皆さんこんばんは!
今話題の映画「新聞記者」を観てきました。
今日はその感想です。
あくまで噂ですが、官邸の圧力で映画「新聞記者」の打ち切りの情報?があちこちから出てきてます。
19日までなのかな?
一言。時間があるならば観ていただきたいです。
薄々分かってはいたけれど、日本が民主主義なのかどうか考えさせられます。
以下、ネタバレします。
主人公は松坂桃李さん、シム・ウンギョンさん。
最初は韓流?と思ったけど、表情が素晴らしく、若干片言なのも帰国子女らしく適役でした。
ある日、東都新聞社会部記者の吉岡エリカ(シム・ウンギョン)は、大学新設計画に関するFAXを受け取ります。そこには、黒い目の羊の絵が描かれていました。
一方、内閣情報調査室に勤める杉原拓海(松坂桃李)は、政権を守るために不利な情報をマスコミにリークさせることに疑問を感じ始めていました。
杉原の外務省時代の上司だった神崎(高橋和也)が自殺。そこに内閣情報調査室が絡んでいたことを知ってしまいます。
政府主導で進められた大学新設計画が、実は生物兵器を研究開発することが目的だった、というもの。
産まれてきた子供のために、父親として恥ずかしくない選択をしたいと記事に協力します。
無事記事は流れ、
自殺した神崎の名誉も挽回されたと思ったが…
最後、主人公は実名公表をやめてしまいます。
真実を公表するために、記事が事実だと証明するために、いざとなったら実名公表していいと決心したのに。
これを誰が責められるのだろう。
ここで折れれば、外務省に移動し海外勤務させてもらえる。
家族と幸せに暮らせる。
闘えば潰される。
心に残った言葉は内閣情報調査室のボスの言葉。
「この国の民主主義は形だけでいいんだ」
そうかもしれない。日本の報道自由度ランキングは低い。
だからこそ、自分の目で見たこと感じたことは投票という形で示したい。
全くの私見だけれどお金の流れは嘘をつかない笑
そんなことを再確認する映画だった。