以下Yahoo!ニュースより転載
<スマトラゾウ>受難
…ヤシ畑荒らす
「害獣」
毒殺増加
毎日新聞 12月30日(日)19時34分配信
【ジャカルタ佐藤賢二郎】インドネシア・スマトラ島で絶滅危惧種のスマトラゾウが毒殺される事件が増加している。象牙目当てに加え、パーム油の原料であるアブラヤシ畑を荒らす「害獣」として駆除対象になっているとみられ、自然保護団体はインドネシア政府に対策強化を求めている。
世界自然保護基金(WWF)リアウ事務所によると、スマトラ島中部のリアウ州で今年11月、メスのスマトラゾウ3頭の死骸が発見された。同州では今年、他に12頭が殺害されており、昨年の計5頭から3倍に増加。同島北部アチェ州でも今月、1頭が白骨化した状態で見つかったほか、3月から6月にかけて、少なくとも計7頭が殺害された。方法はいずれも毒物を混ぜた果物を使用した毒殺とみられる。死骸の多くはアブラヤシ畑の近くで発見された。
スマトラ島では1980年代から製紙・パルプ用の植林やアブラヤシ農園の開発が本格化し、スマトラゾウの本来の生息地である低地林の3分の2が失われた。現在の生息数は2600頭前後とみられ、85年の推定数からほぼ半減している。
WWFリアウ事務所広報担当のシャムシダルさんは、「ゾウ殺しは毎月のように起きているが、容疑者は一人も検挙されず、地元では『普通の出来事』。当局は厳正に対処すべきだ」と訴える。WWFは、有効な対策がとられなければスマトラゾウは30年以内に絶滅すると予測している。
以上Yahoo!ニュースより転載
我々一般人からすれば象は
「可愛い動物」
であり
学者さんからすれば
「保護すべき貴重な動物」
じゃあ、象が野性でいる国の…地域の方々からすれば…
「生活を脅かす危険な動物」
と言う見解があっても不思議ではないでしょう。
だから本文にある
WWFの広報官氏の仰っているコメントは少し間違っているように思います。
勿論、実施はされているとは思いますが現地の方に保護教育の徹底を図らなければ意味が無い様に思います。
或る日やってきた動物保護団体の人間は、私たちが丹精込めて育てているアブラヤシの実を食い散らかす忌々しい象達を保護すると言ってきた。そんなバカな話はないっ!国が認め様が何しようがアブラヤシを守るためにはあの象達は駆除されるべきなんだ…
って事なんでしょうから…
それを一から
何故保護しなければならないのか…
って所からすべてを教えないで
「当局は厳正に対処すべきだ」
なんて言っても無理でしょう!
教育をする事と、財政的に支援していかなくては…つまり国も介入して保護活動教育や経済的支援を行う事にしなければならない…
そうしなければ、絶対に分かり合えないかと思われます。
自然保護団体は
自分達が正しい。自分達の言っている事に従わない者は愚かな事だ
と言うプライドを捨て…
その土地の生きる習慣を阻害しない程度に理解を求める努力をして欲しい…
手遅れになる前に…
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Posted at
2012/12/31 01:03:42