ここ数年、間欠ワイパーを使用するとアームが戻るときにガクガクするという症状が出ていた。
アームが上がるまではいいのだが、戻るときに段階的に短く一旦停止するような感じでスムーズではないのである。
停止する箇所でワイパーゴムの跡が付くのでとても見づらいし、「ガ、ガ、ガ」という変な音が出るのでそれも煩わしい。何とかならないものかと常々悩んでいた。
動きが悪いということはワイパーモーターに異常があるのだろうと漠然と考えていたが、なかなか手を出せずに年月だけが過ぎ、雨の日はなるべく乗らない(笑)というのが主な対処方法となっていた。
そんな折、
こちらのページで似たような症状の対処をされているのを見て、これなら費用も掛からないし一度試してみようという気になったのである。
とはいえ記事に行きついたのは冬だったので作業するには億劫であり、暖かくなるまで時合を待ち、作業の必需品であるグリスをAmazonで入手の上、本日決行に至った次第だ。
作業の詳細は別途整備手帳に上げるつもりだが、ブログではいったん全体の感想などを述べておきたい。
結論としては、目的である画像の部品をメンテナンスすることでガクガク症状は治癒されたようだ。数年来の悩みが解消されて非常に喜ばしい。
この場合メンテナンスとは古いグリースをぬぐい取って、新たにグリースアップし直すことをいう。
作業時間は1時間半ほどかかった。
苦労したのはワイパーモーターとそれに連なる一連の稼働ユニットを脱着する工程である。
モーター部分がボディに干渉して外すときも戻すときも向きや力の加減がわからず往生した。
日差しが強い中での作業だったため、日陰になる箇所が余計に暗く見えて、どこがどう当たっているのか見当が付きづらかったこともあるだろう。
モーター部分を覆っている樹脂製のパーツに若干力をこめて変形させるように押し込んでなんとかなった。
稼働ユニットを上から覆っている樹脂カバーはトルクネジ(T20)で止められており、工具を持っていなかったので今回新たに調達した。
それ以外は先達の整備手帳を参考にしたおかげで予想以上にスムーズに作業を進めることができた。
お会いしたこともない方だが感謝に堪えない。インターネットの有用性を感じる瞬間である。
今回のオチとしては、最後にワイパーアームを付け直す際にトラブったことだ。
なんと運転席側のアームの根本のネジがうまくはまりきらず(というのか・・・)、ワイパーブレードが若干浮いた状態で止まってしまうのである。
どう力を入れても隙間は埋まらず、しまいには金づちで軽くたたいてみたがそれでもダメだ。
やりすぎて取り返しがつかなくなることを恐れて、今日のところはそのままにしてある。
なので、このままでは雨が降ったら乗れないということだ。
(いくらかはワイパーが利くとは思うが、やってみないとわからない感じである)
以上、チャンチャン♪
(2017年4月25日追記)
本文中リンク先のブログ主様にコメントいただき、アームの取り付けをやり直してみたら、なんとかうまくはまった。
とよ@155様ありがとうございました。
なんと、運転席側と助手席側のアームを逆に付けていたことも判明し(汗)、我ながら作業の詰め(取り外し時の位置確認など)が甘いなあと嘆息するのである。
Posted at 2017/04/23 18:19:01 | |
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