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シケイカ★フェンダーミラー将軍・発動篇のブログ一覧

2012年07月28日 イイね!

紅白まんじゅうIN岡山 (あぶないルンペニータ紀行)

何シテル?にも記載していましたが、この危ないルンペニータは長野に行った翌週にもかかわらず先週の日曜日に、こちらのブログに載っていたシケ物置シャレードを探す為だけに遥々岡山くんだりまで行ってきやがったんで本当にバカですよね。

情報元のブログに記されていた某国体競技場の建設候補地だったという情報をヒントに犯人(ホシ)の潜伏箇所を絞り込み、ミニパトを再びオーダーされたくないので航空写真で完全に一致する地形を調べ上げて万全の準備を整えてからガサ入れに乗り込みました!

こんなに執念深くて陰湿なヤツがストーカーになったら、さぞかしミニパトの婦警さんも大変なことでしょう(笑)

その上、何をトチ狂ってお友達になりに来たのか、下道オンリーで滋賀から岡山まで行ったので道中は大変でした~

いや別にしんどかったとかいう訳ではなく(そもそも長野も帰りは下道)、あちこちに仕掛けられている罠にイチイチ反応していたのでキリがなかったんですわ~


ナンバー新しかったのでマニア?(この前ヤフオクに出てたヤツかも)
最終型アプローズとか。


誰かさんのズボンと同じコスミックルーフ付きの純正フロントウィンドバイザーが萌え要素な550後期アトレーホワイトパックとか。


エチュードの顔面移植を何度夢想した事か分からない、マツダで一番好きなBFファミリアの後期ワゴン1500XEとか。

でも一番ヤバかったのが、加古川で写真を撮影する間もなく一瞬すれ違った2代目ホンダバラードセダンの前期半リトラ白銀ツートン!!

ボディは錆でグサグサでエアコンは壊れてるのか付いてないのか窓全開でランニングシャツを着た紳士が乗った天然モノでしたが、まさか生き残りがいたとは…

本当はパパラッチごっこで追跡したかったのですが、タイムアウト(日暮れ)までに岡山にたどり着けなさそうだったので泣く泣く断念…(後からスゲー後悔)


そして多大な犠牲(主に精神的に)を払ってついに岡山に到着。

えらく立派なお立ち台に乗せられたターゲットを、あっさりロックオン!

前期型ドルフィントップ(ハイルーフ)の3ドア、九州の御大将がっかりのガソリン車です。


でも2010年春に撮影された情報元の画像ではグリルもヘッドライトも付いていたのに、この破壊されっぷりは一体…(これじゃシケ物置ですら無いや)

後ろに回ってグレード確認。(実は見なくてもわかってたけど)

ノンターボの最上級グレードTXですね~


……
………

と、ゆーことは!?

イースが出るまでダイハツ車で唯一(まゆげアトレーのタコメータークロックは忘れて良いと思うの)だった、悦楽のマテリアル(by四谷ししょー)「エレクトロ・グラフィックメーター」が標準装備されてるグレードじゃなイカ!!


7セグメントのスピードメーターと横バータコメータがデジタル表示され、燃料計と水温計はアナログ表示で、このテクノ感に食指が動きます。

後から追加発売されたガソリン、ディーゼルのターボ車にも、このデジパネがメーカーOP設定されていましたが、そちらはメーターパネル内のライン色がノンターボ車の赤から青に変更になり、1985年のマイナーチェンジ以降はTXグレードもOP設定に格下げされてしまったので、自分も現物は初めて見る超レア装備です。


しかも屋根開き!(前期は鉄板、後期はガラス)

ターボが発売される前に“一番高いの持ってこい”的なオーダーをされたんですかね?



最後に2ショット写真で、まごころを君に。

アクセス路がジャストシャレードサイズの道幅しかなく、片側は深さ2メーター位ありそうな用水路だったので、脱出時のバックは結構怖かったです(爆)

そんな立地条件なので、そう簡単に撤去される事は無いのでしょうが、正直なところ部品取りに使うのにも厳しい状態でした。

それでも、このデジパネだけはオーナーさんを見つけて譲り受けたいものです。

そこで執念深くて陰湿なストーカーの出番な訳ですね。 わかります。


Posted at 2012/07/28 15:25:52 | コメント(6) | トラックバック(0) | シャレードがいっぱい | 日記
2012年07月27日 イイね!

第1回「はちまち」(80年代のまちかどミーティング)

ご報告が遅くなってしまいましたが、去る2012年7月15日(日)に長野県大町市の木崎湖周辺に於きまして“80年代当時のまちかどで普通に見かけたフツーの車達の同窓会”をコンセプトに開催した、略して「はちまち」こと「 80年代のまちかどミーティング」は無事終了致しました!

初めてのイベント主催という事で至らない点も多々あったかとは思いますが、大変濃密な楽しいミーティングとなり開催して本当に良かったと思っております。

それもこれも、ご参加頂いた方々、応援してくださった方々のご尽力あってこその賜物で、心から嬉しい気持ちで一杯です!

皆さま、本当にありがとうございました!!


写真を撮影している余裕がなかったので画像は大虎さんとガリューさんから拝借して、当日の様子をダイジェストで纏めてみました。


当方はせっかくのミーティングだったので、急遽シャレードブランシュⅡを維持費格安の4ナンバー小型貨物に構造変更して(詳細は後日)参戦してきました!



★午前1時頃

流石に日帰りはキツかったので八ヶ岳のコテージを一棟借りて有志数名と前泊したところ、S氏持参の当時モノCMソングLPコレクションがヤバ過ぎて暴徒化!!

KF1レックスコンビ特別仕様車「NANA」のCMソングの桃色タイツが素敵な岡安イカ子(由美子)に食指プレイ!

これからは、あぶないセクシー・ガイと呼んでくれ!!



★午前8時頃

夜の間にコテージ前行き止まりの道に宿泊者が駐車したところ、明るくなってみると不法投棄110番に通報されかねないリアルな光景だったのに爆笑!!

実際、あと10年以上放置プレイして熟成したら滋賀県随一の草ヒロスポット「旧佐和山隧道」前の霊気漂う草ヒロ軍団みたくなりそうですね~(笑)





★午前9時半頃

集合場所の道の駅安曇野松川に向けて出発。


道中は無関係な一般車(ベンツ190E?)も乱入して新車情報88の“いつもの山坂道”に向かう途中の東名高速ロケ的な固有結界で現実を侵食。
みんな大好きアシスタントの豊田規柴子さんと不躾棒は何処!?


「有り得ない速度で走るんです(汗)このおじいちゃんを誰か止めて下さい」(大虎氏談)
きっとおじいちゃんボケちゃってるんですよ(爆)


ETCレーンがなければ本当に当時の光景。

この後、信号をショートカットして裏道に入ったお杉氏が民家の庭先で赤い初代FFファミリアハッチ(BD)と910ブルーバードの冬タイヤを夏タイヤに交換している天然オーナーを目撃!

更には天然モノのPF60ジェミニのZZ-Rとも遭遇で幸先の良いスタートです。




★午前11時頃

主催者なのに集合時間オーバーで到着…(滝汗)

本当にお待たせして申し訳ありませんでした…


うどんやハンバーガーの自販機を置いてそうな80年代のドライブイン的情緒ある風情(当時モノ大型トラックが加われば完璧かも?)

そして、ご挨拶もそこそこに昼食会場まで移動。




★午後12時頃

昼食は信濃大町駅前商店街の郷土料理店「わちがい」さんにお邪魔しました。

こちらは地元食材に拘られた料理の美味しいさもさる事ながら、古民家を改装されたお店の雰囲気がとても良くて、安曇野方面に旅行に行った際には必ず訪問させて頂いております。

今回は、お座敷を貸し切りにして頂き、食事前に自己紹介タイム。


メニューは食材調達の都合で“大町黒豚丼”or“おざんざ”(つなぎに納豆菌を使ったうどん)を半数ずつセレクト形式にさせて頂きました。





★午後2時頃



〈※イメージ画像〉という注釈がつきそうな、もやもやした商店街(by大虎)


昼食後、今回のメイン会場となる某聖地「木崎湖」近くのチェーン脱着場に向けてツーリングを行い、宴の幕が上がりました。




・ご参加者一覧(メーカー・年式順)


《トヨタ》


Sさん A60カリーナ1800ST・EFI


ノイマイヤーさん AE92カローラセダン1600GT


といち☆さん AE92スプリンターシエロ1600GT


N弟さん GX81マークⅡ2000GTツインターボ


高山の(秋)山さん AT210カリーナ1600GT


《ニッサン》


白い変入さんとご家族 B11サニーカルフォルニア1500SGL


No.19さん K10マーチ5ドア1000FT


WAGON/GLさん U11ブルーバードワゴン1800LX


お杉さん U14ブルーバード2000SSS-Z


《ミツビシ》


N兄さん YFギャランΣHT2000CXターボ


サイクロン63さんとご家族 E35Aギャラン1800スーパーヴィエント


《ホンダ》


Tさん AVクイントインテグラセダン1500VX


《マツダ》


大虎さん FC3SサバンナRX-7 GT-X 


《ダイハツ》


トラ蔵さん L55VミラBタイプ


アポロ13さんと息子さん S66ハイゼットジャンボ4WD


あぶないセクシー・ガイさん G11シャレード・ブランシュⅡ


ノヴさん、compagnoさん M101Sストーリア1300ツーリング

《VW》


ガリューさん ジェッタⅡ1800GLi

これでスバル、スズキ、いすゞが揃えば国産車は全メーカーをコンプリートですね~


そして気が付けば、いつの間にか試乗会、撮影会に突入し、当時の雑誌ロケみたいな光景をあちこちで散見。


「最新リッターカー徹底比較テスト・ベストバイはどっちだ?」



別冊モーターファン「新型カローラ、スプリンターのすべて」


シャレードに乗るプロレタリアートを煽り倒すブルジョワ階級のマークⅡとか当時の路上カーストを実にリアルに再現していてイヤんなっちゃう(笑)


時間が許せば、ずっと眺めてられそうな24分の1と32分の1のホットKカーミーティングに愛が止まらない。
ハイゼットはフルスクラッチだそうで、内装やシャシ裏までしっかり作り込まれていて感動!


そして最後の〆に集合写真を撮影しました。(既にお帰りになられた方もいらっしゃったので次回は最初に撮影するようにしますね )

最後になりましたが、改めましてご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!

出来ればこれからも定期的に開催して行きたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

Posted at 2012/07/27 12:51:04 | コメント(12) | トラックバック(0) | 日記
2012年07月08日 イイね!

中華製シャレードのすべて2012

1984年にダイハツと中国の天津市微型汽車(現:天津一汽夏利汽車)との間で交わされた技術提携契約に基づき、1986年からG11型シャレードのノックダウン生産が開始されたのが、現在もロングセラーを続ける中華製シャレードの歴史の始まりでした。

シャレードは中国語で「夏利」(シャーリー)と名付けられ、その価格の安さ、丈夫さ、走りの良さから国民車として愛され、今や天津一汽豊田の一車種ではなく、「夏利」という一つのブランドとして確立された存在となっています。

そんな夏利の進化の歴史を簡単に纏めてみました。


・1990年10月14日
G100型シャレードのノックダウン生産開始


それまで生産されていたG11型シャレードに代わり、初期型ショートバンパーのヨーロッパ輸出仕様をベースとした、G100シャレードの1リッター5ドア車の生産が開始されました。


当初はエンブレム類の差異以外は、日本仕様の最廉価グレードCDに準じた12インチホイール、ビニール表皮のハイバックシートの仕様を生産。



後年、1リッターエンジンのソシアルという他の仕向け地には無い組み合わせの仕様が追加された際のマイナーチェンジで、天津独自のデザインのグリル、日本仕様では中期型の後期以降にGT-XX以外の全グレードに採用された北米仕様と共通のビッグバンパー、13インチホイール、布張りのヘッドレスト分割シートに改められます。


内装はヨーロッパ仕様がベースなのでダッシュボードの助手席側トレイ部分に時計を付ける為の穴があり、グレーの内装色以外にも北米仕様にのみ存在したブラウン系のカラーを設定。


この時代のモデルはオーナードライバーが一般的になる前でタクシー用途に大半が使われた為、北京オリンピックの際に執行された排ガス規制の強化が名目の強制廃車処理により、残存台数は少ないようです。



・1997年12月
最初のビッグマイナーチェンジ


徐々に国産化を進めた末に、ヘッドライト、コーナーライト、ボンネット、グリル、フェンダーなどが新造される天津独自のマイナーチェンジが行われるまでに至りました。


オーナードライバー向けにアルミホイール、カラードバンパーが標準装備の上級グレードを新設定。


オプションのアクセサリー付き車。


5ドアハッチバックはリアゲートとテールレンズも変更。


内装はブラウン内装の色味が明るい色に変更された他、オリジナルのシャレードの上級モデルと同じウレタン3本スポークステアリング、センターコンソールが装着され、上級グレードには木目パネルも採用。


従来の1リッター3気筒エンジンの上級版として、トヨタA型エンジンを基に、日中双方の技術協力によって 中国市場向けに新開発された1、4リッター4気筒8A-FEエンジンも設定。

当時の販売店の様子。



・2000年
夏利2000発売



旧態化したシャレードベースの夏利の後継モデルとして、当時最新型のヴィッツ、プラッツがベースの「夏利2000」の生産が開始されました。

ところが従来のシャレードベースのモデルも値下げし、廉価モデルとして併売が続けられました。



・2003年5月
2度目のビッグマイナーチェンジ


鳴り物入りで登場した新型の夏利2000は、結局シャレードベースの夏利の根強い人気には到底及ばず、プラッツ=「雅酷」→「威楽」、ヴィッツ=「威姿」として、あっさり独立した別車種になってしまいました(笑)

その抜けた穴を埋めるべく、従来のシャレードベースの夏利に156箇所に及ぶ近代化改修を加えた新型車の「駿雅」および「紳雅」が作られました。(従来の廉価モデルの夏利も「老夏利」に改称して併売が継続)


外装はエアロ形状の前後バンパー、マルチリフレクター化されたヘッドライト、クリアレンズ化されたサイドウィンカーなどで大幅に近代化。



ソシアルのトランクリッドも新造形の物になり、テールレンズもクリスタルタイプの物に変更。


内装も同じくノックダウン生産されていたL900ムーヴの部品を多数流用した新造形のダッシュボードとドアトリムに変更され、夏利で初めてパワーウィンドを標準装備。


1リッターエンジン車は従来のキャブレター式からインジェクション化。
オリジナルのシャレードの北米仕様にも1リッターのインジェクション仕様がありましたが、こちらはあくまでも天津の独自開発エンジンです。(これをベースとした1、1リッターエンジンも新開発)



2004年8月8日
3度目のビッグマイナーチェンジ


輸出を視野に入れた、「N3夏利」が夏利シリーズの最上級車種として発売されました。


「N3」は3つのN、national(国民的な)、new(新型の)、nice(良好)な車という意味です


N3夏利が発売された後も老夏利は暫く併売されていましたが2005年には廃止され、それに伴い駿雅、紳雅が「夏利Aシリーズ」として廉価モデルの座に収まる事になりました。


N3夏利はユーロNCAP衝突安全基準に対応の衝突安全ボディとする為、フロント廻りが骨格から新造されて全長が伸びて若干大型化。


中国市場専売の5ドアハッチバックはテールレンズがユーロテール風に変更され、ナンバープレートの取り付け位置がリアゲートに移動しただけなので、まだシャレードの面影が残っています。



しかし、輸出機種のソシアルは衝突安全基準に合致させる為にリア廻りも新造され、特徴的だったホイールハウスのサーフィンラインのデザインも、履けるタイヤとホイールが制限されるので普通の形状に変更されてしまいました。


内装は駿雅、紳雅と同じものですが、衝突安基準合致の為のエアバックを装備。


最新トレンドのミラーウィンカー化。


N3夏利は、中東、アフリカなどに「ヴィータ・N3」として輸出されています。



・2008年マイナーチェンジ

外装はN3夏利、夏利Aシリーズのグリルとダッシュボードのデザインが小変更される程度でしたが、天津独自の新型1リッターツインカムエンジンが搭載されました。


N3夏利に搭載された新型のCA3G2型ツインカムエンジンは、従来までのシャレードのCB型由来のTJ376QE型エンジンのシリンダーヘッドをハイメカツインカム化し、エンジンの最大効率、最大回転力は従来型と比べてそれぞれ18%、16%以上向上、燃料消費率も3.5%以上低下している。(ダイハツのCB70ツインカムとは別物)

そして従来からのシングルカムエンジンも点火方式がダイレクトイグニッション化され近代化。

無理やり感漂うイグニッションコイルの取り付け方法が萌え要素(笑)



・2009年
N5夏利発売


N3夏利の上級車として、ノックダウンではなく天津が独自に開発した「N5夏利」がシリーズに加えられました。




こういう真面目に作られたマトモな小型セダンが日本にはカローラ位しか残ってないんで本当に魅力的に見えます。



・2010年
北京モーターショーコンセプトカー出品


完全新型のN5夏利が発売されたことで、流石にシャレードベースの夏利は年貢の収め時かと思われましたが、北京モーターショーにN3夏利がベースの「TFC-H2」というコンセプトカーを出展して、まだまだ作り続けるゾと強烈にアピール!




.・2012年
ビッグマイナーチェンジ(予定)


そして今年、コンセプトカーTFC-H2のテイストが注入され、N3夏利がビッグマイナーチェンジされる予定です。






こうやって、まだまだ作り続けてほしいところですが、よくよく考えてみれば1980年代の日本で日産オースチンや日野ルノー、いすゞヒルマンなんかが最新トレンドのフルホワイト仕様になって生産されているのと同じなわけで恐ろしい話ですね~


Posted at 2012/07/08 15:34:17 | コメント(13) | トラックバック(0) | シャレードがいっぱい | 日記
2012年06月30日 イイね!

群れる事の出来ない、群れという銘のソシアル

もうゴールしても良いよねと思った矢先にヤフオクに出品されたG102シャレードソシアルを衝動的に購入して1ヵ月が経過しました。

ついカッとなってやっちまいましたが、勿論今でも反省していないです(笑)

なんせG100系シャレードはヤフオクですら売りに出るのが2009年夏の初期型5ドアターボ(本気で欲しかったけど早期終了)以来、店頭売りの中古車に至っては2007年に岐阜で最終型GT-XXが販売されたっきりだったので形振り構ってる余裕なんてありません!!

(5ドアターボは現存7台だそうな)

現車はH3年のマイナーチェンジで、それまでソシアル全モデルとハッチバックのお買い得モデルに設定されていた1,3リッター電子制御キャブレターのエンジンが廃止されて、1、3リッターが全車EEIに統一された後期型の初期モデルでした。

それまで特別仕様車だった(とはいえカタログモデル)SXリミテッドに、ブロンズガラス、運転席肘掛けなどを追加装備して新設された、G100系シャレードの中でも一番豪華なグレードのSRリミテッドなのでニヤニヤです。

今となっては超レア車となってしまいましたが、当時のシャレード1、3リッター車の国内月販売目標3000台のうち、2000台がソシアルだったので意外と販売台数は多かったようです。

その国内市場でシャレードソシアルは、上級思考のユーザーや、シャルマン後継のアプローズがハッチバックになる事に対するセダン思考のユーザー用の受け皿として販売されていました。

ところが実際は、鳴り物入りで乗り込んだ北米市場で低迷する販売をテコ入れする為に、元々セダン化なんて想定して開発されていないのに魔改造して急造した車でした(結局はシャレードとロッキーしか売る物がなくて僅か4年で撤退)

(北米仕様ハッチバック)

(北米ダイハツ総合カタログ)

そうやって無理を通して道理を引っ込めた代償として、皮肉にもセダンにとって一番重要なリアシートの居住性が、群れを意味するソシアルという名前にも関わらず群れて座るのが拷問レベルな狭さになってしまいました。

(ウソ、大げさ、まぎらわしいJARO)

ソシアルのベースとなった5ドアハッチバックのリアシートの居住性は、身長180センチの自分がきちんとした着座位置で座ると、空力優先の低いルーフと空間に余裕の無くなる吊り天井の内張りの為に頭上空間にあまり余裕がない以外は、このクラスとしては充分広くて快適なレベルです。

(比較用の中華製5ドア)

ところがソシアルは、シート背面が立ち上がって前寄りになり、それに伴い座面の奥行も短くなったので、足元は狭くて膝は前席シートにめり込み、直立に近い座角のせいで天井と頭が合体する軽ボンバン並みの名状しがたいセダンのようなモノになってしまいました。(シート単体の出来は大変上等なのですが…)


(同じく比較用の中華製ソシアル。フロントシートを一番前にスライドして、やっとハッチバックと同じ広さ)

メインターゲットの北米市場ではリアシートはオマケでも車格的にセカンドカー、サードカーといった位置付けだったので問題にはならなかったのでしょうが、今でもこのソシアルに根強い人気があって新車での販売が続いている中国では、どういった評価を受けているのか気になります!


(3度にわたるビッグマイナーチェンジを経て、既にシャレードの面影がドアパネルにしか残ってない最新型中華ソシアル)
Posted at 2012/06/30 19:29:03 | コメント(8) | トラックバック(0) | シャレードがいっぱい | モブログ
2012年06月19日 イイね!

これはトヨタですか? いいえ、ダイハツです。

これはトヨタですか? いいえ、ダイハツです。先日の前期タウンエース、中期マスターエースのシケ物置並びに、強いられている関係者しか購入しないダイハツデルタがあれば良いなと念じていたら、なんと後期型ワイド・ワゴンが召還されました!!

2グレード設定がある内、ディーゼルエンジンのみが設定されている廉価版のSEグレード(上級グレードのSQはガソリンとディーゼルの両方設定)で、発進時の動き的に5MTのようでした。

一見タウンエースと同じに見える兄弟車でも、ダイハツはスカイライトルーフをラウンジルーフと呼び変えるだけじゃなく、ガソリンエンジン搭載車が主力のトヨタとは異なり、ディーゼルを売りにしている所にメーカーの個性が出ていて面白いです。

まぁぶっちゃけ、数が出ないのがわかりきってる車なんで売れ筋に絞っただけなのかもしれませんが…
Posted at 2012/06/19 13:34:49 | コメント(7) | トラックバック(0) | ダイハツ | 日記

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「ロシア?のサイトで作画崩壊スペアタイヤカバーの同士を発見。エラー品かもと思ってたけど、案の定こーゆーモンだったのね〜」
何シテル?   07/18 19:25
ほら今日も、まゆげのおじちゃん探してくるよ、シケモク車。
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