
昨日のブログへの皆さんのコメント本当に励みになりました。これからも自分の置かれている立場をしっかりと考えて日々精進致します。
本当に有難うございました。
さて、今日のネタは…
ん~確かにね、その考え方も大切だと思うんですよ。
差別と言うのは悲しいけれどゼロにはなりませんからね…
以下Yahoo!ニュースから転載
「障害者」表現変えます
吹田市が公募
波紋広がる
12月2日15時33分配信 産経新聞
■問題考えるきっかけ/言葉狩り
「障害者」という言葉にマイナスのイメージがあるとして、大阪府吹田市が市の文書などに新しい言葉を使う方針を打ち出し、波紋が広がっている。内閣府によると、「害」の字を避けて「障がい者」と表記する自治体は5年ほど前から増えているが、表現そのものを見直す試みは異例。「障害者と呼ばれるのは嫌ではない」といった声もあり、専門家は「行政の押しつけにならないようにすべきだ」と指摘している。
障害者の「害」はもとは「さまたげ」を意味する「礙・碍」だが、当用漢字でないため「障害者」が使われるようになった。平成16年ごろから「障がい者」と表記する動きが広がり、20年度で10都道府県・5政令市(内閣府調べ)。市町村を含めるとさらに増える。 吹田市も「障がい者」と表記してきたが、「『障害』は個人ではなく社会に存在する」として新しい表現を検討することに。10~11月に公募したところ、「愛」や「友」の字を用いるなどした45件の応募があった。一方で、「私は障害者だが気にしていない」「言葉狩りではないか」など市の方針に反対する意見も複数寄せられたという。
吹田市身体障害者福祉会の小西清会長(87)は「言葉を替えても体は良くならないのに、意味があるのか」と市の方針に疑問を投げかける。障害者や家族からは「障害者問題を考えるきっかけになれば」と期待する声も上がるが、「言葉を替えても偏見はなくならない」「言葉よりも先に障害児教育の施策を充実させてほしい」など、抵抗や反発も根強い。
吹田市は「難しい問題であることは承知しており、いろいろな意見を参考にしたい」としている。
市民からの応募をもとに、学識者や公募委員による検討委員会を経て、来春までに新しい表現を決める方針。
峰島厚・立命館大教授(障害者福祉論)は「『障害者』の表現は当事者の間でも賛否が分かれるが、行政の押しつけではなく、障害者たちが自由に選択できるようにすべきだ。単に言葉を替えるだけではなく、障害者の実態を市民に啓蒙(けいもう)することが重要だ」としている。
以上Yahoo!ニュースから転載
例えば、過去に
「精神薄弱者」
と言う表記の障害種別がありまして、これは福祉6法にも記載されている公式な表現だったンですね。
で…
「精神薄弱」と言う表現ってどうよ?
って話が盛り上がり…
現在は、
「知的障害者」
と言う表記に改められております。
こう言った、表現に対する考え方と言うのが話し合われると言う事自体は大変に良い事ですし、それによって記事にもあるように…
「障害者問題を考えるきっかけになれば…」
と言う事もあるとは思うんです。
でもね、これはあくまでも
当事者の問題
なんじゃないかな?
と思います。
まぁ~記事中の障害者団体の会長さんが仰る
「言葉を替えても体は良くならないのに、意味があるのか」
と言うのも一つの考え方でしょうが(厳しい道を歩まれていた事が想像できますね…)
それも含めて深く広くそうして
当事者を中心に皆さんで考えて行くべき問題だと思います。
この話は市民から出たのか?市が考えたのか?と言う事も注目ですよね…
クマ的には行政はあくまでも
話し合うきっかけ作りをした
と言うスタンスをとって頂いて…
果たして今後どうなっていくのか…
見守りたいと思います。
Posted at 2009/12/03 00:59:52 | |
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