先日シビックRSの話を聞いてきましたが、RSはMT専用グレードですよね。
MT専用グレードといえば、タイプR(FL5)と比較をしない訳にはいかない?と思うので、少々考えてみました(^^)
まず私が嬉しかった点は、内装がタイプRのようにならなかった事です。具体的にはハンドルがアルカンタラではなく普通の革巻き、シートもタイプRのようなバケットシートではなくEXと同等で、シートヒーターも付いており一安心しました(^^) その他、シフトノブがタイプR同様に少し右側に曲げられている事も良かった。マイナーチェンジ前のモデルはシフト位置が少し左側にあって少々遠かったのですが、これで自然な位置になりましたね♪
ちなみに・・・ですが、2年前に
タイプR試乗後の検討ブログでも書いた通り、私はこのシートとハンドルが苦手です(^^;) もちろん好きな方も沢山いると思いますし、タイプRの内装を否定している訳ではありませんので・・・。
次にRS専用装備ですが、足回りの強化、フライホイールの軽量化などいろいろあります。可変ダンパーを加えてエンジンをパワーアップしたら、タイプRとの違いが無くなってしまう・・・そんな感じですね。しかし、少々やりすぎかもしれません。これらの専用装備のおかげ?で、価格が大幅に上がってしまったからです。個人的にはガソリンEXプラス20万円ぐらいを予想していたのですが、EXの380万円に対し、なんと40万円アップの420万円!と、とっても高額になってしまいました(涙)
この価格を見ると、ハイブリッドEXのサンルーフが付いて431万円という価格が、割安に感じてしまいます。邪推かもしれませんが、サンルーフを外すとRSの方が高くなってしまうので、サンルーフを標準装備にしたのではと思ってしまうような価格設定ですね。
なお、この価格をもって「これなら500万円のタイプRの方を買う」という意見もあるようですが、これはちょっと違うと思います。たしかに70万円の差でしたらタイプRの方が割安だと思いますが、実はタイプRは2年前の発売当初の価格設定のままなので、今回マイナーチェンジしたとすれば、少なくとも25万円アップの525万円となります。さらに、タイプRはLXベースですがRSはEXベースなので、装備面で35万円の違いがあるので、相応の価格差だと思います。
しかし420万円という価格は、マイナーチェンジ前のLXプラス95万円なので、少々ハードルが高い(^^;) LXをベースにRSを仕立てていれば400万円を切る価格設定にできたでしょうが、ホンダとしては、なるべく高い値段で売りたいのでしょう。
今回、MTはRSだけとなってしまったのですが、個人的には345万円のLXにはMTを残して欲しかったです。RSの走りは試乗記などを見る限りなかなか良さそうなのですが、前期型のMTも決して評価は低くなかったので、75万円安いLXにMTを残す意味は充分あると思いますね。
Posted at 2024/10/14 16:26:09 | |
トラックバック(0) |
その他 車関係の話 | クルマ