5/22から始まった外壁塗装ですが、3週間でようやく終わりが見えました。
経過から言えることをまとめると。。
・塗装業者の選定は、結局塗りの職人さんの良し悪し、志しでかなり決まる。
・値段と仕上がりはおそらく直接関連性は無い。塗料グレードが同じなら。私の家でも100切るくらい〜200万超えまで幅がかなりありました。
5社の実際採寸による見積もり結果、トータルリフォームという会社に決定。選択理由は塗料と適正な値段。ですかね。うちは100万レベルで施工してもらいました。
ここのホームページ、値段も出してるし、実際、かなり良い選択だったのでは無いかと。
宣伝料はもらってません(笑)
・施工してくれる人と良く知り合いになる事が重要 helpも下手をしなければok
会社にもいろんな人がいるので、結局人次第。私たちも可能な限りおもてなし。
飲み物の準備や休憩でのおやつ等等、気持ちよくお仕事していただけるように。ここは嫁さんもかなり頑張ってくれました。美味しいコーヒー、喜んでもらって。
・気になる部分(洗浄の仕上げ、雨どいの傾き、クラックのコーキング)はちゃんとやれるなら自分で追加した方がいい。コーキング増し打ちは依頼すると10万コース。実際手間かかります。ちゃんとプライマー塗って。自信なければ業者が困る(保証しにくい)ので注意。上塗り不可のシリコーンシーラーは間違ってもつかわないように。私はNB50を使いました。
あと、下地洗浄はやはりとても重要。
・ヒビ割れのコーキングは、下塗りフィラー(微弾性の厚塗り可能な塗料なら)で結構埋めてくれるが、深いクラックはやはりフィラーでも厚塗りし過ぎは割れるのでコーキングしておくと良い
・気になったら随時話をする。次の工程に進んだら戻りにくい
・塗料は全て少しずつ分けてもらっておくと、後でチョコチョコ修正が可能です。
ってな感じです^_^
以下、ダラダラと。まとめが難しいので。
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クラック:私の家はリシン吹き付け塗装で、その下はパワーボードですが、雨どい固定フックの部分はクラックが入っている事多し。
厚めのゴム手袋でコーキングを塗り込み。
指でしか塗れませんね。。
エッジ部もクラックが発生しやすい。
ただしここはフィラーでも結構問題なく埋まる。
既に自分で洗浄を一度実施して有りますが業者で再度。正直、17年経った壁、屋根は相当時間かけないと(私の近くで見る基準では)綺麗になりません。この洗浄はやはり大事。いくら凄い塗料を使っても、強固な「藻」の上から塗っても、正直密着力は下がるし、塗料が汚れて塗り広がる。
私としては、見た目というより耐久性重視です。
塗料がどかっと持ち込まれます。
直置き嫌なので、台を準備。こちらが気を使うと、相手も気を使って雨避けしっかりしてくれます(笑)
さてアレスダイナミックフィラーで下塗り開始。
見えない所の「納得行くまで塗り」は私も参戦。下塗りがされれば、上塗りされないとすぐわかりますから^_^;
ちゃんと断ってからやりましょうね。&自己責任で。
基礎とのつなぎ目周辺とか
雨どいの裏とか
クラックをコーキングした部位。フィラー塗り後
アレスダイナミックトップで中塗りと上塗り。
1回塗りかどうかは、手触りで厚みが判断出来ます。あとは塗装担当の方とよく喋って、信用できる人かどうかを見極める。担当してくれた人はかなりしっかりやってくれる人でとても良かった。
リシン塗装にコーキングを増し打ちした部分は肌の感じが違ってしまいますが、塗り終わったら気にならない感じに。
屋根の方は、金属板金部分に先ず錆止め。
ちゃんとアレスシリーズの上塗りと相性を確認してあるものを使用してくれています。
同時に、ローラーでは塗れないキワ部分に予め刷毛入れ。
屋根も2回目を塗ると劣化したスレートがツルツルに。この屋根塗料、アレスダイナミックルーフ(2液タイプ)なのですが、かなり良い!ちなみに私は黒銀をチョイス。
濃い色でも反射率が高いので。
そうそう、コグチ、と呼ばれてる、スレートの末端が塗りにくいので、ここ注意です。劣化も激しい部分。
ここで、親業者担当さんと、屋根の梁の板金(屋根の稜線部にある細長いカバー)が、釘で止まっているのだけど、10年以上経つと釘が弱るから、ネジ入れた方がいい、って事を教えてもらい、DIY補強。
ネジはステンのコーススレッド。35mm。
既存の釘と釘の間に打っていきます。
かなり浮きかけていた事も分かりました。
しかし屋根上作業は、暑い。。作業、手伝ってもらったりして、お手数おかけしました。ありがとうございます^_^;
これで一番多い台風被害の可能性がグッと減りました。
ちなみに、ネジ打ち時に途中でネジ側面へスーパーx、完全ねじ込み後にネジ頭にも塗ります。施工後にもう一度屋根塗料を塗ってくれました。
側面へ何十本かねじ込み。結構大変。
いよいよ仕上げで、雨どい等の付帯物。
私の方で劣化した雨どいは予め交換。これは私のDIY範囲です。
水が溜まる勾配不良部位は雨どいステーの位置を変えて。
ちなみに、3.6mの雨どいは、送料が高い。単品は2000円程度でも、送料で1万コース。
コーナー部品とかも調べて購入(間違って再利用になったものもありましたが。。)
穴開けたり。
雨どい塗る前に、高圧洗浄で取れていない汚れは溶剤で仕上げクリーニング。どれくらい意味があるかは分かりませんが、薄ら「藻」が付いてるとやはり密着力下がるはず。
で、完成〜。
最終チェックで、施工親会社がチェック、私も立ち会って。
さて。。。もう一度見るか。って時間かけてみると、見えちゃうんですよねぇ〜。ほんのちょっとした部分が。
(あくまでも普通の人は気にならないレベルだし、そんなことしてたらもう何十万か、私が業者なら頂きます。念のため)
なので、予め貰っておいた 使用塗料全種類小分け(笑) の登場です。
屋根がメインですが、チョコチョコ塗り足して。もう完璧です。
追い塗り前
ほんのちょっとの話です。
主剤:硬化剤、9:1だったかな。ちゃんと混ぜて。
足場から布を取ってあるので久しぶりに結構怖いですね。
この後、凄い雨が降り始め、ヤバ!と思って塗料容器を雨に打たせましたが、密着劣化、溶解等は無さそうで一安心。2液性で水溶性では無い方が、屋根は安心ですね。
さて、このあとは非常用ソーラーパネル取り付け等、足場のあるうちにやっておこう〜っと。
追記:
足場が揺れないように母屋に接触している部位、気になって離してみると、やっぱり汚れ、擦れがあります。
ここは足場を解体する前にタッチアップ。
家にある発泡ウレタンを適当に切って挟んでおきます。
どこの足場屋さんも同じでしたが、もうちょっとコンタクト部位は気を使ってもいいと思うんだけどな〜。
放っておいても業者さんやってくれますが、解体日は天気が悪そうなので予め。
雨だとせっかく塗っても流れちゃいますし。
で、足場解体日。
雨は幸い降ってないうちに撤去完了。
屋根に接していた部分は業者さんの方でタッチアップ。
その後 雨が降ってきましたが、まぁ固まったかな。
しっかり雨を弾いてます。
15年くらい持ってくれると嬉しいなぁ。。。
という事で完成。
あとは支払い^_^
納得いけば気分良くお支払い出来ますね。