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くろよんのブログ一覧

2007年08月26日 イイね!

シート騒動記(解)

シート騒動記(解)たかがシートの一脚くらいサクッと取り付けられるに違いないと思い、これまでに培ってきた僅かばかりの経験とメンテ本や他人様の取り付け記を濃霧の中のフォグランプとばかりに取り付け作業に挑戦した996GT3タイプバケットシートは、取り付けマニュアルがないという小さな山を汗にまみれながら草木を刈り取りつつ乗り越え、ついにあるべき場所にデデ~ンと納まってくれたのでしたというのが、これまでのお話です。

苦労はしたけれど座り心地は上々で満足度の高いお買い物+ピット作業でした。
しかし、問題点も残っています。
1.ローポジになっていない
2.前後スライドレバーの位置が悪い
がです。要するにシートレールに問題があったということになります。
今更、苦情を言ったところで始まらないので、問題解決のために前向きに取り組む所存であります。
泣き寝入りが得意技の私ではありますが、蟷螂の斧を振り上げるくらいの抵抗を試みることもあるのですよ~。


まず、の方ですが、スライドレバーのパイプが短すぎることが原因です。いずれ長いパイプを折り曲げてワンオフで製作してみようと思っています。

で、今回のターゲットはです。

私のシートはサイドステーにシート本体を取り付け、サイドステーをシートレールに取り付ける形式です。
シート本体は側面に2個所(左右で4個所)のボルト穴(8mm)があり、ここにサイドステーを取り付けるようになっています。
サイドステーはL字の形をしていて、L字のl(側面)の部分にシート、_(底面)の部分にレールを固定するようになっていて、一般的なフルバケ用のものらしく見えます。
ステー側面のボルト取り付け穴(ミゾ)が前後に3個所ずつあり、シートの高さ・角度を3×3=9段階に変えることができる構造になっています。

しかし、実際に取り付けてみるとステーの底面とシートの底が干渉してしまい、前は2段階しか調整できず、後は1個所しか取り付けられませんでした。

この状態ではノーマルシートとほとんど高さは変わりません。
フルバケの楽しみの一つローポジにならないのはなんともツマラナイです。

購入前に業者さんに
「シートポジションはノーマルよりも低くなりますか?」
と聞いたら
「シートの高さは調整可能です」
という微妙な答えが返ってきたのが思い出されますが、今にして思うと分かっていて答えをはぐらかしたようにすら思えます。

それはともかく、現状をどう打破するかです。
シートとレールの構造をよ~く観察をしてみると、サイドステーのL字の_の部分(底面)がなければ、もう1段階ポジションを下げることができそうです。
じゃあ、ボルト留めに必要な部分を残して切ってしまいましょう。

てな訳で、またもやシートを取り外し、家の中へ持ち込みます。
ノーマルシートと比べると軽量ですが、何度も移動させるのはチト大変です。
願わくはこれが最後の移動であることを!

サイドステーを取り外し、狙いを定めて、ノコギリで切ります。
切るべし、切るべし、切るべし・・・
しかし、硬くて、全然切り進みません(滝汗)。
休憩を含めて、切り落とすのに数時間かかりました。
腕がガクガクです。
ふぅ~~~!!

これでステーがシート底に干渉しなくなったハズです。

サイドステーをレールに固定し、再びシートを
・・・あれ?届かない
今度はステーをレールに固定している六角ボルトがシート底に当っています。

・・・( ̄  ̄;) う~ん

これは予想外でした(←ちゃんと計画を立てないとこうなります)。

頭が半球型になっているナベネジならば、干渉しないかな?

いつものようにホームセンターへ。ただし、今回は気分を変えていつもと違うホームセンターへ行ってみました。
ネジコーナーでネジの種類の多さに戸惑っているときに目に付いたものがありました。
超低頭キャップ。
頭の部分が薄い(←誤解を招きそうな言葉ですね)キャップネジです。
「これだっ!」
便利なモノがあるんですね~。さすが21世紀ですね~。

早速、購入して帰宅。作業を再開します。

超低頭キャップネジの六角穴のサイズは4mmでした。これまで入手した8mm径の六角穴付きボルトの六角穴のサイズが6mmであるのに対して一回り小さくなっています。ネジ頭が薄いために大きな六角穴を開けられなかったのでしょうか?

前の方は普通のボルトを使い、後だけ超低頭キャップネジを使ってステーをレールに固定しました。
そして、シート本体に取り付けてみると・・・・・・・
□ _( -"-)_ セーフ!
寸毫の隙間しかありませんでしたが、接触していません。

「僕の勝ちだ」
新世界の神にでもなったような気分です(笑)。


シートが可能な限り寝かせた状態になるようにステーを固定し、涼しい室内作業を終了し、冷房という文明の利器の未だ及ばない駐車場に会場を移し、一個隣のオバサンに怯えながら、最終ステージであるシートの車内への設置に取り掛かります。
汗をボタボタ垂らしながらの重労働ではありますが、何度もやっているので不安は全くありません。
わずか数分で取り付けは完了しました(オバサンにもかち合いませんでした)


ところで、この日(土曜日)は某所で夜会の予定です。
もうすでに時間的な余裕はないので、取り付け状態のチェックは某夜会に向けての走行中に行うことにして出発です(←良い子は決してマネをしないように)。

目線が・・・・・まぁ、わずかに下がりました。実際に2cmも低くなっていないのでしょうがないですね。その代わり一瞬で馴染んでしまいました。

座面に角度がついたのでペダル操作はやりやすくなりました。
この角度ならば「ひぃるあんどとぅ」というやつもできるかもしれません(今度、練習してみようっと)。
しかし、若干ステアリングの位置が遠くなり、本気モードに入ったときに肩が浮いてしまいそうです。
ターンシグナルの操作が若干やりにくくなるのですが、スペーサを入れましょうかね?


これ以上ローポジにするためにはサイドステーを直接ボディに固定するか、この方のようにボディを加工しなければなりません(どちらもやりたくはないですが…)。
とりあえずできることは全てやったので、大満足です!!


参照:
シートレール加工 【整備手帳】

シート騒動記(前編) 【ブログ】
シート騒動記(後編) 【ブログ】
996GT3タイプフルバケシート取り付け 【整備手帳】



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オマケ

996GT3タイプのバケットシートのポジションを低くできない理由は、シートの幅がレールの幅より広いからです。
図示すると↓のようになっています。

996GT3タイプのバケットシートはローポジにできない代わりに快適性を保っているのでしょうがないですね(若干ローポジにはできますが)。

SP-Gなど「シートの幅<レールの幅」のシートは頑張ればかなりローポジにできます(サイドステーの向きが逆なのがミソ)。
ただし、964の場合はECUの移設が必要になるかもしれません。
Posted at 2007/08/26 23:03:43 | コメント(10) | トラックバック(0) | ポルシェのメンテナンス | クルマ
2007年08月23日 イイね!

シート騒動記(後編)

シート騒動記(後編)前編のあらすじ)暑い日の作業は慎重にやりましょう。

※全てを書くと滅茶苦茶長くなるので、後編は3日間に渡るの物語のダイジェスト版をお届けします。

996GT3タイプフルバケットシートが届きました。
この製品は996GT3「タイプ」というのがミソで、要するにコピー商品(←レカロ製ではない)です。
レザーの質感はイマイチでしたが、床に置いて座ってみたところ座り心地は悪くはありませんでした。
しかし、GT3の純正シートよりも若干狭いような気がします。さらに、身体を傾けると一緒にシートも一緒に歪みます。捩れ剛性が低いのでしょうか?
ただし、重さは8kgしかありません。片手で楽に運べます。

シートレールは別便で届きました。
相変わらず説明書がないのでカンで組み立てろ!ってことですか?
六角穴付きボルト4本とワッシャー3個が付属していたのですが、これはどこに付けろというのでしょう?てか、ワッシャーが1個足りませんが…?
前後・上下すら良く分からないので家の中で組み付け方を試行錯誤していたら、レールの隙間からワッシャーがポロリと出てきました。
( ´△`)アァー良かった。

しかし、五里霧中であることには変わりません。
付属のボルトとワッシャーはシートにサイドステーを取り付けるのに使うのであろうと想像判断して、とりあえず、家の中でサイドステーだけシートに取り付けました。
シートの高さは前3段階、後3段階に調整可能に見えましたが、実際にはステーがシートの底に当らないようにするためには後は3段目のみ、前は2・3段目のみしか使えませんでした。
その代わり前後には多少調整できますが、これはほとんど意味ないですよね~。

サイドステーとレールはホームセンターで買ってきた8mm×15mmの六角ボルトで留めました。平ワッシャーとスプリングワッシャーの両方を使ったので15mmの長さだとギリギリでした。
なお、左右のシートレールの間隔は41cmです。新シートレールでは最大に広げた状態で丁度41cmでした。これはレカロシートの標準の幅のようです。

次にシートの位置調整用のU字型のパイプをレール間に取り付けます。
・・・・が、全然サイズがあっていません。
小さすぎです(滝汗)。

足で踏みつけ、無理やり広げて取り付けましたが、取っ手(?)の位置が奥の方になってしまい、ものすごく操作がやり辛いです。

色々なところがいい加減な製品です。

これで室内でできることは全て終わりました。
場所を駐車場に移して、いよいよシートの移設です。

すでに簡単に回るように緩めてあった純正シートレールの六角穴付きボルト(ネジ径は8mm、六角穴は6mm)を全て外します。
シートがジャマで六角レンチで一気に回すことができず、チマチマと30度くらいずつ回さなければならず大変でした。
面白いことに後のボルトはワッシャーが1個なのに前はワッシャーが2個でした。どういう意味があるのでしょうか?

ボルトが外れたら、シートを傾けてシート下の二つのコネクタを外します。
ひとつはシートの高さ調整のための電源、もうひとつはシートベルトチェッカーです。
もうひとつブラブラしているコネクタがありましたが、これはシートヒーター用でしょうか?それとも前後調整用の電源でしょうか?

ノーマルシートは大変に重いので外へ出すときにボディにキズをつけないようにするために、念のためにサイドシルにボロ布を敷くのがお約束です。
メンテ本によると、引っ張り出し方は、まずシートの下部を支点にして、上部をドア側に引き倒し、次いで、レール部分を持ち上げ外へ出すそうです。
しかし、実際にやってみると座面がステアリングに引っかかり、そのせいで危うくボディにキズをつけてしまうところでした。
重いといっても持ち上げ難い形ではないので、素人は下から引っ張り出す方が賢明ではないでしょうか?

ノーマルシートからシートベルトアンカーを外し、フルバケシートに移設しました。
これでノーマルシートの役割は終わりました。ご苦労様でした。


ついにフルバケシートの挿入です。
まず、シートの上部から先に車内に突っ込み、次いで下部を慎重に据え付けます。
非電動シートなので配線を繋げる必要はありません。シートベルト警告灯の配線も繋がないことにしました。

気分一新のためにホームセンターで購入してきた六角穴付きボルトで留めます。純正は長さ20mmでしたが、狭いところで回すのが大変なので15mmに変更しました(笑)。
なお、レールの幅が狭いためワッシャーは使えませんでした。
さらに、シートレールの穴の位置関係により、4本のボルトでしか固定できませんでした。
強度的にはこれで大丈夫そうですが、時々、緩みがないかチェックをした方が良さそうです。


とりあえず取り付け完了です!
パーツが揃っていて、やり方を知っていれば30分くらいでできる作業でした(←とかいているということは、何時間もかかったということです┐(~ー~;)┌)


さて、996GT3タイプのフルバケシートは肩から頭部にかけて幅広なのでノーマルシートと比べると非常に大きく見えます。
残念ながらポジションはノーマルシートとほとんど変わっていません。その分、運転に違和感は少ないですが…。
シートの前後調整用のバーははやりかなり使いづらいです。
この辺は涼しくなり、かつヒマができたらDIYで修整してみようと思っています。

肝心の座り心地ですが、オーダーメードであるかのように身体にフィットします。
取り付け前はねじり剛性が弱いかと思ったのですが、レールに固定してしまうとピクリとも揺るぎません。
クッションも硬すぎず、柔らかすぎず丁度良いです。
フルバケにするとお尻が痛いという人もいますが、そんなこともありません。
ノーマルシートと比べると地面からの震動をダイレクトに拾ってくれて、運転が楽しくなります。
もちろんコーナリングで手足を踏ん張らなくても良く、楽チン、楽チン。
これは良いものです!

ただし、後部座席へのアクセスはほとんど不可能です。
肩の張り出しがあるために右リアシートには全く手が届きません。わずかに運転席と左リアシートとの間の空間に手が届くのみです。
そして乗り降りは多少し難くなりました。前後調整バーが使いづらいので、シートを引かずに乗り降りしていますが、とりあえず何とかなっています。
左隣にクルマを停められちゃうと出入りができなくなるかもしれないです。


フルバケシートのもう一つのメリットは軽量であることです。
964のノーマルシートは23kg(レール込み)でした。
それに対して、新シートは12kg(レール込み)です。
これまでに30kgくらいダイエットして来たので、これで約40kgのダイエットとなりました。
964カレラ2MTの重量は1,350kgなので、1,200kg代が見えてきました!
ちなみに964RSは1,210kgしかないです。

毎度、同じようなことを書いているような気がしますが、シートの交換も一度経験し、やり方を知ると簡単なことなのですが、知らないとかなり苦労します。
私は家と駐車場との間を何度か往復し、試行錯誤の果に取り付けに成功しました。しかし、未だにベストな状態にはなっていません。
可能ならば経験者にコツを聞いてから作業を行うのが良いかもしれませんね。
もっとも、分からず悩み、そして発見するという過程また楽しいものではありませすけどね(笑)



ところで、ダイジェスト版で省略された内容は
・2個隣の駐車スペースのオバサンとの対決(2回)
・付いてて良かった、ピラーバー
・サイドステーの向きを間違えた
・風でシートが転んで傷ついてしまった(泣)
・シートベルトアンカーが外れないぞ?
・ECUボードの下から160円発見
・左後ろのボルト穴はダミーか?
・あれ?できない → やりなおし(何回も!)
・ローポジにならなねぇ!
などなどです。どれもネタとしては十分なのですが、キリがないので今回は泣く泣く割愛しました。


※シートの取り付けに際してはロドス太郎さんの整備手帳『RECARO SP-G 取り付け♪』を参考にさせて頂きました。ありがとうございました。


参照:
シート騒動記(前編) 【ブログ】
996GT3タイプフルバケシート取り付け 【整備手帳】
Posted at 2007/08/23 22:42:26 | コメント(17) | トラックバック(0) | ポルシェのメンテナンス | クルマ
2007年08月23日 イイね!

シート騒動記(前編)

シート騒動記(前編)ポルシェいじりがライフワークになりつつある昨今ですが、私は走り回るのも好きです。
峠を攻めるとか、首都高をグルグル回るとかじゃなくて、ポルシェの中で空冷フラットシックスの鼓動に包まれているのが好きなのです。
その間はいうまでもなくシートに腰掛けているわけです。
シートはクルマの中でもっとも身近な存在であります。

さて、ポルシェのシートはノーマルでもレカロ(RECARO)社製です。
レカロはポルシェのスポーツカーシャーシを作っていたこともある会社ですが、今ではクルマのシートメーカーとしてトップブランドとなっています。
964のノーマルシートは適度なホールディング感があり、何時間乗っていても疲れません。流石レカロシートです。
とはいえ、製造から16年・10万キロも走ればシートもくたびれて来ているというもの。
どこが悪いのか分かりませんが、ガタツキもでています。
調子こいたコーナリングの最中にシートからずり落ちそうになるのも困りものです。

「シート交換をしたい」ということは以前からブログに書いたり、オフ会で話をしたりしていましたのでご存知の方もいらっしゃると思います。
いつもは衝動買いに近い勢いでパーツ購入をしている私ですが、今回はかなり慎重です。色々な方のシートに座らせて頂いたり、ショップで考える人のごとく座り込みを実施したりして数ヶ月間検討を重ねました。
試乗(?)させて頂いたりや相談に乗って下さった方々、ありがとうございました。
数多くのシートに試乗しましたが、しっくりと来たのは996GT3のフルバケシートとあるセミバケシートだけでした。

フルバケは軽いし、ホールド感抜群。でも乗り降りが不便。
一方、セミバケはホールド感そこそこ、乗り降り楽チン、でも重い。
さあ、どうしましょうか?

結局、安い方を選んでしまったのですが、この方がレカロSP-Gを取り付けたことやこの方の「フルバケにするともうノーマルシートに戻れない」が最後の一撃でした。

で、996GT3タイプのフルバケットシートを購入しちゃいました!

とはいえレカロ純正品は私ごときが買える金額ではないので、コピー商品です(笑)。
996GT3タイプを選んだ理由はサイズがピッタリだったからです。
フルバケの定番といえば、レカロSP-Gですがエコノミークラス症候群になること必至のナローサイズです。レカロもポルシェもドイツのメーカーだし、最大市場はアメリカだというのになぜかシートサイズは東洋人向けなのですよね~。
996GT3シートは世界標準サイズなのでこれを選ばざるして他はありません。


さて、ブツが届く前に一つだけやっておきたいことがありました。
シートレールを留めているボルトを緩めておくことです。
事前調査(メンテ本やここ)によると、このボルトがとても硬くシート交換の最大の難関らしいです。
これさえクリアしておけばシートの取り付けは簡単らしいです。

シートを目一杯前に出すとシートレールを留めているネジ径8mmの六角穴付きボルトが見えます。これを外すのですが、本当に硬いです。
うぉりゃ~~
力を込める度に汗が噴出します。
シートの後に4個、前に2個あるボルトのうち、4個目がどうしても緩んでくれません。
せ~の~、フンッ!
一際力をこめると
グニャリ
すご~く嫌な感触が・・・・(冷汗)
お~まいが~!!!
やっちまったぜぃ
舐めてしまいました。
メンテ本の
「作業をミスるとネジをナメてしまい、二度と外せなくなる可能性もある」
という記述がフラッシュバックします。

作業中断・・・・・・(涙)


眠れぬ夜を過ごし、翌朝、国産車時代にお世話になっていた近所のクルマ屋へ向かいました。
シドロモドロに事情を説明するとすごく感じの良いメカニックの方が
「任せないさいっ!」
とばかりに対応してくれました。
メカさんが取った方法はタガネで叩いて、ボルトを回すという方法でした。
最初はポンチのような小さなタガネを使っていたのですが、それではビクともせず、幅が1センチくらいある杭のようなタガネに切り替え
ガンガンガン・・・・
「回りましたぁ\(o⌒∇⌒o)/」
この瞬間、メカさんの頭から後光が見えました。感謝です!
一度回ってしまえば後は簡単です。プライヤで少しずつ回してボルトを取り外してくれました。
「手の届くところで良かったですよ」
「手が届かないところだったら、最初からプロにお任せしたのでこんなミスはなかったハズなんですが(笑)」
メカさんも私も自然に饒舌になってしまいます。
ああ、良かった。

ついでに舐めてしまうのが恐くて手付かずになっていた残りの2個のボルトも緩めてもらいました。
マーラー交響曲第二番「復活」が頭の中で自動演奏される中、漱石さん2人とお別れして自宅へ戻りました。

皆さん、ボルトを舐めてしまっても何とかなります。安心してDIYシート交換をしましょう!


後編へ続く…
Posted at 2007/08/23 00:18:09 | コメント(12) | トラックバック(0) | ポルシェのメンテナンス | クルマ
2007年08月21日 イイね!

おはよう箱根!(2007/08/19)

おはよう箱根!(2007/08/19)夏真っ盛り。
世間では夏休みシーズンです。ネットでの書き込みも少なく、今回は参加者が少ない予感。
真っ青な空、照りつける太陽に少しだけ涼しさを感じさせる風。

そんな8月の早朝、某PAに25台程のポルシェが大集合しました。

「覆面パトカーにも気をつけて…」
ドラミでのバトラー隊長の言葉に合わせるかのようにして1台の黒塗りセダンがパーキングエリアに侵入してきました。
他にも駐車スペースはあるというのに、威嚇するようにポルシェ軍団の隣に停車しました。
「チッ!」 「覆面だよ」 「やれやれだぜ」
ポルシェ軍団に緊張と動揺が走ります。
ドアが開き、降りてきたのは青い服を着た男性と・・・・・・・
子供たちでした。

これが今回の「おはよう箱根!」(8月19日)のスタートでした(笑い)。


定刻よりも5分ほど遅れてPAを出発し、お山を目指します。
高速道路は混雑状態でしたが、色とりどりのポル軍団は粛々と行進し、出口ICではキレイに一列縦隊を形成していました。皆さん、さすがです。

箱根の街に入るとクルマが多く、合流地点でバラバラに分断されてしまいました。
しかし、この状態が長くは続かないことを経験上知っています。
一台また一台と一般車が抜けるたびにポルの列が伸びてゆきます。
芦ノ湖スカイラインに入るころにはポルシェの車列が完成していました。

といっても、私はいつものように最後尾を自由気ままに走っていたので先頭ははるか彼方にあり、何が起こっているかは全く分かりません。
遠くに聞こえるエキゾーストノートのみがポル軍団の存在を微かに主張しています。

山の上の方は路面が湿っているところもあり、さらに霧がでていましたが、前が見えないという程ではありませんでした。
落ち着いた走行をして、ヤギさんコーナーに到着しました。

窓拭きをする人、オイルの継ぎ足しをする人、タイヤの状態をチェックする人、写真撮影に走る人・・・・・ポルシェを囲んで、薄霧の中、夏休みが明けに始業式の集まった生徒たちのようにとりとめもなくおしゃべりに興じ続ける人たち。
集合写真撮影後も楽しい歓談のときが続きます。
とうとうシビレを切らした隊長が銀に輝く993RSを発進させるに至って蜘蛛の子を散らすようにポルの運転席へ向かうのでした^_^;

後半は数ヶ月ぶりに隊列の前の方に入ってみました。
バトラー号が見える位置での走行は久しぶりです。
色々手を加えたくろよん号の走りはいかに?
しかし、一般車両が多いためにあまりペースは上がらず、無理のない気持ちの良いドライブを堪能することになりました。

やがて大観山ドライブインへ到着。
こちらも薄く霧がかかっていましたが、天気の良い休日ということもあり、すでに沢山ポルシェや他のクルマが停まっていました。
箱根は本当にポルシェが多いです。

私たちは空いている場所に折り重なるように駐車しました。
狭いスペースにぎっしりと詰め込まれたポルシェ。
壮観な眺めではありますが、どこか可笑しさも感じられます。
これぞまとめて写真に収めるチャンスとばかりに四方からにわかカメラマンがシャッターを切ります。


と、ここで朗報が!
ターンパイク上側の臨時料金所がないとのこと。
やった!ターンパイクを走れます。

逝きま~す!
私ももうすぐポルシェオーナーになる初心者未満(←HNです)さんを助手席に乗せて出陣です。
隣に誰かを乗せて全開走行するのは初めてです。

新しい足回りは以前とは全く別物で、時々、タイヤがむずかっていましたが、コントロール不能になるろいうレベルではなく、どこまでも踏んでゆけそうな感じがします。
もちろん、安全第一、というか私の腕では無理はできないので、少し抑え気味にしましたが、気持ち良く走ることができました。
気持ちよく走ること>>速く走ることですよね。

もう一往復。
今度はこの方の運転で私は助手席です。
結構なペースで走ります。横Gにちょっとビビリが入ります。
メーターをチラリと見ると私と同じくらいの速度で走っていたのですが、助手席だとまた感じ方が違うものですね。

この方には、足回りの状態について色々と指摘して頂き、大変に参考になりました。自分ではこんなものなのかなぁ?と疑問に思っていたことがスッキリとしました。ありがとうございました。

ターンパイクから戻ってからは、まだ駐車場でポル談義をしていた方々とすでにレストハウス内で歓談していた方たちに合流しました。
ちなみに大観山では500mlのペットボトルの飲料が170円です。観光地料金しています。
いつものように話題は尽きることなく、時間だけが進行してゆきます。

おはよう箱根!は朝も早いが、解散も早いです。
11時前には解散となりました。

今日はおは箱メンバーのYu~ichiさんのラーメン屋でお昼ご飯を頂きました。
再び、お店をポルシェで一杯にしてしまいました(汗)。
今回はラーマンガイドで一押しとなっていた「しおちゃ~しゅうわんたんめん」を頂きました。
美味しゅうございました。
ご馳走様でした。

(思い出すとお腹が鳴ります)


その後はこの方この方とで厚木のポルシェショップへ。
到着すると先に964ターボ軍のこの方この方がきていました。
皆さん、何やら色々と計画中のようです。今度会うときが楽しみです♪

ショップで時間を潰しての帰りは渋滞にはまってしまいました。これさえなければ言うことなしなのですがね(笑)。
渋滞の極意は無念無想です。
蝸牛のごとく進むくろよん号ですが、エアコン吹き出し口からは心地よい風が流れているし、何も考えずにぼ~としているのは私のもっとも得意とするところです。
左足の裏でくろよん号の息遣いを感じつつ、休日の終りをかみ締めるのでした。



参加された皆様、お疲れ様でした。
箱根を走るのはやはり楽しいですね。

実は、私が初めておは箱に参加したのは昨年の8月でした。
そうです。
今回は私にとって一周年記念でした。
一年前は参加車の走る速さに唖然とし、駐車場では真っ直ぐに停められず、坂道発進ではエンストをしていました。
参加者の方々の顔も名前も分からず、遠巻きに皆のポルシェを眺めていたのを思い出します。
あれから一年・・・。
いつまでも初心を忘れず、皆様と楽しく走り続けたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。




参照:
おはよう箱根(8/19) 【フォトギャラリー】
Posted at 2007/08/21 21:49:31 | コメント(13) | トラックバック(0) | おはよう箱根 | クルマ
2007年08月15日 イイね!

ポルシェキャップを黒く染め上げて

ポルシェキャップを黒く染め上げてポルシェ関係以外のことはブログに書かないことにしている私ですが、今日は微妙に番外編です。

私がオフ会で良く被っている帽子は由緒正しきポルシェデ純正品であり、ネット通販で購入したのですが、ブラックと書いてあったのに実は紺色だったことに最近気が付いたというのは今回の話とは全然関係なく、汗染みでツバの付け根付近が瀬戸内海の赤潮のような色に染まってしまい、何度洗ってもこの色は落ちることはなく、かえって他の部分の色が薄くなり最早紺色を通り越して使い古しのジーンズのようなブルーになってしまっていたというのがことの発端でした。
物を大切にするという精神を幼きころに躾けられたというよりは、大人になってからの貧乏暮らしで身に着けた私はそんな状態になった帽子を愛用していたのはいうまでもありません。
しかし、16年もののくろよん号よりもボロッちい姿を見るにつけ、何とかしたいとも思っていたものでした。

私は無聊をもてあますときは決まってポルシェ関係の本や雑誌を読むことにしていますが、一年ほど前の911DAY'Sを読み直していると「ポルシェの作法(10)ウワサの染めQを911的に活用してみる」という記事が目に止まりました。
当時は新聞の記事を読むのと同じ程度に気にせずに読み飛ばしてしまった記事ではありますが、このときばかりは心の奥にピロリ~ンと響いたのでした。
ウェブサイトによると
「染めQ」は、最先端のナノテクノロジーを駆使した新しいタイプの染色型塗料で素材の内部に浸透して密着するため、引っ張っても、ネジっても、一度染まってしまえば剥がれたり割れたりする事がありません。また超微粒子塗料のため、塗った箇所と塗らない箇所の肌触りも変わる事がないため、色々なもののカラーチェンジや、どんなに古くなった物も新品同様に蘇らす事ができます。

だそうです。
難しいことはおいておいて、要するにこれを使えば私の自称ブラックではあるが、色褪せてブルーになってしまった(しかも、一部赤色に変色している)帽子をヌバタマのブラックに蘇らす事ができるらしいです。

ではひとつ逝っときましょうか。
近所にホームセンターができて以来、週末には用もないのに・・・もとい、用事がない週末にはホームセンターをうろつくのが習慣となってしまっている私は数ヶ月前から店の一角に染めQのコーナーができていたことももちろん知っていたので、週課としていつものホームセンターへ赴いたついでに染めQ(ブラック)を入手して来ました。
細長いスプレー缶に入ったそめQは自動車のボディ用の塗料と比べると明らかに割高で、高いものほどありがたがる日本人の心理的な弱点を見事についた価格ではありますが、その一方で深夜通販でよく見かける世界が認めたナントカと同じカテゴリーの怪しい雰囲気も醸し出していて、つまり、私はひと目で気に入ってしまったのでした。

さて、件の帽子ですが、フロント部分に"PORSCHE"の文字が白く刺繍されています。さらに、ツバの縁にも"PORSCHE PORSCHE PORSCHE ・・・・"と呪文のごとく繰り返されています。
まず、これをマスキングしなければなりません。
こういうときにはマスキングテープを使うのが一般的だと思うのですが、手元にマスキングテープがなかったので、今回はスコッチのメンディングテープをマスキングテープ代わりに使用しました。
メンディングテープを使うことの利点は、透明でかつ切り口がスパッと切れるので文字に合わせて細かく細工ができることです。
溶剤系の塗料を塗布したら溶けてしまうのではないかと一抹の不安を感じながらも、猛暑のおかげで思考がマヒしていた私は、真夏の祭典を前にスクリーントーンを削る同人誌作家のような気持ちでカッターでチマチマとテープを削り続けたのでした。

また、リアには長さ調整機構の金具が銀色に輝いています。
黒く染めるのもアルマイト加工のようで格好良いというポジティブシンキングよりもむしろマスキングするのが面倒くさいという、より正当な理由によってこちらは放置が決定しました。

余談ながら、塗装するときには周囲を汚さないためにシートを敷くのが常識となっていると思います。
定番は新聞紙ではないでしょうか?
21世紀になって数年、世間一般のニュースはすべてインターネットから仕入れるのがすでに定着している家も少なからず存在していて、私も新聞紙は行き付けのラーメン屋でしか目にすることはなかったのですが、何とも都合の良いことに今朝は販促のためらしい新聞紙がポストに投げ込まれていたので、これも神の思し召しとばかりにありがたく塗装する際のシートに使わせて頂きました。
どこの新聞社だか知りませんが、気の利いた取り計らいをしてくれた新聞社に感謝します。

こうして準備万端整ったので、いよいよ染めに入ります。
と申しましてもスプレーを吹き付けるだけの作業です。
プシュ~
まずは軽くひと吹き。
全然色がつきません。

プシュ~~~、シュ~~~~~

初雪のごとくうっすらと青色が覆い隠されてゆきます。ただし、色は黒ですが。
塗装してすぐに触ってみても指には軽く色がつく程度でした。
材質が布のためにすぐに塗料が吸い込まれてしまうのでしょうか。
何度も何度も重ね塗りをしないとダメなようです。

プシュ~~~~~~~~~~~

まだブログにはアップしていませんが、あるモノを塗装したひと夏の経験によって、私は塗装に関してはすっかり老成してしまったと自負しているので、ベテランの余裕をもって黒く、さらに黒く染め上げて行きます。

プシュ~~~~~~~~~~~

コトン。

スプレーを置いたときには容量の半分くらいは使ってしまったような気がしました。
適当に塗ったにもかかわらず、ムラにもならず仕上がりは上々でした。
手で触った感触は多少ゴワゴワしているようにも思いましたが、天気の良い日に干した洗濯物だってパリッとするわけで、使っているうちに柔らかく馴染んでくることでしょう。

いかにも使い古し感の漂う風合いであった帽子はすっかり黒く染まってしまい、マスキングしていたテープを剥がすと下からは純白な文字が復活し、白と黒とのコントラストはビニール袋から出したばかりの新品のような初々しさを見せつけてくれます。

染めQの値段と帽子の値段とを計りにかけて考えれば、決して得になったとはいえないのですが、すでに完成されたものを購入するのではなく、こうして何かを作り上げてゆくというプロセスにはプライスレスな価値があり、それが分かるからエライとかいうことではなく、楽しければそれで良いじゃん!いつだってドーンと来い!なのです。


参照
 ・【番外編】染めQでポルシェキャップを塗装 【整備手帳】
Posted at 2007/08/15 21:12:30 | コメント(8) | トラックバック(0) | その他 | クルマ

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「@くろよん 財布見つかったそうです。良かったね♪」
何シテル?   04/28 23:38
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