サーモスタット交換

タイミングベルト交換ついでにサーモスタットを交換しました。

右が走行済み品、左が新品です。

6万キロ走っていますが見た目には差が分かりませんね。

今回初めて気づいたのですが77.5度で開弁するのですね。
最近は燃費理由で90度近くまで粘る車種があると聞くので試すと面白そうです。勿論冷却機能が温度制御出来ることが前提ですが…

外し方です。
　サイレンサーと触媒をとれば写真の様になります。
　青丸の二つのボルトで固定されています。
　注意点が一つ
　こちらのボルトは10NMの締め付けトルクでかなり弱めです。
戻す際は気をつけて下さい。

若き頃回し過ぎてボルトねじ切りリカバリするリスクを鑑みた結果、家にいながらレッカーを呼んだ苦い思い出があります。

　もう一つ、サーモケースからラジエーターに伸びた先にホースを固定するステイが、マウントブラケットに固定されています。(サーモケースから20cmぐらい先)
こちらを外さないとサーモケースが動きません。

今回交換したのは以下、
　1.サーモスタット
2.サーモスタット用パッキン(青矢印)
サーモケース用パッキン(青丸)

注意点が一つ
サーモスタットにはジグルバルブなるエア抜き用バルブがあります。
原理上出来るだけ地上から高い位置バルブを置く必要があります。
今回は赤丸にバルブが位置する様に配置しました。
でよくよく見るとサーモケースにちょっとした凸部がありました。(赤丸)

サービスマニュアルには何も表示されていませんでしたがこの凸部の意味を知っている方は教えてもらえると嬉しいです。