
5月13日に行われた911蛙クラブ第二回ミーティングに参加してきました。
今回は関東支部ではなく
本部のミーティングです。伊勢・鳥羽に遠征してきました~!
色々とありましたのでかいつまんで書いたつもりでしたが、長文になってしまいました。要約すると
「走った。見た。楽しかった」
で終りなのですが、それじゃアンマリなのでおヒマな方は駄文にお付き合い下さいませm(__)m
-----------------------------------------------------------------------
片道500kmの旅に出発する前に給油したついでに空気圧をチェックしたら、左リアだけかなり低いです。今までも若干低めの傾向でしたが、左リアは熱源に近いからそんなものかと思っていました。多少のしこりが残りますが、これまでも何とかなってきたことだし、
今回も何とかなるでしょう。(←人生舐めてますね)
今回は前日に出発します。東名高速道路は渋滞という程ではないですが、かなりの混雑でした。春の全国交通安全運動期間中ということもあり、某国家機関のクルマが集金中かもしれないので、流れに乗ってチンタラとゴー・ウエストです。
仲間と走るのも楽しいですが、一人旅もまた別種の楽しみがあります。
色々なサービスエリア・ハイウエイオアシスに立ち寄り、各地の物産やお土産を物色したり、まさに物見遊山してました。そして三重県に入り、一日目の旅は終了。ホテルへチェックイン。
翌13日の朝、天気は
曇です。雨の予報もありましたが、くろよん印のテルテル坊主の絶大なる効果により天候はドンドン回復して行きました。
第一集合場所の某SAへ着くとすでに
ポルシェ996S会長の
996GT2、
ファラオさんの
996GT3が待っていました。
でも、とりあえず私は空気圧のチェックです。
う~ん、やはり少し下がっています。
今日はゆっくり安全運転を心がけることにします。
空気圧チェック中に
997GT3に乗った
牛蛙さんご夫妻が到着。フロントが虫の死骸で真っ黒です。一体どういう速度で走ってきたのですか?(笑)
ところで、ファラオさんには初めてお目にかかりますが、彼のGT3は
ギミック満載で、男の子(オッサンを含む)ならば大喜びです。本当に面白いです。詳しくは
ファラオさんのウェブページを見てください。
会長のGT2も単なるGT2ではなく全部に手が加えられていて、
500馬力だそうです(汗)。くろよん号2台分のパワーというモンスターマシンです!
そういう意味では牛蛙さんの997GT3RSは
限りなくノーマルに近いです(爆)。
ここでの集合は4台だけのようです。くろよん号を除く3台はGTの後に2とか3とか3RSとかが付くスーパーポルシェです。お手柔らかに頼みますよ~。
SAの給油所で給油と同時に空気圧を調整してもらいました。
「パンクしとるで~(キッパリ)」
どっひぇっ~!!
けど、今更どうにもならないし、今日一日くらいならば、超ゆっくり走れば大丈夫でしょう(←何の根拠もないけど)。会長も「ゆっくり走る」と言っているし…。
ヂツはリアタイヤにはスリップサインも出ています。遠征がなかったらタイヤ交換に行っていたハズでした。
とにかく無理は禁物です!
「
ゆっくりと走ろう」心の中で再確認します。
次の目標は伊勢神宮です。駐車場の場所もしっかりとレクチャーしてもらったので遅れても大丈夫です(という気がします)。
さ~、出発です。
道は思いのほか混雑していました。追い越し車線が全く機能していない状態です。
しかし、南下するにつれ徐々に道は空いてきて、トンネルに入ったところで997GT3RS牛蛙号がしかけました。
は、はえ~!!Σ(゚Д゚;
一瞬で視界から消え去ってしまいました。
追従する996GT2会長号。これも鬼のような加速です!!
お~い、待ってくれ~
今日は「ゆっくり」じゃないのですか?それともこれもでゆっくりなのでしょうか?(泣)
これに対し私がどういう行動をとったかはあえて書きますまい…。
やがて伊勢神宮に到着しました。何度も来ているという牛蛙さんを駐車場に残し、私たちは参拝へ行きました。門前町を歩いて境内へ突入。
広いです。しかも、綺麗に掃除されています。
本殿はさぞかし
キンピカな
ケバイ壮麗な建物なのでしょう。期待が高まります。
ところが、建物奥のほうに隠されていて見ることができませんでした。
しかも写真撮影禁止です。なんて心の狭い神様なのでしょう。チェ~ッ… ( ̄、 ̄)
参拝を済ませて駐車場に戻ってくるとポルシェが増えていました。
ポルさんの
997カレラS、
FULLさんの
993カレラS、ポルさんのお友達の方(?)の
ケイマンSです。
挨拶もそこそこに今度は鳥羽展望台へ向かいます。これからは一般道なので、はぐれたらそこで試合終了です(私は方向音痴なもので解散までにたどり着けない恐れがあります^_^;)。
待避所で隊列を整えること数回。
暑すぎも寒すぎもしない陽気の中、緑あふれるワインディングを快走します。
レブリミットぎりぎりまでエンジンを回してガンガン走りました。楽しいです!
とはいえタイヤが心配なので速度は抑えていました(ホントですよ)。
鳥羽展望台では太平洋が一望できる絶好のロケーションでした。しかし、この頃には太陽も出てきたとはいえ、大気の透明度が悪く海と空の境がはっきりと見えませんでした。快晴ならば渥美半島が見えるらしいです。
目の下は断崖絶壁、複雑に入り組んだ海岸が見えます。私の住む横須賀の海とは全く違います。こういうところで余生を過ごすのも良いかもしれないですね~。
ここには広い駐車場があるし、走りを楽しむこともできるので走るのが好きな人たちには垂涎の場所かもしれません。
やがて
997ターボで
mimurinさんご一行が合流しました。mimurinさんも関東からの遠征です(お疲れ様です!)。
これで全員集合しました。最終的に
総勢8台(12人)となり、食事・歓談タイムとなりました。
食事は
Vista Mareという海が見えるレストランでしました。私は鯛めし膳(\1,880)を頂きました。私にとって手痛い出費ですが、味・量ともに申し分ありませんでした。美味しゅうございました。ご馳走様でした。
食事後はお決まりのポル談義です。改めて皆さんの愛車を見せて頂きました。
どのポルシェも個性的であり、一台として同じものがありません。
オーナーさんたちがポルシェに注ぐ愛情が強く感じられます。
ファラオ号のギミックに感心し、
ポル号のエアロパーツ(リンスピードにハーマンです!)にタメイキをつき、
くろよん号のピラーバーを見せびらかし、
エアフィルターの色に一喜一憂し、
ナンバーの理由で爆笑し、
………
……
…
いつまでもポル談義を続けたかったですが、もう時間です。
再開を約して1台、1台去って行く方たちを見送り、そして最後に残った私たちも帰途につきました。
ファラオさん、ポルシェ996S会長と別れた後はタイヤを労わるために1.0コルナゴ
(注:コルナゴC40さんの走る速度を基準とした速度単位です。colとも書きます)のペースで東を目指します。
次から次へと追い越され、または、追い抜かれて行きます。
なるべく後ろと右は見ないようにして、踏みたいのをじっと堪え続けます。
これは消耗戦です。
1.0colがこんなに疲れるものとは思いませんでした。
もう2度とやりたくないです…ヾ(≧∇≦)〃
途中、2度エアーの補給を行いつつ、いつもの倍くらいの時間をかけて帰宅しました。
かくて伊勢・鳥羽1000kmの旅は終了しました。
参加された皆様、お疲れ様でした。
今回もすばらしいミーティングを設定してくれたポルシェ996S会長に深く感謝します!
今回もポルシェ乗りの方たちは皆良い人であることを確認できました。とても充実した旅路でした。
次回は
自称、関西支部広報部長の
出所帰国を祝って
PINK杯の予定(7月くらい?)です。
今回、参加できなかった方たちも予定を空けておいて下さいね。
※この文章はフィクションです。実在の登場人物・車両と似ていても無関係ですし、誇張表現がふんだんに取り入れられています。信じてはいけません。
参照:
お伊勢参り(1)-ポル編-【フォトギャラリー】
お伊勢参り(2)-旅情編-【フォトギャラリー】