平和堂・彦根銀座店 その3(エスカレーター編)
投稿日 : 2014年12月03日
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創業当時の広告イラストとは異なる為、更新されているのは間違いないであろう、1階の封印されたエスカレーター。
現在主流のストレートボディ型なので、わりと新しい物かと思ったのですが、何故か点検者はシンドラー・・・ 昭和の平和堂は大概が日立製なので何かおかしい。
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ひょっとしたら初期に建設された数店舗のみが採用している、現在では存在しないメーカー、MASUDAKIKAI(マスダ機械)製では?
マスダ機械製の点検を引き継いるのが、件のシンドラー(旧日本エレベーター工業)ですし。
4号店の石山にもストレートボディ型のマスダ機械製が存在していたので、同時期に更新されている可能性が高そうですね。
全国的に見ればレアなマスダ機械製ですが、滋賀・京都辺りでは初期の平和堂をはじめ、一部の西友などにも採用例のある、わりとメジャーなメーカーだったようです。
1974年オープンの平和堂10号店は日立製になっているので、それ以前に日本エレベーター工業に吸収されたのでしょうか?
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これだけでも、エスカレーターマニア界隈にとっては大発見かと思いますが、この建物には1966年の増築時に1~3階まで設置されたと思われる、もっと古い機種が残っているのです。
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当時の全照明タイプ(乳白色のパネル部分が蛍光灯で発行)が生き残っているだけでも凄いことなのですが・・・
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TUBAKIMOTO!?
昭和スーパー巡り1件目にして、いきなり発見報告が未だ存在しない新種を大発見! !
おそらく、現在はエスカレーター用の部品を生産している椿本チェーンの事かと思われます。
自動車と同じく、エスカレーター界隈でも黎明期には部品メーカーが本体まで手掛けていた時代があったようで、コレって車で言うと岡村製作所が作ったミカサツーリングみたいな博物館クラス品なのでは?
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木目調シールが昭和の家具っぽい(笑)
当時のエスカレーターは超高級品なので、やたらと作りが凝ってますね~
下にある出っ張りが照明スイッチのようです。
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しまった・・・興奮のあまり点検者を確認するのを忘れてた。
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いやはや、本当にヤバいものを見つけてしまった・・・
流石に手摺りベルトは交換されているようですが、それ以外はタイル張りの床も含めて設置時のままのようです。
見落としが多すぎるので、週末には再調査せねばなりますまい。
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