
お初のキャブセッティング実質変更です。
先ずはアウターベンチュリーのオリジナルがφ32だった事。
標準セッティングでもφ34くらいで行けるはず。あんまり大きくするとスカスカになるので注意。って事で。
先ずはアウターベンチュリーを設計して3Dプリンタで作って見ました。
材料はPETG。
透明しか手持ちが無かったのでそれを使って。
ガソリンがチャプチャプしているキャブなので、沸点超えるような状態は無いはずだし、耐薬さえ持てば、結構このままいけるのでは。
と今は思ってます。(400kmほど走行)
ちょっとは軽量化にもなりますね。
作ったアウターベンチュリーの断面はこんな感じ。φ35mmです。1気筒当たり400ccとしては34mmあたりが上限?なんて思ってるうちに、差が分かるようにと、大きくしちゃいました(笑
絞った後で、風の流れが剥離しないように滑らかに広げます。
で、この後交換して、近所を走ってみる。
問題としては。。。。
1000rpmから一気にアクセル全開にすると、2000回転でストール(笑
ボボボボってそこで止まってしまうかんじ。
2000rpm以降であれば問題無し。
そうは言っても、出来るだけ2アクセルonの2000rpmゾーンを、失火しないようにアイドルアジャストスクリューで調整。
2000-6000rpmは、回転が軽い。
トルクも1割ほど増えたのでは?と思うほど。
この状態で峠道を400k mほど走り込んで見ました。アクセルのツキが良いので、今までよりも走っていて感じが良い。
さて、2000rpmでのストール原因は。。。加速ポンプの燃料で一気にアクセルを開けた時の不足分を補っているという事ですが、その供給量が足りない。という状態なんですね。
今回、アウターベンチュリー径が大きくなってポンプジェットから出るガソリンの量が足りなくなっている、と。
なの大陸のでアリさんで、Sherrybergポンプジェットを購入。番号不明でしたが、買って届いたのは45。これも3Dプリンタで作ろうと思ったのですが、途中で折れるとややこしいので止めました^_^;
左側が新品です。
一応、穴はちょっとだけ大きくなってます。
番号45って、ガソリン出し口の穴の直径0.45mmって事かな?
一回、ワッシャ無しのまま交換して見て走ったら、いい!息付きしません。ギリ息付きしない、ってところかな。
なので本格採用。
ダメだったら穴径を拡大して行くつもりでした。
本格採用に向けて、アルミワッシャが付いてませんのでどうしたものか。
元からのワッシャを移そうと思いましたが、すでに潰れているのでやめました。
100円ショップで0.4mmのアルミ皿を買って来て、穴開けてニッパーでカットしてDカットして作りました。
(今までついていたアルミワッシャーの厚みが0.3mm程度になっていたので、潰し代考えて0.4mm)
改めて交換。
まだワッシャ追加後に走ってはいませんが、これで息付きなし、フィーリングOKなら嬉しいなぁ〜!
めでたし。
追記:翌朝 テスト走行。
失火して回転が上がらなくなるような事は有りませんが、ちょっと段付きを感じる。
アルミワッシャ付けたでガソリン供給量が減ったかな?
番手を50に上げても良いかと思いつつ、ベンンチュリー径をφ44にしても良いかなと。
ついでに何パターンか作って見たい^_^
追記の追記 もうちょっと。ポンプジェットを追加工
ドリルの刃、0.3mm〜0.05mm刻みで20本入りのドリルの刃がDMCに売っていたので、追加工!
現在、おそらく0.45mmで空いている吹き出し口(アウターベンチュリーに顔出す側)の穴を、0.5mmに拡径。
ピンバイスを使って慎重に。
中の破片出しも。
ピンバイス久しぶり。
これは手加工がいいですね。双眼実体顕微鏡の下で作業です。
で、ちょこっと走って見ました。
良いですね。アイドリング1000rpm惰性走行からからいきなりアクセル全開、のモードだと少し息付き残りますが特殊なケース。
他は非常にスムーズ!
あと0.05mm広げても良さそうだけど、アウターベンチュリーをφ34くらいで作ってどっちが良いか確認するまで現状で行きます。
次はナイロンフィラメントでアウターベンチュリー作ろうかなぁ。
Posted at 2025/04/28 21:19:31 | |
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