ジェットニードル

　ZSキャブのジェット二ドルはバネを介してホルダー内に止められています。細いピンなり打ちへこましなりで上限が決まっています。この車を導入した際、トランクに入っていたガラクタの中に一本のジェットニードルが入っていたのですが、それには上限ストッパーピンに針金が巻き付けられてニードルが余計に下がって突き出すように加工されていました。これをまねてニードル加工を試みました。
　ストッパーピンの下、ニードル頭との間にアルミ針金をへちゃげた断片を挟み込んでやりました。コンマ５ｍｍほどニードルは下がります。
　このニードルをＺＳ１５０キャブに付け、さて、スターターモーターを修理してエンジンを掛けました。結果、若干改善したように希望を込めて感じるのですが、やはりチョークを引かずともエンジンはかかりますし、アイドリングでは濃いようです。基本に戻ってハンダ盛でまた試したいものです。