
送迎コースがなかなか覚えられず、「利用者・スタッフに迷惑掛けているなぁ~」と落ち込み乍らの仕事の帰り道…
ふと、思い出したのは
写真のタイ焼き…
「そう言えば、送迎の途中にお店を見つけたな…」
とエネオスの手前の信号でハンドルを右に切り、暫く直進…
「確かこの辺に…あ!あったここだ!」
とハザードを出して、ウィッシュを路側に寄せました。
「すいませぇ~ん。未だ大丈夫ですか?」
停める直前に大勢の中学生達が店の前から立ち去るのを見ていたのでそんな一言をカウンターの中に向けて発し乍ら歩いて行くと…
「ハイ♪大丈夫ですよ!」
と20代後半か30代前半の男性スタッフが迎えてくれました。
「良かった…んじゃ… 白餡を…」
「ごめんなさい。白餡は3つしか…」
「あ…良いです。3つと、黒餡を3つそれと…カスタードを1つ」
「ハイ!少々お待ち下さいネ」
愛想良く笑顔で注文を聞いた男性は手際良くパックに詰めてくれる。
「お待たせしました。」
出来あがった品物を受け取りお代を払うと、再びウィッシュに乗り込み、発進。Uーターンの出来そうな道へ入り車を元来た道へ戻す。
テレビやラジオでこれが流行っていると聞いたのは少し前の話。
カミさんと
「一度食べてみたいね」
と話をしていてすっかり忘れていましたが、数日前に偶々、この場所にあるのを見つけて、
「何時か土産に買って行こう」
と思っていましたが、今日はちょっぴり落ち込んで、肉体的にも精神的にも疲れていたので甘いものが欲しかったンです。
家に着くと、食べ物への嗅覚が鋭い子ザル4号が早速手に持っていた袋を見つけて…
「ただいまぁ~」
「なにそれ?」
と「お帰り」もなく近づいてきたのは想像通り…
「お土産だよ♪」
食卓で、資格試験の勉強をしていたらしいカミさん迄…
「なに?あら珍しいじゃない(笑)」
と声を掛けてきました。
「さてなぁ~んだ♪」
前評判が高かったのでちょこっとテンションが上がってしまったのは疲れた体には良い刺激になっての事でしょうか?
「あ!タイ焼きだぁ~!」
袋の中を覗き込んだ4号が騒ぐと、テレビを見ていた子ザル2号と3号が寄って来ました。
「食べようよ♪」
とすり寄ってくる4号に笑顔で答え
「1号とじいちゃん呼んでおいで」
と声を掛ける頃にはもう既にタイ焼きは、4号の手に渡っています。
「あ!一つ『カスタード』が入っているけれど、それは2号兄ちゃんのだからな!」
餡子が不得手の2号には、何時もの様にカスタードクリーム入りを渡します。
そんなやり取りの間に1号とクマ父もリビングに集まり、「試食会」。
カミさん曰く…
「私は『イオンモール』のタイ焼きの方が好きかな?」
クマ父曰く…
「タイ焼きはやはり皮が『パリッ』っとしていた方がいいな」
大人達の評価はどうも厳しい様ですね。
でも子ザル達は…
「美味しいね。皮が伸びるよ?」
「柔らかくて良いなぁ~」
とこちらは「比較的」好意的な感想…
私も黒餡子のタイ焼きを食べてみましたが、「タイ焼き」としてみると確かに柔らかくて、余りタイ焼きの印象は少ないです。
でも、これって、
「こう言うモノなんだ!」
と言い聞かせて食べると…
「しっかりと味があるし、そんなに不味くはないのかな?」
と思います。
まぁ結果は…
お皿に残った、子ザル4号の食べ掛けが一番判りやすいと思います。
後は、撮影用に残しておいたクマの1つ以外は完売となった事から想像がつくと思います。
みんなでガヤガヤと食べていたら、いつの間にか、穏やかな気持ちになれました。
ちょっぴり疲れていた心と身体にはとても美味しい品物でした。
Posted at 2010/01/29 00:38:36 | |
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