
なんでしょうねぇ~
この違和感…
障がいをお持ちになった方の便宜を図る目的での標章なんですが、それをご家族が悪用する事に躊躇いはないのでしょうかね…
使って当然って言う心理が理解できないのですが…
以下Yahoo!ニュースより転載
障害者の
駐禁除外標章、
相次ぐ不正
家族「あればタダ」
朝日新聞デジタル 4月5日(火)15時59分配信
駐車禁止の場所にも車を止められるように障害者に交付される「駐車禁止除外標章」。大阪府警が大阪・梅田で取り締まったところ、4割近くが不正に使われている実態が浮かび上がった。多くは障害者の家族によるもので、府警は対策を強化している。
大阪・梅田の新御堂筋。2月下旬、チケット制のパーキングに止めた車を府警の警察官が1台1台チェックしていた。ダッシュボード上に「歩行困難者使用中」と書いた標章があると連絡先を調べて電話をかけたり、戻ってきた運転手に話を聴いたりする。一帯のパーキング・チケットで実施した集中取り締まりだ。
標章があれば60分300円のチケットを買わずに時間制限なく止められる。この日、標章を置いていた26台のうち14台(54%)は交付された本人が自宅にいるなどし、不正使用だと確認された。
ワゴン車に戻ってきた男性を警察官3人が囲んだ。男性に障害はない。「標章は弟のもの。弟を送った後、自分の用事で使ってしまった」と言い、駐車違反の青切符(交通反則切符)を交付された。
府警は昨年11月以降に集中取り締まりを5回実施。標章を置いていた計126台のうち47台(37%)に青切符を交付した。多くが家族による不正使用だった。
別の日、記者が同じ場所で取材していると、男性(44)が標章を置いてワゴン車から降りてきた。標章は寝たきりの60代の父親のもの。「父を病院に送り迎えするため」などとして交付を受けたが、この日は1人で買い物に来たという。「梅田は駐車料金が高い。標章があればタダ。みんなやってるんじゃないですか」と言って立ち去った。
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朝日新聞社
以上Yahoo!ニュースより転載
以前はね、障碍者施設の公用車も申請をすると発給して下さっていたのですが、最近はそのハードルが非常に高くなっており、私のカテゴリーである
「知的障がい者施設」
の公用車は殆ど発給されなくなりました。
勿論ね知的障がいをお持ちの方の多くはお一人での歩行が可能なのですが、中には少し長い距離を歩く事によってパニックを起こされてしまうと言う方もいらっしゃり、そのような方の為には是非欲しい標章なのですが…
お一人で歩行が可能な方の場合、私は所謂「障がい者等優先スペース」には駐車せず一般の駐車スペースに停める事が多いです。
駐車場には誘導員を配置されているところもあり、施設の看板や寄贈団体名の入った車両であれば、誘導員さんが優先スペースに案内をして下さるところもあるのですが、私はその場合も…
「大丈夫ですよ。みなさん歩けますから」
とお断りをする事があります。
だって…
その車両が優先スペースに駐車する事によって本当に歩行が難しい方が困ってしまうなんて言う事があるかもしれませんから…
勿論ね、それは一つの考え方ですので、
「そうしなければならない」
とはこれっぽっちも思っておりませんが…(笑)
この記事にあるような事が当たり前になって来て…
「除外指定車」
のカードの発給が無くなってしまう事が無いように…
そんな事が起これば、悪用していたご家族もいざご本人の為にお使いになりたくても叶わなくなってしまいます。
どうかその事をよくお考え頂きたいと思うのですが…
Posted at 2016/04/07 00:27:57 | |
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