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クマおやじのブログ一覧

2016年07月20日 イイね!

親の愛と子の生き方…

親の愛と子の生き方…広汎性発達障害と言う言葉…
拙ブログをお読み頂いている皆様には何度となく出て来る単語としてご理解頂けていると思います。

この障がいはごくごく一般的に日常生活を送っていらっしゃる方々の中にもいらっしゃると言う事は言葉は違えど過去にも何度かお話をさせて頂いており、又我が子達はその障がいを持っている事もお話しています。

でね、その障がいを持ったお子さんが起こした事件に対してそのご両親が1,000万円を超える損害賠償の支払いを命じられた判決の言い渡しが昨日東京地裁でありました。



以下朝日新聞デジタルより転載

小2に飛び降り強要、
小4両親に1千万円
賠償命令


千葉雄高

2016年7月19日20時56分

 東京都内の小学校に通っていた当時2年生の女子児童が2013年、同じ小学校の4年生の女子児童に命じられてマンション屋上から飛び降り、重傷を負ったとして、2年生の女児と両親が4年生の女児の両親に3千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、東京地裁であった。小野瀬厚裁判長は4年生の女児の両親に監督義務があったと認め、約1025万円の支払いを命じた。

 判決によると、13年1月、当時10歳だった4年生の女児は、8歳だった2年生の女児が学校の前で縄跳びを振り回しているのを注意。さらに説教しようと9階建ての自宅マンションの屋上(高さ約26メートル)に連れて行き、「飛び降りろ。ここから落ちて死んでしまえ」と言って飛び降りさせた。2年生の女児は木の枝に当たるなどして一命は取り留めたが、肋骨(ろっこつ)や足の骨などを折る約11週間の重傷を負った。

 4年生の女児は重度の難聴で両親は専門のクリニックに通って育て方の指導を受けていた。また、事件後に社会性の乏しさなどがみられる広汎(こうはん)性発達障害と診断された。

 判決は、年齢や障害などを考慮して、4年生の女児に責任能力はなかったと判断。その上で、両親の監督義務について「専門家に相談するなど子育てに相当の努力を払った」と認める一方、「他者が思い通りに動かないと怒りを持つ女児の傾向に気づいておらず、対応は不十分だった」として賠償責任を負うと判断した。(千葉雄高)

以下朝日新聞デジタルより転載


この事件自体もとても悲しい事なのですが、もっと悲しいのはご両親が女の子の発達障害に気が付いて挙げられていなかった事…

実はね、昨年度まで子ザル4号の通っていた小学校にもそんなご家庭が結構あったンです。



いや…

もしかしたら薄々は気が付いていらっしゃったのでしょうが、その事実を認められていらっしゃらないと言った方が良いのかもしれない…

そんなご家庭もあったんです。

広汎性発達障害って結構罪な障がいでしてね、特にアスベルガーやADHDの場合、お友達に比べると一寸…そうほんのちょっぴり変わった行動をとるんだけれども、それ以外は他のお友達とそんなに変わらずに学校生活を送れちゃう…

つまり…
その一寸変わった部分だけ、目を瞑れば後は普通に生活できちゃうよね。
って事なんです。

でもね…
其処が問題な訳です!
親御さんがそこに目を瞑ってしまう~或いは気が付かない~事でご本人は酷く辛い思いをし乍ら学校生活を送らなければならなくなってしまう訳です。

例えばね…
ウチの1号の小学生時代こんな事がありました。
或る日担任がこうクレームを付けて来ました。
「1号クンが今日の掃除の時間、廊下側の教室の窓枠にいきなり登り始めて『遊んで』いたンですが、危険だったので私が強く注意をしておきました。二度としない様にご家庭でも厳しく注意しておいてください。」
1号に訊いてみるとそれは…
「サッシを掃除していた」
のだそうです。廊下側の窓って大概上下に2枚窓がありますでしょ?
その「上の部分はいつも掃除が出来ていなくてきっと汚いだろうなぁ~と思ってサッシに上って掃除をしていたら担任にいきなり引きづり降ろされて滅茶苦茶怒られた。」
と言う言い分なんですね。
つまり1号からしてみたら
「オレは掃除をしていた(しかも皆のやらないところを!)のになんで怒られなければならないんだ。」
担任はどうやら1号に対して理由も聞かず頭ごなしに怒ったのでしょうね…彼女には1号の障がいを説明してあって何か突飛な行動(笑)をしたらまず
「何故そう言う行動をしたのか理由を聴いて欲しい。その上での善悪の判断や注意の有無はお任せします。」
と言ってあったのですが、この他の事例に対しても一切理由を聞かず頭ごなしに怒るだけだったようです。
勿論それでは1号は面白くないでしょうね。事実彼はこれ以外にも積もっていた怒りから暫く不登校になりました(苦笑)

まぁ~
我が家の場合は両親(私達)が理解をしていて(全てではないですよ勿論)、取り巻く環境が無理解だったと言う事なんですが…(4号も担任が全くの無理解だった為1号と同じ轍を踏まない様に転校させました。w)

ですからね…
思うんですよ。
ご両親から見て…
「あら?うちの子ちょっと…」
って思ったらぜひ相談をして欲しいんです。
「でもクマ家の様に学校が無理解だったら…」
そういう時はね、教育委員会などが行っている
「教育支援センター」
等に相談してみて下さいな…
「学校に知らされたら不利益に…」
これは私の個人的見解ですが…
案外そう言った相談機関ってその辺りの学校側のグレーなゾーンもしっかり判っていて例えば4号の場合、相談センターが学校(担任)の無理解を一緒に嘆いて動いてくれました。

本当にネ…
親って、情けないほど無力ではあるんですが、でも苦しいのは我が子なんですよ。
自分が種を蒔いた(殴)…
自分のお腹を痛めて生んだ…
自分が愛している…

我が子

そんな愛し子がピンチの時にその子を出来得る限り理解して、守ってあげる事が出来るのはやはり親なんだと思うんですよね。

其の為には決して間違った状況認識…先ほど言った「うちの子はちょいと変わっているけれど普通に生活できる」って奴ですね。これをしてはいけないんだと思います。

大丈夫です。
相談機関はしっかりと評価してくれます。
もし違っていたら…
「成長過程の一時的なもの」
だって言ってくれますよ。
そうしたら…

「全くクマの奴、脅かしやがって!」
って蹴飛ばしてやって下さい(w

喜んで逃げ回ります(アホ)

最後にね…
私の様な回りくどい言い方をしないプロの方の文章がアップされていましたので掲載しておきます。
宜しければご一読ください。


実はこの方、日本自閉症協会の高機能・アスペルガー部会運営委員だった方で、非常にユニークなブログを書いていらっしゃいます。(以前から面白半分(こらっ!)で読ませて頂いておりました)

以下ITMamaより転載

【発達障害児の3,000万円
訴訟事件に学ぶ】
「特性を理解しない育て方」が将来子どもを
犯人にする理由

2016年7月20日 立石美津子


毎日のように起こる様々な事件。その中で加害者に対して「精神鑑定により社会性の問題がありコミュニケーションが苦手と分かった」といった記事を目にすることがあります。

今日は、『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が、実際に起こった事件と昨日の判決をもとにお話します。

■賠償金1,025万円!? 9階から飛び降りを強要した小学校の4年生の女児
2年生の女子が2013年、同じ小学校の4年生の女子児童に命じられてマンション屋上から飛び降り重傷を負ったとして、被害者の両親が4年生の女児の両親に3千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決がありました。
裁判長は4年生の女児の両親に監督義務があったと認め、約1,025万円の支払いを命じました。
判決によると4年生の女児は、2年生の女児が学校の前で縄跳びを振り回しているのを注意。さらに説教しようと9階建ての自宅マンションの屋上に連れて行き、「飛び降りろ。ここから落ちて死んでしまえ」と言って飛び降りを強要しました。
2年生の女児は木の枝に当たるなどして一命は取り留めましたが肋骨や足の骨などを折る約11週間の重傷を負いました。

■「広汎性発達障害」の子が起こした事件の判決内容
4年生の女児は重度の難聴で両親は専門のクリニックに通って育て方の指導を受けていました。事件後に社会性の乏しさなどがみられる広汎性発達障害と診断されました。

広汎性発達障害とは、症状の軽い人を含めると0.5%~0.9%の割合でみられる発達障害の一つであり、自閉症・アスペルガー症候群・トゥーレット症候群・小児期崩壊性障害などが含まれます。

判決は、年齢や障害などを考慮して、4年生の女児に責任能力はなかったと判断。

その上で、両親の監督義務について「専門家に相談するなど子育てに相当の努力を払った」と認める一方、「他者が思い通りに動かないと怒りを持つ女児の傾向に気づいておらず、対応は不十分だった」として賠償責任を負うと判断しました。

■「育てにくい子の孤独な子育て」と事件によって追い込まれる親たち
こういう報道をされると、まるでアスペルガー症候群などの自閉症スペクトラムに代表される、発達障害児を持つ親は世間から「将来、そんな事件を起こす可能性がある子」という誤った偏見の目で見られることがあります。
ただでさえ育てにくい子の孤独な子育てで悩んでいるのに追い打ちをかけられ苦しみます。
確かに想像力、社会性の障害があるこれらの子どもたちはルールを忠実に守り、他者にもこれを求めてしまうことがあります。その場に応じた臨機応変な対応をが出来ず、融通がきかないところがあります。
例えば、見知らぬ人であっても横断歩道を赤で渡っている人、携帯電話を電車内でしている人を許すことができず、声を荒げて注意したりします。
それは本人にとっては正論なのです。でも、見知らぬ相手から叱られた人は、たいてい嫌な思いをします。

■育て方で未来は変わる
これらの特性を理解していれば、わが子に「知らない人がルール違反をしていても声をあげて注意するものではない」と教えていくこともできます。友人であってもルール違反の罰則を厳しくする方が誤っていることも教えることができました。専門機関でソーシャルスキルトレーニングを受けることもできます。
また、こんな調子で学校生活を送っていると“付き合いの悪いヤツ”と言われ親友を作ることもできずトラブルメーカーになることもあります。
そんなとき、親が障害特性を理解していれば「どうしてお前だけ皆とうまく付き合っていけないんだ!」と叱責することはなく「どうやったらいいのか」をアドバイスする姿勢で子育てができます。
そうでなければ、子どもは年中、親や先生から叱られ、友達もできず「自分は価値がない人間」と自暴自棄になり自己否定し、心の病を発症したり自傷したり、他害に走り事件を起こすケースになることもあります。
育て方により人間は狼にも天使にもなるのです。「事件後に発達障害だと診断された」という言葉に「なぜ、早く気が付いて適切な子育てに切り替えられなかったのか」となんともやりきれない気持ちになります。

いかがでしたか。
発達障害そのものが事件を起こすのではなく、その特性を理解しない育て方による二次障害(情緒や行動の問題、鬱、引きこもり、他害など)により引き起こされたことを理解してもらいたいと思います。

筆者は裁判長はそこに親の監督責任を見出し賠償を求めたのではないかと考えます。

以上ITMamaより転載


Posted at 2016/07/21 01:46:45 | コメント(5) | トラックバック(0) | 子ザル達・・・ | 日記

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