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画像の部分
悪名高きカプラーです。
今回は、この金属が摩耗したようです。



クイックカプラー金属製のオス側。
（ＣＰＣ社ＺＬＣシリーズ）
この金属カプラは中間（画像でゴム根本部分）で、グルグル回るよう、カシメてあるような構造です。
この部分が、たぶん摩耗し、ガタガタになっていました。
そして、そのガタのすきまからガソリンがダダ漏れ。

アドリング、通常走行は問題なかったのですが、高速走行で漏れていました。
（エンジン左側が真っ赤、でした＾＾；）
燃圧、振動でガタガタ揺れ、漏れまくったのでしょう。

今回、交換から４年でこの有様。
４年以上経過の方、ガタが進行すると、アイドリングで火だるま、かもしれません。
走行中火だるま、ではブレーキも間に合わず、転倒しますから一大事です。
お早めの点検を。

画像で線を引っ張った部分を中心に、オスカプラを
　「折るような方向」
でグニグニ動かして漏れるようなら、即交換ですね。
（新品は動きません。ちなみに、オスカプラ１個５０００円弱です）

ディーラーへクレーム後は、同じバイクを愛する者を守るため、国土交通省へ不具合報告を。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/hotline.html
燃料気化が促進されない冬期にこそ、意味のある改善です。

しかしこのクイックカプラ、既にリコール実績あるだけに、鬼門ですなぁ。
いっそ、カプラ無しが幸せなのかも知れません。