SG5フォレスター、フロントスタビライザー交換のポイント
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
SG系フォレスター(D型)のスタビライザー、フロントの交換をDIYでやってみて私が気が付いたことです。全くのシロウトですので、その辺りはご理解ください。また、同系でもひょっとしたら、取り付け方法等違うかもしれない事を先に断っておきます。
基本的にDIYでの取り付けの参考になればと思い、こちらへ作業工程を書き記しておきます。
画像は明らかに太さが変わるはずのフロントスタビライザーの画像です。
フロント、リアともに太さが太くなるような表記になってますが、どちらも太さ、見た目はあまり変わらないような気がしました。
太さよりも、中身のようで、中空になっている純正タイプは軽さに勝るようです。
クスコの方が、中実タイプで、中が詰まっている分、かなり重たくなりますが、効果もあるのではないかと勝手に思っています。
もうひとつ、よくインプレッションで見かけた取り付けてからの異音があるとの記事もよく見かけられますが、市販の「グリス」をモノが接触する場所に塗りたくったところ、今のところは全く異音もしないようです。
2
フロントのスタビは交換するのが面倒くさいというのが、情報としてたくさん流れています。リアの取り付けをやってみて、何がそんなに問題なのかを以下に記します。
1、車体中央側のフロントスタビライザー取付固定用のブラケットを留めているボルト、ナットがアクセスしづらい。=外しにくい
特に画像拡大図上の赤丸のナットは、ラチェットハンドルやスパナ、メガネ等の工具を使って外すには物理的に無理があるように思います。
※事実、私はこの白丸のナットをなめきってしまい、外れなくなってしまうところでした。このナットを外す場合は注意が必要です。
取付部と別のパーツが隣接し、見えているようでも干渉物が多く、うまくツールがかみ合わず、外せないはずです。
1、フロントジャッキアップポイントである、メンバー中央部を外す手間がある。
と、この2点がリアとの違いのようです。
注:外しにくいのはスタビリンクのボルト、ナットではありません。
3
作業手順としては、
1、アンダーカバーを外してしまう
2、スタビリンクから純正スタビライザー本体を外す。
3、フロントサイドメンバー?を車体から外す。
4、スタビライザー取り付け固定用ブラケットから純正スタビライザー本体を外す。
5、純正スタビライザーを車体から外し、アフターパーツに交換入れ替える。
5、スタビリンク部、→取付固定用ブラケット部→フロントサイドメンバー取付→アンダーカバー取付で作業終了です。
2の外し方としては、リアとさほど変わりませんが、スタビリンクに六角レンチを差込み、空転しないようにして、ナットを外すというところも作業ではリアとの違いといえるかもしれません。リアはメガネを2つ用意して、一方を止め、空転しないようにします。
リア用の整備手帳で確認してみてください。
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画像右がフロントの場合の説明図です。
六角レンチでナット自体が回らないように、留めるようにして回し、外します。
画像左は、フロントのサイドメンバー?でいいのでしょうか?車体の剛性を上げるためのものだと思うのですが、これが付いているために、上記のアクセスし辛いナットというのがまず外せません。
このナットを外す為には次の画像のように全て、フロントサイドメンバー?を外してしまうことをオススメします。というか、そのほうが簡単です。
9箇所の位置でボルト等で取り付けされています。
ゴツいので、取れるわけが無いとあきらめかけましたが、意外に簡単に外れるので、こちらを外した方が間違いないです。
5
サイドメンバー?の画像です。
私はこれを取らずに作業しようとした為、ブラケットのはずし辛いナットのアタマがナメてしまいました。先に必ずこれを外してしまいましょう。
モノがデカイので、17や14といった大き目のサイズのボルトで取り付けられています。しかし、上記位置のボルトをひとつづつ外していけばいいだけです。左右ともに外しますが、作業自体はたいしたことはないです。
追記:GC8インプレッサでも同じ作業をやってみましたが、こんなもん(サポートメンバー?)はやはりついていませんでした。
スタビライザーブッシュの固定金具も1箇所ボルト留め、逆サイドはツメをひっかけるカタチで金具の取り付け方法自体が全く違いました。
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フロント・サイドメンバーに取り付け用のボルトです。
9箇所で留めてあるので、メモ用にどうぞ。
ひっとしたら、間違いがあるかもしれませんがご了承ください。
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スタビライザーは上記2ヶ所の取り付け位置で固定されているだけなので、この状態で一応本体が取れるようになります。
ジャッキアップポイントになるフロントメンバー中央部を外してしまえばさらに作業は楽かもしれませんが、私は外れたスタビライザー本体の角度を変えていけば、簡単に引き抜くことが出来たので、これで対応しました。
タイヤを左右に振ることが出来るのなら、タイヤを振ることで、スタビ本体をいくらでも引っ張り出しやすい方向に引っ張り出せます。
私はスンナリ作業できました。
画像はスタビリンク取り付け部のナットを外したところです。
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フロントのスタビライザーのDIY取り付けが面倒くさいというのが、一般的な意見のようですが、SGフォレスターのD型以降については、確かに外すモノが増えて、面倒だともいえます。しかし、なんらリアと変わらなかったというのが私の意見です。
ブラケット固定取付部のナットさえ、簡単にツールでアクセスできる位置にあれば、もっと簡単に取替え作業ができるのではないかということくらいでしょうか。
私がナメてしまったナットを外すのに使った「トルネード・ソケット」です。高価なものでしたが、これでナメてしまったナットもスンナリ外せました。もし、同じ箇所でナットをナメてしまった方がいらっしゃったらオススメです。
追記:後で調べてみましたが、この「外しにくいナット」はフランジナットというものらしく、締め付けると、チカラがかかり、取れにくい部類のナットのようです。一回使い切りとかで、外す場合は新品を用意しておくのがあたりまえとか....汗。 なるほど外れにくいワケですわ。
追記:この外しにくいフランジナットの裏側に当たり前で、ボルトがあるということになりますが、これがとりあえず、観ただけでは、見えません。そして、現実にアクセスできず、このフランジナットから外すしかないように思います。
ボルト、ナットを外していき、付け替えるだけの作業ですので、是非DIYでトライしてみてください。
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