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前編のあらすじ)暑い日の作業は慎重にやりましょう。
※全てを書くと滅茶苦茶長くなるので、後編は3日間に渡る
汗と
汗と
汗の物語のダイジェスト版をお届けします。
996GT3タイプフルバケットシートが届きました。
この製品は996GT3「タイプ」というのがミソで、要するにコピー商品(←レカロ製ではない)です。
レザーの質感はイマイチでしたが、床に置いて座ってみたところ座り心地は悪くはありませんでした。
しかし、GT3の純正シートよりも若干狭いような気がします。さらに、身体を傾けると一緒にシートも一緒に歪みます。捩れ剛性が低いのでしょうか?
ただし、重さは8kgしかありません。片手で楽に運べます。
シートレールは別便で届きました。
相変わらず説明書がないのでカンで組み立てろ!ってことですか?
六角穴付きボルト4本とワッシャー3個が付属していたのですが、これはどこに付けろというのでしょう?てか、ワッシャーが1個足りませんが…?
前後・上下すら良く分からないので家の中で組み付け方を試行錯誤していたら、レールの隙間からワッシャーがポロリと出てきました。
( ´△`)アァー良かった。
しかし、五里霧中であることには変わりません。
付属のボルトとワッシャーはシートにサイドステーを取り付けるのに使うのであろうと
想像判断して、とりあえず、家の中でサイドステーだけシートに取り付けました。
シートの高さは前3段階、後3段階に調整可能に見えましたが、実際にはステーがシートの底に当らないようにするためには後は3段目のみ、前は2・3段目のみしか使えませんでした。
その代わり前後には多少調整できますが、これはほとんど意味ないですよね~。
サイドステーとレールはホームセンターで買ってきた8mm×15mmの六角ボルトで留めました。平ワッシャーとスプリングワッシャーの両方を使ったので15mmの長さだとギリギリでした。
なお、左右のシートレールの間隔は41cmです。新シートレールでは最大に広げた状態で丁度41cmでした。これはレカロシートの標準の幅のようです。
次にシートの位置調整用のU字型のパイプをレール間に取り付けます。
・・・・が、
全然サイズがあっていません。
小さすぎです(滝汗)。
足で踏みつけ、無理やり広げて取り付けましたが、取っ手(?)の位置が奥の方になってしまい、ものすごく操作がやり辛いです。
色々なところがいい加減な製品です。
これで室内でできることは全て終わりました。
場所を駐車場に移して、いよいよシートの移設です。
すでに簡単に回るように緩めてあった純正シートレールの六角穴付きボルト(ネジ径は8mm、六角穴は6mm)を全て外します。
シートがジャマで六角レンチで一気に回すことができず、チマチマと30度くらいずつ回さなければならず大変でした。
面白いことに後のボルトはワッシャーが1個なのに前はワッシャーが2個でした。どういう意味があるのでしょうか?
ボルトが外れたら、シートを傾けてシート下の二つのコネクタを外します。
ひとつはシートの高さ調整のための電源、もうひとつはシートベルトチェッカーです。
もうひとつブラブラしているコネクタがありましたが、これはシートヒーター用でしょうか?それとも前後調整用の電源でしょうか?
ノーマルシートは大変に重いので外へ出すときにボディにキズをつけないようにするために、念のためにサイドシルにボロ布を敷くのがお約束です。
メンテ本によると、引っ張り出し方は、まずシートの下部を支点にして、上部をドア側に引き倒し、次いで、レール部分を持ち上げ外へ出すそうです。
しかし、実際にやってみると座面がステアリングに引っかかり、そのせいで危うくボディにキズをつけてしまうところでした。
重いといっても持ち上げ難い形ではないので、
素人は下から引っ張り出す方が賢明ではないでしょうか?
ノーマルシートからシートベルトアンカーを外し、フルバケシートに移設しました。
これでノーマルシートの役割は終わりました。ご苦労様でした。
ついにフルバケシートの挿入です。
まず、シートの上部から先に車内に突っ込み、次いで下部を慎重に据え付けます。
非電動シートなので配線を繋げる必要はありません。シートベルト警告灯の配線も繋がないことにしました。
気分一新のためにホームセンターで購入してきた六角穴付きボルトで留めます。純正は長さ20mmでしたが、狭いところで回すのが大変なので15mmに変更しました(笑)。
なお、レールの幅が狭いためワッシャーは使えませんでした。
さらに、シートレールの穴の位置関係により、4本のボルトでしか固定できませんでした。
強度的にはこれで大丈夫そうですが、時々、緩みがないかチェックをした方が良さそうです。
とりあえず取り付け完了です!
パーツが揃っていて、やり方を知っていれば30分くらいでできる作業でした(←とかいているということは、何時間もかかったということです┐(~ー~;)┌)
さて、996GT3タイプのフルバケシートは肩から頭部にかけて幅広なのでノーマルシートと比べると非常に大きく見えます。
残念ながらポジションはノーマルシートとほとんど変わっていません。その分、運転に違和感は少ないですが…。
シートの前後調整用のバーははやりかなり使いづらいです。
この辺は涼しくなり、かつヒマができたらDIYで修整してみようと思っています。
肝心の座り心地ですが、オーダーメードであるかのように身体にフィットします。
取り付け前はねじり剛性が弱いかと思ったのですが、レールに固定してしまうとピクリとも揺るぎません。
クッションも硬すぎず、柔らかすぎず丁度良いです。
フルバケにするとお尻が痛いという人もいますが、そんなこともありません。
ノーマルシートと比べると地面からの震動をダイレクトに拾ってくれて、運転が楽しくなります。
もちろんコーナリングで手足を踏ん張らなくても良く、楽チン、楽チン。
これは良いものです!
ただし、後部座席へのアクセスはほとんど不可能です。
肩の張り出しがあるために右リアシートには全く手が届きません。わずかに運転席と左リアシートとの間の空間に手が届くのみです。
そして乗り降りは多少し難くなりました。前後調整バーが使いづらいので、シートを引かずに乗り降りしていますが、とりあえず何とかなっています。
左隣にクルマを停められちゃうと出入りができなくなるかもしれないです。
フルバケシートのもう一つのメリットは軽量であることです。
964のノーマルシートは
23kg(レール込み)でした。
それに対して、新シートは
12kg(レール込み)です。
これまでに30kgくらいダイエットして来たので、これで約40kgのダイエットとなりました。
964カレラ2MTの重量は1,350kgなので、1,200kg代が見えてきました!
ちなみに964RSは1,210kgしかないです。
毎度、同じようなことを書いているような気がしますが、シートの交換も一度経験し、やり方を知ると簡単なことなのですが、知らないとかなり苦労します。
私は家と駐車場との間を何度か往復し、試行錯誤の果に取り付けに成功しました。しかし、未だにベストな状態にはなっていません。
可能ならば経験者にコツを聞いてから作業を行うのが良いかもしれませんね。
もっとも、分からず悩み、そして発見するという過程また楽しいものではありませすけどね(笑)
ところで、ダイジェスト版で省略された内容は
・2個隣の駐車スペースのオバサンとの対決(2回)
・付いてて良かった、ピラーバー
・サイドステーの向きを間違えた
・風でシートが転んで傷ついてしまった(泣)
・シートベルトアンカーが外れないぞ?
・ECUボードの下から160円発見
・左後ろのボルト穴はダミーか?
・あれ?できない → やりなおし(何回も!)
・ローポジにならなねぇ!
などなどです。どれもネタとしては十分なのですが、キリがないので今回は泣く泣く割愛しました。
※シートの取り付けに際しては
ロドス太郎さんの
整備手帳『RECARO SP-G 取り付け♪』を参考にさせて頂きました。ありがとうございました。
参照:
・
シート騒動記(前編) 【ブログ】
・
996GT3タイプフルバケシート取り付け 【整備手帳】