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シケイカ★フェンダーミラー将軍・発動篇のブログ一覧

2022年08月21日 イイね!

フジミのL70ミラ製作記


注:こちらも2017年初稿の加筆修正版になります。


幼い頃を懐かしむようになったらオッサンの証なのかもしれませんが、カーモデル作製の神様みたいな方の素晴らしい作品やブログ(是非『くるまのプラモ製作記』でググってみてください)を拝見している内に、子供の頃に上手に仕上げることの出来なかったプラモ熱が再燃しました。

折しもタイミングを見計らったかのように、中学生くらいまで90年代の八幡解体屋のごとく廃車の山を机に築いたフジミ製のL70ミラが再販!!(2022年8月現在、絶版)


キットの構成は、それまで別々だったTR-XXとエアロ仕様の両方のランナーが入った選択式。特に明言こそされていないものの、エアロ仕様はパスタスポーツ製の「パレンテ・マジョーレ・キット」かと思われます。

このエアロ仕様を再現するのにリアスポイラーの無いリアゲートが必要な為、バリエーションキットの「ヴィヴィアンS」用のパーツもホイール以外、全て揃っており、一粒で二度美味しいならぬ、三度美味しいお買い得なキットです。

そう、私の大好きなTRターボを組めと言わんばかり。

黒バンパー、エアロレスなのにターボというのが実に食指。
この仕様の作例は見たことが無いのもあり、ネタ的にもウマウマです。

グリルはTR-XXバンパーから切り出して、NA用バンパーと合体。バンパー自体も下端の張りだし(アゴの部分)が大き過ぎ、シルエットがTR-XX用と大差なかったのでカタログ片手に削り込み。

抜きの関係か、サイドシルも妙に直接的でエアロパーツに見えるので削って絞り込み、省略されてるパネルラインを追加。

このキット最大の難点、リアゲートの分割ラインは瞬着でガチ埋めした後、ラッカーパテで表面処理。

ゲート開口ラインをホリホリ。ちょっとラインがガタついてるので機会があればリベンジしたいな~

TR-XX用アンテナ基部と一緒に、ルーフのモヒカンモール(ドリップチャンネル)が実車だと凹形状なのに凸形状になっているので削り落とし、ホイールハウスの裏を薄く削って、デザインナイフの背でスジ彫りを深くしたらボディの下ごしらえは完了。次はボディカラーを決めなければ。

すっかり昨今では市民権を得た感のあるピンク系メタリックの元祖とも言える「ロゼ・メタリック」が、デビュー当時のL70ミラにはコンセプトカラーとして用意されていました。(S80アトレーにも設定)

「ロゼメタリックは、女性デザイナーの意見を取り入れた、いわゆる仕掛け色。市場にない色で話題性の提供という意味合いもありました」(当時のダイハツデザイン室・主担当者談)

ところが、その意に反して時代が早すぎたのか市場に理解されず、およそ一年弱であえなく廃止。あぁ、この瞬間が昭和ダイハツだね(笑)

ちなみに珍しさだけなら最初の半年弱しか設定がなかったL55系と同色の「イエロー」(青内装)という変わり種も。


そのどちらに塗るか悩んで資料を漁っていたところ、当時の雑誌に「ロゼメタリック」なTRターボの広報車の姿が!!

良い、実に良い!!
この仕様をイメージして製作することに決定しました。

まぁ流石に初心者がいきなり調色とか出来る訳もなく、類似色のタミヤカラースプレーの「TS57・パールライトレッド」を使って、お茶を濁す訳ですが(苦笑)

モチロン80年代の軽カーでパール塗装とか有り得ませんが、ちょっと色味が濃い割には雰囲気が出ているかと。(太陽光だと以外とソレっぽいの)

どころが、ここまで仕上げたところでアクシデント発生。
件の広報車にはリアワイパー(メーカーOP)が無いことに気がついて泣く泣くリテイク。


そんな訳で途中で他のキットに浮気したり中断を挟みながら、なんとか完成に漕ぎ着けました。

<未来之舞。新型ミラターボ誕生>





昭和60年8月登録のド初期型、グレードはTRターボの5MT、ボディカラーはロゼメタリック、ラジオレス、リアワイパーレスの、ナンバー「品川40 ち 36-32」の広報車を再現しました。


⚫️フロントビュー
やや平板な印象を受けますが、比較的実車のイメージに近いのではないでしょうか?

ヘッドライトレンズをメラニンスポンジで軽く研磨し透明度を落とすと共に、リフレクターに細切れにしたミラーフィニッシュを凸凹に貼ることで、透過率の低いガラスレンズ感を出せたのではないかと自画自賛。
接着剤不要のスナップキットならではのピンも目立たなくなったと思います。(今ならレンズはジャンクパーツ削って自作するかな)

グリルは開口してメッシュを貼れば良かったかも。
金型が傷んでいるのか「MIRA」のモールドが消えかけていたので、あまり綺麗にならなかったのが残念。(デカール自作出来たら良いのですが)

⚫️サイドビュー

実車に較べて少しホイールベースが長いような気も。

バンパーとサイドシルを小型化したお陰で、相対的に車高が上がってファクトリーストック感がマシマシ。

ホイールは広報車の履いている12-BタイプOPアルミの再現が困難な為、12-Aタイプに雰囲気の似ている同社製L600ムーヴ純正を履かせています。

敢えてメッキは剥がさず生かしたまま、半艶クリア塗装でポリッシュ感を出したのがポイントです。

キット付属のドアミラーは、あまりに形状が違い過ぎてリアルじゃないので、アオシマ製AE86のミラーを加工流用しています。

厳密には、広報車の初期型は鏡面可動式ミラーとなり、可倒式ミラーの採用は初回のマイナーチェンジ以降になるのでエラーなんですけど。

当時は保安基準で商用車の荷室ガラスに装着が義務づけられていたガードバーもプラ棒で作製。

キットの塗装指示では忘れられているリアクォーターウィンドの黒い縁取り(黒セラ塗装)を再現したのが密かな拘りです。
(リアゲートのスジ彫りがガタガタ・・・)

塗装前に削ったモヒカンモールは、ハセガワの艶消し黒シートで代用。
広報車と同じ、8月の車検ステッカーはエアロ仕様のデカールに含まれていました。

⚫️リアビュー


汗と涙のリアワイパーレス仕様になります。

「TURBO」のデカールは同シリーズのリーザから流用、初心者が無謀にもデカールのクリアコートにチャレンジしたのは良いけど凸凹ですな。

排気穴の無かったマフラーはピンバイスで開口。少しセンターからズレているのはご愛敬。

⚫️内装
一番気合いが入ってるのがこちら。前期にしか設定のないワイン内装です。

ランナーを削ってステアリングコラムのハザードスイッチを再現、ステアリングのダイハツマークや、チョークノブまで書き込む凝りっぷりに自分でも絶句。(でもメーターパネルがTR-XXのままなのは✘)

シフトレバーも、TRターボはキット付属のTR-XX用と形状が異なる為、ジャンクパーツを組み合わせて自作、フロアと一体化していたサイドブレーキレバーを別体化。

フロントシートのヘッドレスト形状が違うので修正、リアシートのシートバックが、5ナンバーのクオーレ並に背が高いのでカットして背を低くしました。

本当はフロントシートとドアトリムにストライプ模様が入るのですが、自分の技術では綺麗に仕上げるのが難しく、オミットです。清潔感>リアリティ(笑)

⚫️シャシ裏
一体成型の癖に実車に極めて忠実なので、セミグロスブラック一色で仕上げるのは勿体ありませんし、頑張って塗り分けてみました。

ピカピカのボディを裏返すと汚れているという、キャラクターモデル的な表現が面白いかと思い、見様見真似のドライブラシでウェザリング。思い出すは辛く苦しい車検整備の日々・・・


以上、初心者なりに出来る限り頑張ってみのですが如何でしょうか?
まだまだ技術的には稚拙ですけれども、それでも手を動かして自分の思い通りの仕様を作り上げるのは楽しいものですね〜
2018年03月11日 イイね!

ハセガワの初代シビックをCVCC1200GLグレードにしてみました。

ハセガワの初代シビックRSを、昭和50年にマイナーチェンジした中期型CVCC1200GLとして製作しました。
今後間違いなく非RSグレードが商品化されるのはわかっているのですが、どうしても我慢できずやってしまいました。こうやって自分の好きな仕様に出来るのがプラモデル製作の醍醐味ですね。





フェンダー形状やホイールも異なる、なんちゃって仕様の割には良い雰囲気に仕上がってるんじゃないかと自画自賛(本家風表現をリスペクト)
ホイールリング付き鉄ちんが北米風味でお気に入りです。

サフすら吹いていないお手軽素組み品(研ぎ出しも最低限)ですが、ドア部のみスジ彫りして、リアのトレッドを狭くなるよう加工。
窓枠とルーフモールは、キットのデカール仕上げだと他のメッキパーツとバランスが取れないのでミラーフィニッシュ仕上げです。
完全にプラモデルを作りなれているユーザー向けの、やり過ぎなくらいに細分化されたパーツ分割のおかげもあって驚くほどリアルに仕上がりました。

ボディカラーは、CVCC1200GLのカタログモデルと同じゴールドを意識してタミヤのチタンゴールドで塗装。(カタログだと分かりにくいので同色の輸出仕様を参考までに)



各エンブレムとフロントのポジションランプ付き大型ターンシグナルは全て余剰パーツとしてキットに含まれていました。

本来ゴールドのボディカラーのCVCC1200GLだと黒内装になるのですが、あまりに模型映えしないので輸出仕様と同じ茶内装にしてしまいました。


ちなみにフロアとルーフライニングにはフェルトを貼っているのですが、完成したら全くわかりませんね。

シャシ裏は燃料タンクで隠れる部分まで、しっかりモールドされていて感動。

実車の構造が勉強できるので、一番組むのが楽しかったポイントです。

初代シティと並べると同メーカーの1200CCにもかかわらず、10年違うだけで別世界の乗り物みたいになってる進化の速さに唖然とします。


最新の商品だけにストレスなくサクサク組めるのは当然として、実車に対する深い愛も感じさせる構成に感銘を受けました。
本当に良いキットです。同社製のN360も組んで並べたくなってしまいました。
2018年02月11日 イイね!

ハセガワの初代シビックRSを買ってきました。

タイトルは本家リスペクトということで(笑)

発売から1ヶ月以上経っていますが、GL仕様に作り変えられている作例に感銘を受け、嫁サマーにバレンタインのチョコのかわりとして、おねだりして買ってもらいました(勿論ジェミニの予算はちゃんとプールしてますよ)


「見せかけだけの無意味なモデルチェンジを行う予定はなく、実質的な改良のみ目指す」と言明し、当時の国産車としては異例の7年という長期のモデルライフとなった人気車だけあって、現役当時はバンダイ1/20、ナガノ1/20、日東1/16、永大1/24など各種キットが発売されていたものの、まさか2017年になって完全新商品で発売されようとは!!

製品化されただけでも奇跡なのですが、個人的に気になる点が色々とあったので、今さらながらレビューしてみるとします。

一昔前のキットだったら一体成型になっているような物までが、しっかり分割されており、意外とパーツ点数は多め。


箱からボディを取り出した瞬間、近所のおじさんが95年頃まで乗ってたブルメタの個体を思い出して涙。


今現在20年落ちのEKシビックを見ても大して古いと思わないのに、当時は凄いクラッシックカーに感じていたのだから、バブル期までの恐竜的進化が凄まじかったのか、はたまた自分がオッサンになっただけなのか真相は如何に?

パーティングラインはCピラー部に2000番のペーパーを当てれば消えそうな物が薄くあるだけ。

全体的なプロポーションも良く、細部のモールドもシャープで素晴らしい。

グリルのメッシュ部が抜けてないのは残念ですが、ヘッドライト光軸調整用の穴までモールドされてます。


シャシ裏の造形もベストで、マスキング不用なパーツ分割も嬉しいポイント。

セミグロスブラックで塗り潰すなんてもったいない事はせず、きちっと電着塗装を再現したくなりますね~

細かくパーツ分割されたインパネは文句のつけようがありません。

ドア内貼りがバスタブ型で少し立体感に乏しい印象ですが、何もモールドが無いようなフジミのキットに比べたら神(笑)

そして70年代臭バリバリの、オーバーヘッドコンソールに食指。


個人的にナンバーポケットの実車と同じ形状のプレス造形もツボです。

RSグレードは2ドア(76.5万円)と3ドア(80.1万円)の両方がラインナップされてましたが、キットは3ドアの方が再現されてます。

おやおや?メッキランナーの不用部品の中には、2ドア用のトランクヒンジが・・・


他に不用部品でトランクボード(目隠し)がありますし、ボディはリア回りの金型も差し替え出来そうなのでバリエーション展開は確実でしょう。

それだけではなく、スポーツ&ラグジュアリー仕様のGLグレード(トヨタで言うところのSR)エンブレムまでもが!!(前述の作例もこれを使われたようです)

元々RS自体、GLベースで外観的には輸出仕様の物を流用したバンパーのオーバーライダー、2連バックランプくらいしか差異がないとは言え、これには参りました。

それ以外にもCVCCエンブレムや中期型用フロントウィンカー、1灯型バックランプやらの狂気じみたパーツ達。



1975年のマイナーチェンジでラインナップに加わったCVCC1200シリーズを再現する事を強いられているんだ!!(集中線)

おそらく今後、初期型2ドア1200GLと中期型2ドアCVCC1200GLの発売は確実な予感。

どうせならパルレモグリーンの後期型1500RSLも作りたいのでバリエーション展開に期待です。

でも流石に、1500シリーズはフロントオーバーハングが長く(実車で185㎜長い)、スカットルの外気導入口のデザインも違っているので難しいかなぁ。

金型的にもフロント部は差し替えが難しそうですし、RSと一部輸出仕様に設定されていたリム幅の広い13インチホイール用に切り欠きが大きいフロントフェンダーは、12インチ仕様の切り欠きの小さいGLだと、どう再現されるのやら。


件の13インチホイール自体は脳汁プシャーな素晴らしい造形なので、いっそ輸出仕様でも再現してみましょうかね~


前後共に、ハブ側にポリキャップ、ホイール側にピンのあるタイプで社外ホイールを流用するには一手間必要。

ところが最後に、RSとして組む場合デカールに残念な考証ミスがあるのに気がついてしまいました。

品川55ナンバーは1973年3月で終了してるので、1974年10月発売のRSだと品川56の筈。実際、広報車やバンダイのキットも品川56ですし。

本当に良いキットなので、イチャモンつけるのは気が引けるのですが、折角ナンバーが選べるのでしたら広報車仕様に組めたら面白いかと思ったもので。(昔と違って自作すれば良いので大した問題じゃありませんが)


あっ!?カーグラ誌の長期テスト車の初期型GLを再現しろって事かも?


しかしながら、赤ちゃんがいるとガッツリ塗装というのが難しいのでいつになったら手をつけられるのやら・・・

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