3.11の際にも記載
致しましたが…
熊本・大分にも障がいをお持ちの方が多くお住まいです。
人工呼吸器の方、胃瘻の方、オストミーの方、電源やトイレ、ミキサー食等はどうなっているのでしょうか?
とろみアップは足りていますか?オムツは?器具を洗浄する水は?
とても心配です…
そこで改めてのお願いなのですが、何卒ご配慮の程お願い申し上げます。
5年前に記載した朝日新聞の記事の抜粋を掲載いたします。(自閉症の方の場合です。)
以下asahi.comアピタルより抜粋転載
避難所で自閉症の子を受け入れるには
日本自閉症協会(東京都)によると、普段と違う場所や騒音に弱い自閉症の人には、避難所での生活は相当なストレスがかかるという。
同協会は「寝ている人がいるから静かにする、といった共同生活の『暗黙の了解』も苦手」と説明する。パニック状態になって大騒ぎする可能性もあるため、「家族も『迷惑をかける』と悩んで、避難所に入れないことがある」という。
アスペルガー症候群など自閉症と似た特性を持つ人たちにも、同様のことが当てはまる。また、一見障害があるようには見えなくても、程度の差はあれ自閉症に近い特性を持つ人は多い。
避難所に入れず車や傷んだ家で生活する例は、2004年の新潟県中越地震の時にもみられた。避難所に入れないことで、周囲に問題が認識されづらい、配給が受けられない--といった弊害を生むことも指摘されている。
同協会は、そうした人たちや受け入れ側に対応策を示すため、「自閉症の人たちのための防災ハンドブック」を作成。自閉症の特性の説明や、コミュニケーションの取り方などをまとめた。その中で、「わがままではなく障害の特性であることを知って」と周囲の理解を求めている。
特に重要なのはパニック状態になった際の対応だ。しかったり押さえつけたりせず、「『大丈夫だよ』と声をかける」「離れた場所に移して落ち着かせる」「興味を切り替えられるもの(飲み物・食べ物・ゲームなど)を勧める」といった方法が有効という。
指示する際には、本人に個別に説明することが重要だ。順番を守るということを理解しにくい人には、配給なども個別にする必要がある。
同協会は避難所に専門の知識を持ったスタッフを置くことが必要と訴えているが、そうした態勢を十分に整えるのは容易ではない。そのため、同協会は、周囲の視線や音を気にする場合は、避難所に仕切りで区切った場所を用意する、耳栓やヘッドホンをつけてもらって騒音を遮る、といった応急策も示している。
(赤井陽介)
以上asahi.comアピタルより転載
あの時も記載致しましたが自閉症に限らず障がい(児)者専門の避難所があるとよいのですが…
特に自閉症の場合せめて、各避難所に専用のハザードルームを作って頂けたら恐らくは今より少しパニックを予防できるはずなのですが…
又、人工呼吸器用の電源やミキサー食を作る為の場所、オストミーの交換場所…
状況を考えると非常に困難なのは判りますが…
そうして同じ文章となってしまいますが…
被災された自治体の障害福祉課のスタッフの皆さん!
障がい者施設の皆さん!
不眠不休の対応を恐らくされているかと思います。
そんな事は百も承知で申し上げます。
彼等とそのご家族は恐らくはみなさんが頼りです。
上から目線かもしれません…
余計なことかもしれません…
「お前が来いよ」と言われたら何も返せません…
でも…
でもね…
敢えて言わせて頂きます。
どうか…
どうか…
在宅の…
重身・身障・知的・精神…
総てのスペシャルニードの皆様の事…
宜敷くお願いします。
ご参考までに記事にもあった
「自閉症の人たちのための防災ハンドブック」
の支援者向けVer,
を今回もリンクしておきます。
被災地以外の方も是非、ご一読くださいませ。
又、関連リンクには日本自閉症協会のHPを貼っておきますここから「ハンドブック」に飛べますのでご覧ください。
Posted at 2016/04/18 00:55:49 | |
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