以下は2放送局のHPからのコピーです。
以下転載
2007年3月26日
視聴者の皆様へ
(株)フジテレビジョン
平成18年9月28日(木)午後7時から8時54分放送の「恐怖の食卓」におきまして、AD/HD(注意欠陥/多動性障害)の発症原因の1つに食生活があるとの内容を放送しました。
本番組は視聴者の皆様の食生活への関心と理解を深めてもらうため、出演者の日常における食生活の内容を医学の専門家の意見に基づいて分析し、健康維持の一助になる情報を提供する事が、主な制作の意図でした。
しかしながら、AD/HDと食事との因果関係は現代医学でも未だ十分に解明されておりません。そのような状況の中、食事が発症原因の一つと表現してしまったことは、誤りであったと思います。また、将来的にAD/HDが少年犯罪と関連するかのような表現を用いた点については、行き過ぎたものと反省しております。
今回の番組放映により、実際にAD/HDと診断されている方々と保護者の方々、およびその治療に日々取り組んでおられる関係者の皆様にご迷惑をお掛け致しました。
深くお詫び申し上げます。
今後はAD/HDのみならず、原因が究明されていない事象を扱う際は細心の注意を払いつつ、一層幅広い取材と学習のもと、責任ある番組作りを行なっていきたいと思います。
2007年3月30日
視聴者の皆様へ
関西テレビ放送株式会社
代表取締役社長
千草宗一郎
弊社が制作・放送しました「発掘!あるある大事典II」に関して、8番組について、放送法の「報道は事実をまげないですること」及び「放送事業者は、放送番組の種別及び放送の対象とする者に応じて放送番組の編集の基準を定め、これに従って放送番組の編集をしなければならない」に違反したとして、また他の8番組についても同法違反が疑われるとして、本日総務大臣より「警告」を受けました。
また、今後このようなことを再度生ずることのないよう、「警告」とあわせて、再発防止に向けた必要な具体的措置について1か月以内に報告するとともに、その実施状況について3か月以内の報告を求められました。
当社としましては、これを厳粛に重く受け止めております。また視聴者をはじめ関係者の方々にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
二度と同じ問題を起こさないために、「放送倫理の確立」「コンプライアンスの徹底」を会社再生の柱として、全社一丸となって早急に再発防止策を実行し、一日も早い信頼回復に努めてまいる所存です。
以上
以上転載
総務大臣の警告と言うのは所謂一番厳しい措置だそうで・・・次に同様の事が発生した場合は
放送権の取り上げとなるそうです。
系列局で同様の事があったのですが・・・?
ADHDの子供を持つ親でもあり、施設の職員でもあるクマとしてみれば
遺憾等と言う文言だけの薄っぺらな怒りで済まされない問題ですね。
誤解と差別
これがどんなに厳しい状況か?そしてそれを現代社会で作り上げている一役をマスメディアが担っている事を恐らく彼等は気が付いていないのでしょうね。
あるカテゴリーの中で生きている人間に対して大きなインパクトを与えたと言う事実は系列局の不祥事よりも重い処罰が相当だとクマは思います。
Posted at 2007/03/31 21:47:20 | |
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