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くろよんのブログ一覧

2008年06月22日 イイね!

【KDP】沖縄キャンプ(2008/6/19)

ビルヌーヴさん&し~ちゃん主催の沖縄キャンプ(6月19日)に参加してきました。○○キャンプというのはポルシェキャンプさんが提唱した仲間で楽しく過ごしましょう!的な集まりで、これまでにクロアチア、黒毛和牛、中華ガイキャンプが行われています。

ご無沙汰しておりましたが、私はここのところ悪いことが重なりすぎ、抵抗する気力も失せ、しかるに平安貴族ではないので出家する訳にも行かず、半ヒキコモリ生活をしていました。外界との連絡は極力絶っていたのですが、このたび、ビルさんに浮世へ強制召喚されてしまいました。くろよん号に乗るのも何日ぶりでしょうか?ドキドキドキドキ…


さて、今回のキャンプ地点は大東京のど真ん中


妖怪の住まう地を行く三蔵法師以上にドキドキしながら都会を走り抜け、教えてもらった駐車場に突入するとナンと左側にも駐車券の発券機があります。感動です。
券を携え、スロープを登って行くと正面にカバーはかかっているけれどエンツォらしきシルエットのクルマがで~~んと鎮座しておりました。ビックリしすぎて写真を撮るのを忘れてしまいました。
他にも高級車と思われるけれど見たことがないので何だか分からないクルマが沢山いらっしゃいました。この駐車場に止まっているクルマの総額はいくらなのか気になってしまいました。

う~む。東京ってスゴイところだったのですねぇ・・・・・。東京で生まれ、学生時代はこの近辺を毎日通っていたのですが、こんなところだとは知りませんでした。

路上に出れば人の多さにむせ返りそうです。しかし、都会のエネルギーに気後れしている場合ではありません。なぜならば本日のターゲットはの沖縄だからです。
沖縄県は日本国内で私が唯一訪れたことのない都道府県です。未知なる世界に期待十二分です。


店は広すぎも狭すぎもせず、明るすぎない照明の中、沖縄っぽい音楽の流れていて、落ち着いた雰囲気でした。

さっそく料理が登場しました。

沖縄料理とはどんなものなのでしょうか?

おっと、食べる前に撮るはブロガーのタシナミですね。
カバンの中から(ゴソゴソ)カメラ・・・・(ゴソゴソ)カメラ・・・・・・(ゴソゴソ)
あれ・・・・?
!!!!!

ないですぅ・・・・・(涙)

今日もやっぱりダメなのでしょうか?
くじけそうになりつつも、もしかしたらと思い、くろよん号の車内をチェックしてみると -------- シートの上にありましたですよ☆

無意識の内にいつもの癖ですぐに手の届くところにカメラをおいていたみたいです。人間の癖って恐ろしい・・・(笑)



てなことで再開です。

まずは、ジーマミー豆腐だそうです(名称は帰宅後に調べました)。
ピーナッツが入りの濃厚なタレが、淡白になり勝ちな豆腐に力強さを与えています。それでいてスッキリ・サッパリ味です。



ヒラヤーチーという沖縄風のチヂミです。
タレが2種類あり、それぞれに違った風味になります。ニョクマム系のタレで食べると南国って感じがするから不思議です。




スーチカーのせシーザーサラダです。魚の刺身のようなものが入っていると思ったら豚の塩漬け(スーチカー)でした。半熟タマゴのドレッシングの甘みに良くマッチしています。触感も良いです。




キャンプは始まったばかり。参加者にはまだ固さが残っていますね。




今回の目玉は賞品をかけたゲームです。
まずは私の用意したカルトすぎて誰も正解を知らないポルシェに関係あるようなないような微妙なクイズ(全5問)です。別のところで使うかもしれないのでどんな問題だったのかは書きませんが、一問だけ結果をお見せします。

参加者に描いてもらったポルシェクレストです。
どれが一番、ポルシェクレストしていますか~?





続いて、ビルヌーヴさんの魚釣りゲーム。
1分間に何匹の魚を釣れるか?というゲームなのですが、これが意外と難しく、ちくしょーって感じでした。



闘い(?)終わって、得点の順に賞品をもらいました。


カレラRSかな?


出品者「ケータイ充電器、FORMA用」
受品者「え!?私、AU・・・・」
一同 「・・・・・・・・・・」


中身は何かな?


よく知った仲間なのでいまさら人見知りをするということもないのですが、ゲームのおかげですっかりと盛り上がり、薀蓄を語り始める人、それに呼応してへーへーへーと机を叩く人、エロトークしちゃう人(笑)も・・・・・。つまり、いつもの私たちな訳です。迷惑な客ですねぇ(笑)


まだまだ沖縄った料理は続きます。

石垣牛ステーキです。
肉です。タンバク質です。柔らかいです。ステーキを食べたのは何ヶ月ぶりだろ?




もずく酢。
何だろうと思って食べたら、もずく酢でした。
ステーキで脂っこくなってしまった口をサッパリとさせてくれました。
(ウチで食べるときは主食なんですが・・・・)



ゴーヤーチャンプル。
私でも知っている沖縄料理です。苦いものが苦手なのでおっかなビックリでしたが、さほど苦くもなく食べられました。でも、やっぱり・・・・(テヘ)



鉄板焼タコライス。
トロリとろけたチーズがかかっています。
よ~くかき混ぜて、パクッ!
イタリアン?




最後はソーメンチャンプルです。
若干味が薄めに感じましたが、落ち着いた味は最後を締めくくるのに相応しかったのではないでしょうか?



初めての沖縄料理 ------ 外国料理と違って未知の味ではないけれど、ありふれた味でもありませんでした。ありそうでなさそうなフワフワとした感覚とでも言いましょうか。機会があったらもう一度食べてみたいです。
美味しゅうございました。ご馳走さまでした(合掌)


料理を食べつくした後も談笑は続きます。
結局、12時近くなって解散。


私はというと・・・・・もちろん道に迷って深夜の都会を徘徊しまくりました。
夜特有の喧騒を映すビルの峡谷をタクシーに混じり、山の手の住宅地の静寂を爆音で乱し、隘路に逼塞する路駐車両をかわし、現れては消える複雑な標識におびえながら、どこにいるのかもどこへ向かっているのかも分からず、気が付いたら首都高へ入る車列のひとりになっていました。


それでも沖縄キャンプの濃厚な数時間は最近忘れていたことを思いださせてくれ、いつもよりちょっとだけ良い気分で家に帰り着いたのでした。
ビルさん、皆さん、ありがとうございました。



帰宅してから気付きました。
ミニ三脚のケースをどこかに落としました・・・・・





次回は「焼肉キャンプ」の予定です。
お腹を空っぽにして集合して下さいっ!
Posted at 2008/06/22 19:18:10 | コメント(11) | トラックバック(0) | Klub der Porsche | クルマ
2008年04月23日 イイね!

【番外編】KDP&GTCJ合同サーキットキャンプ(2008/4/20)

4月20日に行ったSUGOサーキット走行会の番外編(笑)です。やはり長文です(すんません)

1. サーキットなクルマたち

前のブログではKDPからの参加車両のみを掲載したので、ここではKDP以外の方々を紹介します。といってもお名前を存じておりませんので、写真のみです。











ポルシェ主体とはいえポルシェ以外のクルマがこんなにいる走行会は初めてだったのでビクビクものでしたが、全体としての出走数が少なかったためか、ほとんどコース上で遭遇することはありませんでした。

944ターボは速かったです。ホームストレートから1コーナーにかけて凄い勢いで抜かれ、
「は、速ぇ~~~!!」
と驚いていたら、その先のコーナーでそのままの勢いでコース外へダイブしていました。あれれれ?…でした。

GTCの皆さま、またご一緒する機会がありましたら、お手柔らかに願います。


2. ツーリン’キャノンボール

ある方の人気企画のパクリです(笑)。都内と違いあまり面白いクルマには遭遇しませんでしたが、いくつか紹介します。

C6コルベットです。高速道路を優雅にツーリングするのには楽しそうなクルマです。赤というのがポイント高いでね~(笑)


眠気を堪えて走っていると白牛にバビューンと追い抜かれました。ガヤスパです。派手なマーキングをしてあり、目立ち度ナンバーワンです。オープンエアが気持ち良さげでした。ランデブー走行したかったですが、眠かったので追跡せずにSAへ…。


SAで寝ていたら良い音が…。目を開けると360モデナが入ってくるところでした。しかもなぜか観光バスの客にくろよん号まで注目されていました。やっべ~!!寝顔見られてしまいました(ま、良いけど)


道路が2車線に減ったところでハマーH2に抜かれました。デカイですね~。この巨体でずっと追い越し車線を走っていたのでウザかったです。隙をみて抜き去りました。


SAでブラブラしていたら赤ランプを出しているクルマを発見!急いで近づいていったのですが、ランプをしまって発進するところでした。キレイなサクラで和んだ心を破壊する困ったヤツです。こいつに追いついてしまわないようにキッチリと法廷速度を守って走行したのはいうまでもありません。


高速道路を降りてすぐに後ろに997がいることに気がつきました。道を間違えないかえらく緊張しました(汗)。
到着後、気になっていたことを聞いてみました。
くろよん号はうるさいですか?」
「窓を閉めていれば分からないですよ」
な~んだ、そんなレベルなのですね。なにか分かりませんが安心しました♪
でも、帰り際に
「やはりうるさいです」
と手厳しい(?)発言。う~みゅ・・・・・


しかし、どの写真を見ても私はしっかりと走行車線を走っていますね。エライゾ! > 自分


3. グルメ?

レースの日は決まってカツカレーを食べるというブ○ックバード.氏の故事に基づき朝ごはんはコレ(↓)にしました。おかげで無事故・無怪我・無摘発で一日を過ごすことができました。ご利益あるんですね(爆)


お昼ごはんは何とか茶漬けでした。------ けど、お茶を注いだら蒸籠(?)からお茶がダダ漏れ・・・。どうやって食べるんだったのでしょうか?でも美味しゅうございました。


晩御飯は何のヒネリもなくラーメンでした。私は三半規管が弱いのでサーキットで酩酊状態になった後はしょうゆ味のあっさりラーメンが精一杯でした。お味は普通でした。



4. 今日のお花

最近、恒例となっている花の写真です。この手の写真を載せるようになってから
 どうしたの?
 いつもと違う

と心配(?)されてしまいましたが、クルマの写真よりもこういう写真を撮るほうが本来の趣味なんですよ~。

タンポポ。しかも珍しく日本種っぽいです。ちなみに花言葉は「別離」「思わせぶり」「神のお告げ」「愛の神託」「真心の愛」です。脈絡がないというか、ちょっと逝っちゃっている雰囲気ですね。


ツバキです。朝日を浴びて美しく咲いていました。花言葉は・・・・(いい加減にしろ!とお叱りを受けそうなのでやめときます)


満開のサクラ。淡い色の花弁を透かして見る空の青が好きです。花言(ry ←ひつこい


ようやくサクラと一緒に写真を撮ることができました。箱根じゃ写真撮る余裕がなかったからなぁ…



5. え~と…?

この人はサーキットに到着したらいきなりセンターピラーバーを取り付け始めました。このピラーバーはもともと996用なのだそうで、997には長さが若干長かったのですが、片側のシートベルトアンカーを外すとうまく取り付けられたようでした。ビデオ撮影はうまくいったのでしょうか?


男性用小便器の中に何かいると思ったら・・・・。帰路、某SAにて。センスが良いのか悪いのか微妙ですが、これを残しておいた清掃員の方はGJです!


夜の大黒。ちょっと寂しい風景です。



6. セカンドステージ?

ここから先はフィクションです。真春の夜の夢です。

帰りの高速道路ではまだサーキットの余韻が残っていて、私にしては珍しく追い越し車線をブイブイ走っていたりもしたのですが、すぐに根性がなくなってしまい、走行車線をトラックに埋もれて大人しく流していました。
と、そのそき後方から青白いヘッドライトの明かりとともにかなりの速度で迫ってくる車両がありました。

白い35GTRです。

GTRは乗せてもらったことはあっても併走したことはなかったので、追跡してみることにしました。
このGTRさんは周囲のクルマの流れよりもちょっと速いだけの速度で走行しており、前が開いたときだけ加速をしていました。

自称スーパーカーの加速はどんなものかいな?と追走してみると、出だしは速いのですが、すぐにリミッターに到達してしまうので簡単に追い抜けちゃいます。
このクルマは公道で走ってもツマラナイんじゃないでしょうか?

全然面白くないので再び走行車線深くに潜行しようかと思ったところで、またもやGTRが加速します。どうせリミッターまでだろうと気を抜いていたら、速いです!!!(汗)

1.7~1.8colの領域で一気に引きはなされてしまいました。
リミッター解除していますよ、このお方♥
しかし、この速度域でアレだけの加速をするとはスゴイです。

そこから先はサーキットでは一度も使うことのなかった5速も使っての楽しいペアツーリングとなりました。
公道だと一般車があるので、先の読み合いになる訳で非力なくろよん号でも抜きつ抜かれつの良い勝負となりました。全ての車線を使って走るのは私の得意技です(そういえば最近は本気で走っていなかったなぁ…。赤い彗星とかいう名誉な二つ名をつけられたのはいつでしたっけ?)
思ったのですが、35GTRはやはりデカイです。車線を縫って走るのはあまり得意じゃないのかもしれないです。

結局、30分ほど仲良く走ってしまいました。走行中の皆さま、ご迷惑をおかけしました m(__)m

料金所が近づいてきたので、最後に挨拶でもしようとGTR右につけ、ニッコリ笑ってウィンクをしてみたのですが、ガン無視されました(T_T)。今まで100km近くも付き合ってくれたのにノリが悪いよ、オッチャン。
Posted at 2008/04/23 22:31:02 | コメント(17) | トラックバック(0) | Klub der Porsche | クルマ
2008年04月21日 イイね!

KDP&GTCJ合同サーキットキャンプ(2008/4/20)

4月20日はSUGOサーキット走行会に参加してきました。
今回はmejdai@デューク更科さんが役員をしておられるGTCJ(←グランドツーリングクラブジャパン?)の走行枠を提供していただきました。

で、まず疑問に思ったのはSUGOって何?(どこ)ってことでした。
けっして、すご~く遠いからSUGOという訳ではなく、漢字で書くと菅生(すごう)で場所は宮城県、仙台市のそばです。-------- やはりすご~く遠いです。

ぢつは私は福島県より北はまだクルマで走ったことがありません。未踏の果てへ旅たつ気分です。

天気は可もなく不可もなく、花曇の中、桜を追って北へ、北へ、さらに北へ・・・・。






400kmの道のりを踏破して残り10kmになりました。もう少しです!


そして、到着。スポーツランドSUGOです。関係者専用ゲートから入場してちょっといい気分♪
パドックまでへの道は桜並木でした。さすが、東北です。


さっそく準備に取り掛かります。

参加車両はポルシェばかりではなく、34GTR、NSX、POLO、GOLFもいました。

GTCの人たちのポルシェは気合が入りまくっていました。
それに比べてKDPは大人し目です。だからといってサーキットを楽しめない訳ではありません。力まず、ノンビリ、楽しくで良いじゃないですか。

今回、くろよん号のゼッケンは6です。初の一桁ゲットです!なんか偉そうですね(笑)


ドラミの後、コースインです。まずは慣熟走行です。
慣熟走行なのに結構ペースが早く、早くも冷や汗です。

ところで、コースは↓のようになっています。FSWと比べると全体が狭く小さなコーナーが多いです。ストレートが2本ありますが、距離が短く5速全開(964C2は5速ギアです)までは行きません。



そしてスポーツ走行スタートです。
前にクルマがいないとどう走って良いのかさっぱり分かりません。
コーナーがキツイので速度が乗っていると曲がりきれず、アクセルを抜いてしまうとリアが流れてドキドキです。
しかもコーナー間が短く、2速から3速へ入れたと思ったらもうコーナーでブレーキング。

手探り状態、ハテナマーク?を頭上に飛散させながら走っていたらやっちゃいました。
裏のストレートに入るところの立ち上がり(レインボーコーナー)で速度オーバーで左の縁石に乗り上げてしまいました。コースに戻れたもののリアが思いっきり流れてしまい、必至にカウンターをあて・・・・・そこからはよく覚えていないのですが、カウンターが間に合わなかったのか、お釣をもらったのかスピンに入ってしまい、今度は右にコースアウト。

目前に迫る壁(SUGOはエスケープゾーンが狭く、コースのすぐ外が壁なんです!!)
大大大ピィ~ンチ!!
クラッシュかと思いきや、そのとき火事場の馬鹿力というか眠っていた才能(←そんなものはない!)が突如開花したのか、たくみなステアリングさばきでコースに復帰してしまいました。マグレとはいえビックリΣ(゚Д゚;
前後にクルマがなかったし、黄旗(←走行注意の意味)すらでてなかったかもしれません。

しかし、それで気力が萎えてしまい、わずか数周しか走っていませんでしたが、長期休息モードに入ってしまいました。私には体力も根性もないのでした(笑)。

しばらくカメラマンをやっていました。私は走るのも好きですが、写真を撮るのも好きです!パシャ!パシャ!手当たり次第に撮影していました。趣味をマンキツです。

今回はベンツで参加(慣熟走行のみ)のビルヌーヴさん


ピット中


ポルシェキャンプさん



ハル1966さん


YXYさん


麗菜さん


30分ほどカメラマンをやっていると、気分も落ち着いたので再びコースイン。
とはいえ、先ほどのスピンのことが頭から離れず最後までレインボーコーナーは攻めることができませんでした。う~ん、ヘタレだ…。

数周回っているとタイヤが滑る感じがしてきたので、ピットに戻りタイヤの空気圧を減らします。昨年の事故以来、ドリフト恐怖症に陥っていていまだ回復していません。手探り状態ですが、とりあえず前後とも250kPaにしました。
ところで、PSM付きのクルマは滑らないそうですが、どういう感じなのでしょうか?

結局、コーナーでは止まっているのではないかというくらいユックリと走り、ストレートだけ踏むという直線番町モードでコースを楽しんでいました。
が、今度は調子に乗って踏みすぎて、レブリミットに当てしまいました!!ガクガクッとなったときには目の前が真っ暗になりました。あわててピットインして様子をみましたが、ナニゴトもないようでした。おそらく燃料カットされたのでしょう。あっぶねぇ~気をつけなきゃ…

その後はコツが分かってきたらしく、一週ごとに順調にタイムが縮まってゆきました(←終了後に結果を見て知りました)。

しかし、ようやく調子に乗れてきたところでまたもやトラブルです。ブレーキが効かなくなってしまいました。サーキットではお馴染みのベイパーロック現象です。

ピットに戻ってきたらブレーキからモクモクとケムリが出ていました。今思うと、一周クールダウンしてから戻ってくれば良かったかもしれませんが、そのときはそんな心の余裕がなく速攻で戻ってきてしまいました。

SUGOというところはFSWと比べると狭いためにブレーキへの負担が大きいようです。

またもや長期休息モードで、カメラマンにクラスチェンジです!

medjai@デューク更科さん


Indyさん


そうこうするウチに2時間もあった走行時間ものこりわずかになりました。
有終の美を飾るべく、ラストランへゴ~です。

30分近く休ませたのですが、ブレーキの調子はイマイチです。
オマケにmedjaiさん、裏ストレートエンドでコースアウトして黄旗でているし…(笑)

メインストレートに戻ってきたらチェッカーフラグ(←終了の意味)がでています。本当に最後の一周となりました。

第一コーナーが近づき、フルブレーキング ------ のハズが全然止まりませ~ん!!!

この速度で曲がり切れるか!?

いや!絶対無理!!

意を決してグラベル(←エスケープゾーンには砂利が敷き詰めてあり、グラベルというそうです)へ突入。

止まりました!(滝汗)

んじゃ、脱出・・・・・・・・・・・・・・・・・できません(泣)
整備したてのフカフカの砂利に埋まってしまい完全にスタックしてしまいました。

はぁ~・・・・(ガックシ)

あきらめて安全な場所に避難しようと車外に出たのですが、まるで雪のようにフカフカな砂利に今度は自分自身が遭難しそうです。
砂上でジタバタもがいていたら、すぐにオフィシャルの方が救出に来てくれました。
しかし、ここからが大変だったのです。

牽引して引っ張りだしてくれるというのですが、まさかこんなことになるとは思っていなかったので私は牽引フックをつけていませんでした(持ってはいます)。
ポルシェだったら共通だろうということでピットにいた麗菜さんからフックを借りて、リアバンパー部に取り付けようと試みたのですがネジ山のピッチが合わないことが判明。
自分のフックを取りにピットまで戻り(他の方はドラミ中だったのか誰もいませんでした)、取り付けようとしたらこれもネジが入りません。
なぜ??
よく観察するとボディ側のネジ山がつぶれていました(以前のオーナーのせい?)。

フックをフロントに取り付けて牽引するという手もあったのですが、砂利に埋もれた状態なのでリップスポイラーがボロボロになってしまうのでSUGOスタッフに却下されました。

砂利を掘り起こしてタイヤを露出させ、自力脱出も挑戦してみましたが、盛大に小石を飛ばしただけで終わりました(LSD役立たずです)。

あの手、この手をいくつもトライしましたが、結局、全て徒労に終わってしまいました。もう泣きそうです

結局、最後はあきらめてフロントから牽引することになりました。

引っ張る側の方が位置が高いので、牽引ロープをなるべく短くしてフロントが持ち上がるよにして引っ張ってもらいました。まあ、結論から書くと、案ずるよりも何とやらでほとんどリップをすることもなく無事に脱出できました。
くろよん号救出のためにご尽力いただいたSUGOスタッフの方々、どうもありがとうございました。
※この様子はここの写真にバッチリ写っています(恥)

死闘の果て(私は見ていただけですが^^;)にパドックに戻ると皆が戻ってきていました。辺りはすでに暗くなりかけています。結構な時間、砂遊びをしていたようです。
2時間も走った後なのでちょっとお疲れ気味なのか、皆、口数も少なくノリがちょっと変になってきています。あともう少し頑張りましょ!

走行会の最後は成績発表です。
走行タイムを渡され(←今回はタイム計測成功しました\(^o^)/)、これってどうなんだろう?と思っていると終了宣言がなされました。

解散です。後片付けが終わった人から帰って行きます。後に未練が残らないのは満足したからでしょう。

この日は天気もまずまず、美しい桜を見ることもできました。ヘマはしましたが、くろよん号も私も五体無事に終えることができ、私自身は大満足でした。
色々な経験をしてサーキット走行というものが少しだけ分かってきたような気がします。言葉にすればただ一言、楽しかったです!

みなさま、おつかれさまでした~♪
(特に幹事のmedjaiさん、ありがとうございました)


この走行会は次回は11月だそうです。参加人数が少なく(今回は17台?)、たっぷりと楽しめる(2時間も身体もクルマも持ちません)ので今回参加を見送られた方も次回は是非ご参加下さい。


帰路にもちょっとしたことがありましたが、それはまた後日…。

オマケ:
本日のピカチュウ。今回はミニサイズです(笑)。

Posted at 2008/04/21 22:57:42 | コメント(22) | トラックバック(0) | Klub der Porsche | クルマ
2008年03月31日 イイね!

魅惑の中華街キャンプ(2008/3/29)

3月29日(土)は横浜は中華街にてネットを通じてのクルマ仲間での親睦会「中華街キャンプ」が行われました。店は「萬来亭」、グルメなomi5050さんのお勧めの店です。
二日遅れの上、もう一本ブログ書かなければならない(←遊びすぎですねぇ)ので、今回も絵日記風にダイジェストのみでお送りします。詳しいことはこの方をはじめ参加者の方々のブログを参照願います。


スタートはこれらから。



ベビー○ターラーメンのように見えるこれは豆腐でできた焼きそばです。言われなければ気づかない触感・味でした。中国4000年、いきなり魅せてくれます!



鶏のなかに色々とつまった料理です。栄養ありそうですね。



gara-xjsさんが写真を撮っているのはバルタン星人の腕アヒルの舌です。食べ方は二股のほうを手にもち、反対側を口に咥え手で引っ張ります。すると肉だけがスポンと口の中に残るという寸法です。私のお気に入り料理の一つになりました。



ウナギを揚げてから炒めたものかな?蒲焼と夜のお菓子以外の初めての味覚。美味しゅうございました。



焼きそば2種類。左は塩味。右が名物の甘辛い焼きそばです。私は白い焼きそばの方が好みかな…。


他にも何点か料理が出ていたのですが、食べることとしゃべることに夢中で写真を撮り忘れました。うまい料理は人間を丸くしてくれます(色々な意味で)。幸せな3時間でした。


ここで中華街キャンプ昼の部は終了です。参加者の皆様、お疲れ様でした。
この後に夜の部があるのですが、私は明日早朝から遠征予定だったので、ここで帰宅予定でした・・・・が、なにやら面白い企画がある(しかも時間はかからない)というのでノコノコとついて行きました。



その前にこの一枚。ふか4さんの今日の足はランボルギーニです。中華街に似合う小回りの効くMRカーです。



中華街を離れテクテクテク…。時は桜の季節。頭上、トンじゃってますが桜です。



懐かしいものが前方に見えます。むむむ!?



左にはこのようなものまで!!ガレージの中にはナンとミウラが2台も!!!中華街には何度も遊びに来ていますが、付近にこんな場所があるとは露ぞ知りませんでした。次行く時の楽しみが増えました。



そしてたどり着いた地下サーキット



童心に返ってスロットカーを楽しませていただきました。これホント面白いです。いきなりマイカーを購入してしまう人もいるし(笑)
危険性はゼロだし、免許も不要。今度、KDPカップやりませんか?


楽しかったのですぐに帰る予定が、つい長居してしまいました。横浜には危険が一杯潜んでいます。近くに住んでいて良かったなぁ♥
洗車する時間がなくなってしまいましたが大満足の一日でした。どうもありがとうございました。

次回は湘南でバーベキューキャンプという話です。ご興味のある方は是非ご参加下さい(あまり人数が増えても困りますが…)
Posted at 2008/03/31 23:07:29 | コメント(7) | トラックバック(2) | Klub der Porsche | クルマ
2008年01月21日 イイね!

冬晴れの日、富士の裾野にて -KDP&TEAM930サーキット走行会-

冬晴れの日、富士の裾野にて -KDP&TEAM930サーキット走行会-2008年1月19日土曜日、富士スピードウェイ(FSW)を借り切ってのKlub der PorscheTEAM930によるポルシェ走行会が行われました。

私を含め大半がサーキット初心者です。サーキットというものは誰もが憧れるユートピアでありながら、とてつもなく腕の良いレーサーまがいの人たちがタイムを競いあう修羅の世界にも思えます。この世界にイキナリ飛び込んでゆくには大変な勇気が必要であり、KDPでサーキット走行会をする計画かなり以前からあったのですが、イマイチ話は進んでいませんでした。
しかし、今回はちょっと訳ありのためにFSWを格安で借りられるという話をこの方が持ってきてくれたことがキッカケとなり計画が再浮上しました。「貸切」なので周りには気心の知れた仲間、というか初心者しかいない安心感と「格安」という最大限に心を揺さぶるキーワードに参加者はドンドン増えてゆきました。

初めてのサーキット走行会は当日が近づいてくると盛り上がりを見せ始めます。
無料体験走行会にでかける人(私のことです^^;)、購入したグローブやヘルメットをブログで報告(自慢?)する人、ゲームを使ってのイメージトレーニングに余念のない人、シートやシートベルトを購入する人、FSW走行ライセンスを取ってしまう人・・・etc、皆、童心に却ってはしゃいでいました。もちろん堅実にブレーキパッドを交換するなどしていた人もいます。私は走行会前にブレーキパッドがなくなってしまわないようになるべくブレーキを踏まない走行を心がけてました。直前3日くらいですが(爆)。



------そして、2008年1月19日。
集合場所は某SAです。
いつものように早めに ------ 早すぎに ------ 到着して、朝ご飯を食べながらメンバーを待ちます。天気が良かったせいか、行楽客と思われる子連れやグループの人でSA内の休憩所は一杯でした。


集合時間が近づくと続々とポルシェが到着します。
このポルシェ軍団集結シーンはいつ見ても聞いても心躍ります。フルコースの前のオードブルといった感じで、これから起こる楽しいイベントを盛り上げる最高の演出です。

ここでゼッケンが配られました。
私の番号は栄光(?)の33番です♪


全員が揃ったところで出発です。


先頭が黒くクルマなので、目立つ色のクルマが前の方にいた方が良かろうと判断し、くろよん号は3番手をキープして進みました。

・・・ウソです。「迷子」が私の手持ちスキルであるので先頭から離されたくなかっただけですm(__)m

高速道路は混雑状態でありましたが、順調に流れており、ポルシェ軍団は西へ西へと向かいます。高速道路を下りてから、しばらく一般道を走行します。

先日は東からのアプローチだったのですが今回は西からです。途中、真っ直ぐに前を見上げるとFSWが見える場所がありました。すごい所にコースがあるのですねぇ。

ゲート前に到着したときはわずか数台しかいませんでした。
あれ!?みんなどうしちゃったの?
でもご安心下さい。多少の遅れはありましたが、皆、迷子になることもなく(たぶん)やってきました。う~む、すばらしぃ~
全員集合を待つ間にすでにゼッケン貼りやテーピングを始める人もいました。時間を無駄にしない姿勢。う~む、すばらしぃ~(パート2)


ゲートをくぐり富士山の美しく見える道路を駆け上がり、ピットへ。

すぐに準備作業に入ります。やることは4点です。
まず、車内に積んである荷物を降ろしました。意外と色々な物(主に工具)を積んでいたことに気がつき、愕然としました。帰ったら整理しようと心に誓うのでした(笑)。
灯火類にクラッシュ時の飛散防止のためにテープを貼り付けます。どのくらい厳重に貼り付ければ良いか分らなかったので、他の方を参照しつつ、綺麗に剥れるかドキドキしながらの貼り付けです。
ゼッケンも取り付けなければなりません。格好良くナナメに貼っている方もいましたが、初心者らしく真っ直ぐに貼り付けました。
最後は「クルマ壊しても誰にも文句は言いません」という内容の誓約書と引き換えに借りたタイム計測器を取り付けます。助手席のドアポケットのところに取り付けました。

これで準備は完了です。
見よう見真似で緊張しながらの作業だったので写真を撮り忘れました。一度に二つのことができない私です(笑)

そうこうするウチに昼食の時間になりました。サーキット内のレストランOrizuruでランチタイムです。
大人数が一度に来るということで事前調査により、基本的にカツカレーか日替わりランチを食べることになっています。私の選択は日替わりランチです。「びぃふすとろがのふ」だそうです(また写真を撮り忘れるところでした。食べかけですみません)。見た目はカレーと大して違いませんね。


次の予定はブリーフィングですが、準備が予定よりも早く進んでいるのでしばらく休憩時間となりました。
他人様のポルをチェックしたり、雑談したり、他の走行会の様子を覗きに行ったりしていました。





ブリーフィングではナイジェル井桁さんとMINTさんにサーキット走行をレクチャーしてもらいました。
井桁さんから教わったサーキット走行の心構えは
1. あわてない
2. 壊さないで帰る
3. 楽しむ

でした。これらは一般道を走行しているときにも通じることであり、つまりはサーキットだからといって気負う必要はないよ!ということでしょう。これは走行会の間中、頭の中で唱えていました。
大半が初心者ということもあり、テクニックについてはこれといったアドバイスはありませんでしたが、井桁さんからは
・ブレーキを離してから曲がる
MINTさんからは
・一呼吸早くハンドルを切る
ということを教わりました。
最後にブラックバード.さんからサーキット走行のお約束と旗の説明を受けました。サーキットでは合図はすべて旗で行われます。旗の意味は書くと長くなるので、「サーキット」「旗」でググッて下さい(笑)。

いよいよ出走です。
まず、2周先導車(井桁さん)に付いて慣熟走行を行います。慣熟走行なので一般道を走るいでたちでOKなのですが、慣れるためにヘルメット・グローブ・4点ハーネス着用のフル装備で臨みました。
慣熟走行はラインを覚えることが目的なのですが、伝言ゲームのように微妙にラインがずれていっているのが分ります。しかも私の頭の記憶容量では全てを覚えることはできず、当って砕けやがれ!状態です。


2周の慣熟走行の後には待ちに待った、手綱を放たれた本格的な走行です。
何周も周ったので記憶が多少混乱しているので、ここから先は時系列ではない感想です。

まず、コースは下のようになっています。私たちはピットビルBにいて、そこからスタートして右回りに走行します。全長4563メートルあるそうです。

(クリックすると拡大図を見られます)

スタートしてすぐにある第1コーナーはスタート直後は何てことのないコーナーなのですが、2週目以降はメインストレートを駆け抜けてきた後にフルブレーキングをして曲がる難所です。

コカ・コーラコーナーは図面で見ると緩やかに見えますが、私のような下手っぴでも150km/hくらいの速度で進入する上に下り勾配なので気分は地獄の底に巻き込まれてゆくような感じです。

続く100Rは距離の長いコーナーなのでステアリング角度とアクセル開度を一定に保ってひたすらガマンです。ターンパイクに似た印象のコーナーですが、横Gに弱い私は意識が飛びそうになります。

ヘアピンコーナーはレストランOrizuru付近からよく見えるのでギャラリーに注目される場所です。
私はこの辺のどこか(←よく覚えていません)で2度目のスピンをしました。結構速度が乗っていたので気持ちよく回ってしまいました。慣熟走行のみ参加でカメラマンをされてい方々から「派手に回っていたのが良く見えた」と聞きました(^^;)
滑っているときに後ろから煙が見えたので
やべっ!!
と思ったのですが、土煙だったみたいですぐに納まりホッとしました。

ダンロップコーナーから先はクネクネとしたイヤらしいコースです。数ヶ月まえの私ならばリアが流れるギリギリのところを楽しみながら走ったでしょうけれど、一般道での自爆自己以来、恐くて全く踏めません。トラウマの去る日は来るのでしょうか?この辺りでは何台ものクルマに抜かれました(涙)

最終コーナー(パナソニックコーナー)の立ち上がりは何度やっても上手く行かず、一度は追い抜かれる車両に気を取られてスピンしてしまいました。
しかし、嬉しいことなのか悲しいことなのか先日の自爆事故の教訓が生きています。驚くほど冷静沈着にコースアウトしたことを確認してからフルブレ-キング、クラッチ切っているのにエンストするだなぁなどボンヤリと考えながら、壁の2メートル前で停止しました。
エンジン再始動・・・・・かかりません(汗)
エンジン再再始動・・・・・かかりません(滝汗)
一呼吸いれて、エンジン再再再始動・・・・・かかりました\(^o^)/

メインストレートは踏みっ放しをしても230~240km/hまでしか行きませんでした。
ここでは立ち上がりの上手い下手はあるもののクルマの性能がモロにでます。高性能車にジリジリと引き離されて行くのは悲しいものがありました。

そして第1コーナーに戻ってくるのですが、コーナーの250メートル手前から50メートル置きに250、200、150、・・・と書いた標識があり、それを目安にブレーキをかけます。
私の場合は200メートルのところからフルブレーキをかけると第1コーナーで安全に曲がれる速度まで減速できることが分かりました。
ブレーキは床まで踏みぬきます。ここまで踏み込めばヒール&トーによるシフトダウンも楽勝かと思いましたが、逆にアクセルペダルが高すぎて上手くできません。ヘルメットのせいでエンジン音の聞こえ方が普段とは違っていて音だけでアクセルを踏む深さを判断することもできなく、3速まで下げるので精一杯でした。

(マロリンコさんから画像をお借りしています)

------ こんな感じで何周もしていました。

ヘルメットを被っての走行は初めての経験です。
走行中にヘルメットがシートや天井に当るのが気になります。しかし、4点ハーネスで身体を固定しているので頭が大きく動くことはないので、やがてベストポジションが見つかったのか、どこにもぶつからなくなりました。
もともとメガネ漢なのでちゃんと見える視界が狭くなることはないのですが、ぼんやりと見える領域が減っただけでも随分と走り難いものです。サイドウィンドウを目張りしてしまったような感じといえば良いでしょうか?
音もほとんど聞こえなくなります。エンジン音でエンジン回転数を判断することも多いのですが、それができないのでタコメーターを睨めっこしながらの走行になってしまいます。走るときに五感全てを使っているということが良く分かりました。
一番不自由になるのは口です。ほっぺたを左右から挟まれるので)ε(のような口になってしまいます。口を開けるとほっぺたを噛みそうになるのでしゃべれません。まあ、しゃべる必要はないのですが・・・。

サーキットコースの路面は鏡面のような・・・とは言いすぎですが、凸凹などなく、ゴツゴツ仕様のくろよん号でもスムースに走れました。その証拠に全開走行しても重たいレー探をぶら下げたルームミラーが俯くことはありませんでした。また、一般道ではロールしすぎると思っていたけれどサーキットでは意外とそういう感じはしませんでした。
日本中の道路がこんな感じに整備されるならば、ガソリン税の払いすぎ部分25円も喜んで払いますよ(笑)

タイヤ空気圧はフロント220kPa、リア230kPaでスタートしました。何周か走った後にタイヤが全然グリップしなくなって来たのが分った(←私でも分りました)ので、ピットインし調べてみたら前後とも300kPa近くになっていました。前後とも250kPaに減圧し、再びコースインしました。
なお、その後ほぼ冷間時に空気圧を測定したら前後とも200kPaになっていました。

また、走っているとブレーキのストロークが長くなってきました。これがベイパーロック現象というヤツですね。ブレーキを簡単に床まで踏みぬけるようになってしまいました。それでもブレーキの効きが悪くなるということはありませんでした。ポルシェのブレーキは宇宙一の評判に偽りはありませんでした。



2度目のスピンの後に130~140km/hまで速度を上げると左リアがガタガタと揺れるようになり、また気分が悪くなってきたので2度目のピットインしました。
調べてみたら左リアホイールの内側に土がどっさりとこびりついていました。リアを右に流すように滑ったので、左ホイールで土をえぐり取ってしまったようです。念のためホイールナットの増し締めをしたら微妙に緩んでいました。熱のせいでしょうか?

終了時間も近かったし、気持ちが悪いのも治まらなかったので、これでコースインは終了しました。


------ 走行会の締めはタイム発表です。

通信簿をもらう生徒の気分でもらった紙には
18分・・・・18分!?
これって速いの??????
計測器の異常(故障?)で慣熟走行しか記録されていませんでした・・・・・(涙)
私の他にpon-porさんが計測できていませんでした。
そういうことがあったらすぐに教えて欲しいものです。相変わらずFSWの運営はヘッポコです(怒)

タイムの出なかった二人でジャンケン勝負してチョキで敗北を喫した私はポルシェキャンプカップ(ポルシェキャンプさんが沖縄の骨董品屋で見つけた子供用茶碗)を頂きました。これからはこの茶碗でご飯を食べてダイエットに励むことにします(爆)。ポルシェキャンプさん、ありがとうございました。



これで富士走行会は終了です。
走り終えた皆さんの顔には「満足」の文字が浮かんでいるように見えました。
高速道を含め、一般道とは全く違った道路での走行はとても不思議なものでした。ポルシェというクルマに乗らなかったら、おそらく一生経験できなかったでしょう。私の中で世界がまた広がりました。
疲れたけれど、面白かったです。


解散後は有志によるFSW付近の道の駅で夕食会です。
その前にタイヤの空気圧を上げておこうかとゴソゴソやっていたら、残っている人があまりいなくなってしまいました。道が分かっていない私は誰かの後について行かなければならないので慌てて出発しました。うろ覚えの道をゲートへ向かいますが、思惑と違って前にクルマがありません。ふ、不安です。
(ゲートまでこんなに距離があったかな?)
先導車がいないと距離が長く感じるものです。
程なくゲートが見えて一安心です。

しかし、その安心が命取りとなりました。
ゲートを出た後、来た道を戻るならば左へ行かなければならなかったのですが、自然に右へ行ってしまいました。行った次の瞬間に
(あ!間違えちった。テヘ♥ どこかで引き返そう)
と思ったのですが、バックミラーを見ると何台ものライトが見えるではありませんか!?
今更引き返せなくなってしまい、必死にカーナビを操作します。
(道の駅の名前は何だっけ?)
思い出せません・・・・・。
こうなったら頼りは九分九厘当たる(=九割一厘外れる)私の勘とレー探の道の駅お知らせ機能です。道の駅が幹線道路沿いにあったことだけは辛うじて記憶にこびり付いていたので、初めて通る道を幹線道路を目指します。
やがてレー探から道の駅を射程に捕らえたという報告が入りました。
やがて幹線道路に交差する信号に出たら、左から正規ルートを通ってきたポルシェ隊が見えました。
どうやら何とかなったみたいです。
この日、一番緊張した時間でした(滝汗)。

皆さん、私の後をついて来るのはやめましょう!!


そんなこんなで道の駅に到着し、夕食にありつけました。吐き気をこらえながら、食べ物を詰め込むとようやく胃が落ち着いてきました。筋肉痛のことを心配している人もいましたが、サーキット走行は予想以上に体力を使います。万全の体調で望みましょう。

その後は道の駅でタイヤの空気圧調整をし、独りノンビリと帰宅しました。


サーキット走行を終えて、思い出に浸りながら自分は一体何のために走っているのだろうと考えると、決して速く走ることを目的としているのではないことを思い出しました。
今回は初めてのサーキット体験に舞い上がってしまい速く走ることだけを考えていたのですが、もっと色々なことを試してみれば良かったと思うのです。
もっと自分が余裕を持って走れる速度で、クルマとの対話・地面との対話をしながら走れば良かったと後悔しています。

次にサーキットへ行くときの目標ができました♪


-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-

最後になりましたが、今回の走行会の裏方仕事をほとんど一人でやってくれたブラックバード.さんに最大限の感謝の意をささげます。また、U-Gさん、medjaiさんを始め、お手伝いをして下さった方々、講師の先生方、ありがとうございました。
私を含め初心者だらけの不安一杯の走行会でしたが、全員怪我をすることもなく終了することができました。これは上に上げた方々の尽力だけではなく、参加者一人ひとりが安全やマナーに留意してくれたからこその賜物と思います。
参加者の皆様、お疲れ様でした。そして楽しい一日をありがとうございました。

次のイベントでもまた安全に楽しみましょう!!

Posted at 2008/01/21 21:41:20 | コメント(29) | トラックバック(0) | Klub der Porsche | クルマ

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「@くろよん 財布見つかったそうです。良かったね♪」
何シテル?   04/28 23:38
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