
原発の事故で色々と問題が浮き彫りになって来ています。
東京電力の初動対応の遅れが今回の問題の出発点だと思っています。
恐らくは
『自分達も震災の被害者』
と言う意識と…
多くのしがらみによって最初に手を打てば此処迄甚大な被害拡大にはならなかったのではないかと全くの素人である私も思います。
それとね…
被災された方達もよくテレビでは怒号のシーンだけ放映されていますが、きっと本意ではないのだと思います。
彼等は恐らく…
我々と同じように…
「地震凄かったね!怖いね!」
と近所の方達と話をし乍ら片付けをしたかったんだと思います。
でも…
それが叶わなくなってしまっている現在…
社長を怒鳴りつけたところで自分達の生活が元通りになるなんて誰も思っていない…
総理大臣に話を聞かせたところで無意味だってみんな判っている…
でも…
それじゃ、彼らの持っている行き場のない怒りの持っていき場所は?
きっとね…
みなさん、普段だったら良いお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんなんですよ…
我々の家族と同じように…
良い人だから…
行き場のない怒りが心の中にしまえなくて…
あんな行動に出るのだと思うのです…
自分だったらどうしたかな?
って考えたら…
きっとその答えは見つかる筈…
ある掲示板にそんな彼らを揶揄する記述があったものですから…
ちょっと胸が痛みまして…
こんな判り切った事を書いてしまいました…
ごめんなさい…
以下Yahoo!ニュースより転載
「なぜ無視してきた」
「土下座しろ」
東電社長がおわび行脚に
町長、住民猛反発
産経新聞 5月4日(水)21時6分配信
東京電力の清水正孝社長は4日、福島第1原発事故の影響で県内に移転している広野町や浪江町、葛尾村の避難所などを訪れ、謝罪した。
二本松市東和支所に役場機能を移した浪江町の馬場有町長は「なぜ無視してきたのか。謝罪が遅い」と不快感をあらわにした。
町長はさらに、緊急時の通報連絡協定を守らず、「事故の翌朝まで一切連絡がなかった」と指摘。清水社長は「申し訳なかった」と謝罪し、事実関係を確認するとした。建物を出ようとする清水社長に、事故の影響で行方不明者の捜索が遅れた請戸地区の住民が「謝れ」「土下座しろ」と詰め寄り、社長らもその場で応じた。
清水社長はこの後、同市内の避難所で約150人の住民に謝罪した。だが、「店舗改装の借金もある。首をくくるしかないのか」といった生活補償に関する質問に「承った。誠意を持ち対応する」と繰り返すだけ。「カスタマーセンターと一緒じゃないか」と怒り出す人も。「(原発立地町の)大熊町の避難所に食料などがあったが浪江にはなかった」と事故直後の東電の“待遇格差”を追及する人も相次いだ。
以上Yahoo!ニュースより転載
Posted at 2011/05/05 02:23:58 | |
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