
最初にお断りしておきます。
今回はめちゃくちゃマニアックな話題です。
迷子にもなっていないし、グルメな話でもなく、マジメにクルマの話です。
1月10日(土)は某ポルシェショップへ行きました。
エンジンオイル、ミッションオイル、ブレーキフルード、タイヤをまとめて交換しました。
これで1月17日(土)のFSW走行会もバッチリです
♥
─── 本当は単に交換時期がきたから交換しただけです^^;
私には銘柄による細かい違いなど分からないので、用途やイメージを伝えてショップお任せで交換しました。
裏話やインプレを書くと長くなるので、全略して(笑)、本題。
作業時間中、ボケ~と待っていたら駐車場にこんなクルマを発見しました。
964ターボSです。
964RSというちょ~有名なクルマがあります。964カレラ2を軽量化し、基本はカレラ2のままで徹底的にチューニングされたクルマです。このブログを読むようなマニアな方には常識だと思います。
964ターボSは964ターボ(3.3)のRS版に相当します。
ノーマルのターボ3.3から190kgも軽量化をし、出力381psをひねり出すハイパフォーマンスマシンです。
しかし、964RSと比べて知名度が低いのはRSが2391台作られているためにレアとはいえお目にかかる機会がそこそこあるのに対して、ターボSは世界でたった
80台しか存在しないために見ることすらマレだということがあると思います。私も初めてみました。
ちなみに959は200台、RS3.8は120台生産されています。ターボSがいかにレアであるかお分かりいただけましたか?
ターボSの外観上の特徴はまずリアフェンダーに空けられたダクトでしょうか?

しかし、このダクトは私の見たところエンジンルームはで通じてはおらずタイヤハウスに出口があるようでした。はて?
リアウィングはボディと同色です。通所のターボモデル(3.3、3.6)はウィングの先端は黒い色ですが、ターボSは同色にして差別化を図っています。
リアバンパーはRSタイプです。turbo Sエンブレムが誇らしげです。
フロントに目を移すと、フォグランプの代わりにエアダクトがあり、RS3.8タイプの2つに割れたリップスポイラーが取り付けられています。これらは後付けパーツで変身することができるのでありがたみはあまりないですが…(汗)。フロントバンパーにヘッドライトウォッシャーノズルがないのはポルシェの軽量化モデルのお約束ですね。
この写真では分からないと思いますが、フロントボンネットはカーボン製です。直線番長で曲がらなそうですね(笑)

ただ、残念なことにこの個体はヘッドライトがCTRタイプのものに換えられていました。せっかくだからフルオリジナルを保って欲しかったですね。
ホイールはスピードライン製です。巨大な赤キャリパーがついています。車高も目いっぱい落とされています。
お客様の車体だったので、内装は写真を撮ることができませんでしたが、RSとほぼ同じ(専用バケットシート、2シーター、オーディオ、エアコンレス)です。
ステアリングはスピードスターなどに使われている3本スポークのものでした。
いやぁ、良いものを見させてもらいました♪
レアポルシェを見たので今回は読者を置いてけぼりにしてウンチクを語ってしまいました。すみません。
次回は誰が見ても分かるスーパーカーの話か誰が見ても「?」な工作の話にしようと思っています。
Posted at 2009/01/11 23:02:58 | |
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