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くろよんのブログ一覧

2007年12月26日 イイね!

新型レーダー探知機導入

新型レーダー探知機導入私はくろよん号購入以前からレーダー探知機はセルスターのSKY255-GRというものを使っていました。この機種はすでに販売は停止していますが、機能的に問題がある訳ではありません。それどころか苦労して骨折を直してあげたこともあり愛着もあります。

しかし、どういう正当な理由があるのか知りませんが、クルマのウィンドウにモノを貼り付けるのが禁止されてしまったのでレー探さんの居場所がなくなってしまった上に、最近、お友達の方たちが次から次へとレーダー探知機を購入したり、あまつさえオービスを光らせてしまった方もいたりして私の古いレー探さんもそろそろ買い換えかなぁと思っていまたした。

そんなおり、この方こんなモノを導入したというではありませんか。この方のギミック満載GT3で見て以来、ミラー取り付け方モニタは気になっていました。感想を聞いてみると思っていた以上に良さそうです。

ネットで調査してみると色々な機能がついていてカラクリ好きな私の童心を刺激してくれます。フムフム。面白そうです。

数日間、夜も寝ながら悩みました。
-------そして当然のことながらポチッとしてしまいました(爆)。くろよん号入院中でストレスが溜まっていたということも後押ししてくれました。この時期は他にも色々と買ってしまった(いずれ報告することもあるでしょう)し、貧乏一直線です。

購入したレー探はユピテルのMR976siです。
この方セルスターのAR-260MEを購入していたので、こちらにしました。両者は機能的には大差なさそうでしたが、液晶がちょっと大きかったのが目の悪い私にはありがたいです。

しかし、少し問題があります。
サイズは
305mm×82mm、374g
で、純正ミラーを日本のカブトムシとするとヘラクレスカブト並みの巨大さです。
くろよん号のルームミラーはポロリした前科がありますが、この重量を支えられるなのでしょうか?
さらにこんな巨大なものを目の前にぶら下げて前方視界は悪くならないのでしょうか?

ダメならそのときにまた考えましょう!

ブツはすぐに届きましたが、肝心なくろよん号の退院が遅れたために先日ようやく取り付けることができました。

左右二つのクリップで純正ルームミラーを挟むように取り付けるのですが、このクリップのバネは片手で開いたままにできないくらい硬く、純正ミラーに少なからず力を加えることになってしまいました。クリップ式は一見手軽ですが、ネジで締める方式の方が安全かつ確実だと思います。
とりあえず、今のところ突然ポロリしてしまうこともなさそうです。(´▽`) ホッ

しかし、走行中に段々とミラーが下を向いて来てしまうので、時々ミラーの角度を修正する必要があります。特に、良く晴れた暑い日の日中は信号ごとにミラー位置修正をしなければならないくらい角度がずれてしまいます。
これではミラーずれのため真夏には使い物にならないかもしれません。純正ミラーの軸受けを固くするか、反対側に錘をつけてバランスをとるなど何か対策を講じなければなりません。楽しくなってきました^^;

もう一つの懸念ごとは、巨大なレーダーミラーはジャマにならないだろうか?ということです。私は視界が遮られるのが嫌いで、縁がウィンドウにかかっているという理由でサンバイザーすら外してしまった人間です。
はたして・・・・・・・・全然気になりませんでした。どうも私は前方ではなく、上方が見えないのがキライだったみたいです。また一つ自分自身を発見しました(笑)
ただ、ミラーのサイズが巨大すぎます。自分の顔を見てもしょうがない(爆)ので、もっと小さくても実用上十分です。サイズを選べると良かったですね。


電源はシガーソケット、または12V直結からとることができます。シガープラグには電源スイッチが付いているので、964のようにシガーソケットが常時電源のクルマにはありがたいです。でも、何度かスイッチを切り忘れてしまったのでACCシガーソケットを増設しました。
ちなみに、これまで使っていた機種はクルマの震動がなくなると自動的に電源が切れるというスグレモノでした。この機能は是非とも欲しかったですね。

電源ケーブルはミラーから上に引っ張り、フロントウィンドウの縁に沿ってぐるりと回りこむように配線し、ダッシュボード下を経由してシガーソケットまで到達させました。直線距離だと50cmくらいしかないけれど面倒なものです(笑)。


操作は全てリモコンで行います。キーホルダーサイズのリモコンとはいえ置く場所に困ります。とはいえ一度設定してしまえば滅多に設定を変えることもないでしょうから、日ごろはダッシュボードポケットにでも突っ込んでおけば良いでしょう。

ハードウェアに関してはまだまだ改良の余地があると感じています。
ケーブルが絶対に必要なのでミラーに全ての機能を押し込めて重たくする必要はないのではないかと思います。ミラーには表示とアンテナ機能だけで本体を別に用意してくれればミラー部の重量も小さく抑えることができるし、本体を直接操作することにすればリモコンも不要になり、良いことずくめのように思います。


表示部は右側、または左側に設定できます。左ハンドル車の場合は左側に表示することになると思います(私もそうしています)。表示部はハーフミラーになっているので、表示部の後ろに後方の様子が薄っすらと見えます。多少うざいです。

表示の色は昼間と夜間とで替わります。昼間は時間帯によっては多少見にくいかもしれません。

文字はクッキリとしていて目の悪い私でもほとんど読み取ることができます。
しかし、案内のボリュームはもっと大きくして欲しいです。高速道路を1.5col程度で走っていても何を言っているのか良く分かりません。
色・音声・警告音で合図をしてくれるので「何かある」ことに気がつきさえすれば適切な対処をとることはできますが、音楽をかけながら走っていると気づかない可能性もあります。

レーダー探知機能は最新の機種のことだけあって不満はありません。
各種の電波の検知に加えて、GPS連動によりループコイルなどの危険な場所やSA・PAや駐車場など特盛り状態でお腹一杯どころか食べ切れません(笑)。
この辺りに関しては数年前から技術的には飽和状態になっていて、デザートのようにデータ数を増やすことくらいしか行われていないようですね。

この機種にはレーダースコープIIとかいうのが搭載されていて自分のクルマを中心としたターゲットの位置を刻々と表示してくれます。これはターゲットまでどれくらいの距離なのか一目瞭然なのでありがたいです。

オマケ機能としては、何もないときに速度表示を選べるのが面白いです(←この方も書いていましたね)。メータ表示とほぼ同じか若干低めの値を示すようです(メータが高めを示している)。


MR976siは全体を評価するとソフトウェアは十分な機能を持っていますが、ハードウェアがイマイチであると思います。楽しい機能ああるので、新しいものや変なギミック好きな人にはお勧めです(それでも次かその次くらいの機種を購入するのが良いと思います)が、実用主義のストイックな人はやめた方が良いように思います。


でも、まあ気に入っているのですがね…(笑)
Posted at 2007/12/27 00:52:04 | コメント(9) | トラックバック(0) | ポルシェのメンテナンス | クルマ
2007年12月26日 イイね!

新型レーダー探知機導入(無視して下さい)

新型レーダー探知機導入(無視して下さい)すみません。同じものを二重投稿してしまいました。
すでにコメントを頂いているのでエントリだけを残して消去させてもらいました。
(時間がないのでコメントへの返事は後でします)

新型レーダー探知機導入」をご覧下さい。

Posted at 2007/12/27 00:50:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | ポルシェのメンテナンス | クルマ
2007年12月25日 イイね!

クリスマスイルミ?-シガー電源増設-

久しぶりのメンテネタです(オフ会報告や試乗記よりもこちらの方が私らしいと思いませんか?)

世間はクリスマスでございます。
世界中が私の誕生日を祝ってお祭り気分になっているので、私もくろよん号イルミネーションを取り付けました。

・・・というのはウソで、シガーソケット(電源)を増設しました。
964のシガー電源(12V)は「常時電源」です。つまり、キーを抜いている状態でも使える便利なものですが、エンジンを切っているときにうっかりと接続した電気機器のスイッチを切り忘れているとバッテリー上がりの危険性もはらむ諸刃の剣であります。
キーを捻ったときにだけ使える「アクセサリー(ACC)電源」もあると使い勝手が格段に良くなることでしょう。

以前から増設は考えていたものの増設するこれと言った理由もなく、放置していましたが、ついに乾坤一擲の一大決心をして工事に取り掛かることにしました。

いつものように自主的にオヤツ休憩を取って、「散歩に行って来ま~す」いう振りをして駐車場へ向かう健気な私です(笑)。年の瀬の曇空はちょっと寒いですね。

まず、車内の確認をします。
964はダッシュボードの下は配線むき出しというDIYする者の便宜が謀られた構造になって
います(さすがポルシェクオリティ!)。
オーディオ関係から電源を分岐させるのが一般的らしいので、ダッシュボード下を覗き込んでみます。
探すまでもなく最初に目に付いたのは配線の束です。直径が5cmくらいはあり、一本一本がスパゲティならば2食分くらいになりそうです(笑)
これを解くのはあまりやりたくありません。もう一度まとめるのが大変そうなので・・・(←面倒なことは極力さける主義です)

しかし、目を凝らしてよく見ると赤いケーブルの先にギボシ端子(メス)がブラブラしているじゃないですか!?(※豆知識:赤いケーブルはACC電源であることが多いです)
遠い記憶をたどると将来のためにACC電源を分岐させておいたような気がします。
エライぞ!>私

後必要なのはアース(GND)です。シャーシに直接接触できるところを見つければ良いのですが、ラグジャリー路線の964にはボディがむき出しの場所はほとんどありません(※豆知識:比較的楽にアクセスできる場所ですとリアスポイラー昇降スイッチを引っぺがすとボディに直止めのボルトがあります)。既存のアース線を利用するのが簡単です(※豆知識:黒いケーブルのことが多いですが、964の場合は茶色いケーブルです)。

ここで再び昔を思い出すと、スパゲティ束とは別にリモコンドアロックを取り付けたときのアース線があるはずです。
助手席の前の使いやすそうな場所にありました。
エライぞ!>私

念のためテスターを使って赤いケーブルがACC電源であることを確認して、一度室内に戻ることにしました。
助手席のドアを閉めると、空冷ポルシェのドア閉鎖時に特有の
バタンッ
という音色に一瞬遅れて
バタッ
という聞きなれた音が響きました。
ん!?ドアがロックされたです!!くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」(滝汗)

どうしよう?JAFを呼べば良いのでしょうか?でも仕事をサボっている最中だし、どうする?(汗汗)
しかし、こんなこともあろうかと(←久しぶりにこのフレーズを使いますね)予備のキーを机の中に隠してあったことを思い出しました。
「備えあればうれしいな!」
とはこのことですね。いや~危なかったです。

何が起こったのかというと、助手席のドアを開け放しての作業中にドアロックスイッチを押してしまっていたのでした。こうすると助手席ドアを閉めたときに自動的にロックされてしまうのです。気をつけましょう!
(ちなみに運転席側ドアは自動ロックはありません…たぶん)

冷や汗をかいた後は暖かい部屋の中で、近所のオート○ックスで購入したナポレックスFIZZ-798 イルミソケットS3(898円)の細工をしました。これはプラグをシガーソケットに差し込んで使うタイプですが、今回はプラグは使わないので
プツン
と切り落としてしまいました。プラグはいつか別の機会に使うこともあるさ、と心の中で言い訳をしても、未使用の製品に手をかける罪悪感はぬぐいきれません。私って善人なのですよ~(笑)

ソケットから出ているケーブルのプラス(白黒)側にギボシのオスを、マイナス(黒)側にメスを取り付けます(豆知識:ソケットの中心部(底)がプラス12Vです。白黒と黒のケーブルが付いている場合は白黒がプラスらしいです)。
ついでに別のケーブルで女・男・男、もといメス・オス・オスの二股を作っておきました。これで室内作業は終了。


そして寒~い外へ。ブルブル・・・・

リモコンドアロック用のアース線をブチッ!と切ってボディ(アース)側にオスの端子をドアロック側にメスの端子を取り付けました。狭い場所で変な姿勢になって力んでいるので早くも汗を書きまじめます。------夏じゃなくて良かったです。

ソケットから出ているギボシ端子をクルマ側に接続。そしてキーを捻って電圧のチェック。
11.80V
規定値の12Vにはちょっと足りませんが、まあ大丈夫そうな値です。


最後に両面テープを用いてソケットを灰皿スペースの右隣、オーディオの下辺りに固定しました。
ソケットは青く怪しく輝いていて良い雰囲気をかもし出しています。青い色合いが現代的です。
くろよん号はこれで後10年は戦えます!

運転席に座ったら、カーナビモニタにさえぎられて青き新設ソケットは見えませんでした(爆)
Posted at 2007/12/25 23:28:24 | コメント(12) | トラックバック(0) | ポルシェのメンテナンス | クルマ
2007年12月22日 イイね!

くろよん号、復活!!!

思い起こせば、一ヶ月半ほど前の良く晴れた日の朝にコトは起こりました。

クルリ・・・・・・・(あれ!?世界がどこかいっちゃった~(汗))
ドン!・・ドンッ!(メガネ、メガネはどこですか~?(滝汗))

最初に思ったことは
「あ~、リップスポイラーが割れちゃった・・・
高かったのに・・・(泣)」
でした。振り返ってみるとかなり動転していたようで、正常な思考力がありませんでした(←いつも通りじゃん)。

ボディが真っ二つになった訳でもないし、エンジンはかかるし、とりあえず動くことはできます。
様子見をしながら走ってみると、大丈夫そうです。
その後も何ごともなかったかのように走り、お昼ご飯を食べ、お世話になっているショップへ行きました(もちろん保険屋には連絡済)。

主治医の初見は
「大したことはなさそう」
ということでその日は気楽に家に帰りました。

やがて届いたショップからの連絡は
「フレームも逝っちゃってますね~」
追い討ちをかけるように
「修理すると車両保険をほぼ全部使い切っちゃう感じになりますが、全損にして買い替えますか?」
と。「お悔やみ申し上げます」とさして変わらない内容を営業のMさんが何故か楽しそうな口調で語ります。

突然に訪れた決断の時です。

ところで、私がポルシェに乗る直接のキッカケは十数年連れ添った愛車を事故で失ったことでした。このときはぶつけられた側でしたが、一瞬で全てを失ってしまったアノ思いだけはもうしたくないものです。
くろよん号とは一生を共にするつもりです。
それにそう都合良く程度の良い964(しかも赤限定!)なんかないですし・・・(もしあったらどうしていただろう?)

もちろん迷いはありません。
修理することが決まりました。


・・
・・・
・・・・
・・・・・
月日は流れます。

くろよん号が入院中は寂寥を紛らわすためにフラフラと出歩きまくっていました。
代車でノコノコ出かけていっても暖かく迎え入れてくれる仲間たちに何度も励まされました。友人たちのポルシェを見るだけでも心が落ち着くと同時にくろよん号への思いは募り、気がつくとまたポルシェを見るために出かけて行くのでした。
完全にポルシェジャンキーになっていますね。

時にはショップへくろよん号のお見舞いにも行きました。

フレーム修正機の上に横たわるくろよん号の姿はかつての力強さはなく、弱々しいものでありましたが、まさしく冬眠中のカエルのようにやがて来たる春に備えて力を蓄えているようにも見えました。


------ そして48日にわたる長期入院の果てについにくろよん号が退院となりました。
一日千秋という言葉がありますが、四万年と八千年前から…♪の思いで待ち続けていた日です。帰還の日は仕事を早引けし、お世話になっているショップへはせ参じたのはいうまでもありません。

代車をバックで駐車させるのももどかしく、彼女と対面しました(写真は帰宅後のものです)。
元気なくろよん号の姿に目頭が熱くなりました。

以前の彼女を知る方には少し姿が変わったことがお分かりいただけるでしょうか?

フロントは一見ノーマルですが、ヘッドライトウォッシャーがないRSバンパーに変わっています。また、カナードとリップスポイラーを赤く染めて「錦ゴイ」仕様から「金魚」仕様へと変えました(ん?あまり変わってない?)。今までは後付け感が強かったのですが、今度はノーマル然としていますね。

リアもRSバンパーに変えました。ナンバープレートの位置が若干上がるので車高の低いRSでもナンバープレートを擦りにくくするためにこの形状であるとかいう話を聞いたことがありますが、おそらくウソでしょう(笑)。この交換は完全にドレスアップです。
たぶんハッキリと写真を載せたことはないと思いますが、テックアートもどきの小さな羽根は健在です。この小羽根は80km/h以上の速度で自動でポップアップするのが特徴です。DIYで取り付けたお気に入りです。でも高速域で安定感が増したとかいうことは感じられません。


ホイールはBBS LMの18インチに交換しました。以前は純正の17インチカップホイールが付いていましたが、純正アルミホイールは高いから別の社外品を取り付けることを予定していました。しかし、予定品は残念ながらサイズが合わず、たまたまデモノ(中古)があったBBSに変更となりました。オリジナルは金ピカだったのですが、それだとありがちなのでマットブラックに塗り替えてもらいました。そのために12月16日の「おは箱!」に間に合いませんでした(泣)。
タイヤは新品です。またもやBSのPOTENZA RE-01Rです。サイフに優しくない選択をしてしまいました(笑)。


他にはマフラーが換わりました。以前は『彼女のカレラ』の轟麗奈も使っているボルケーノのチタンマフラーだったのですが、aprのステンレスマフラーになりました。
ダウングレードしたのは納期の関係とホイール・タイヤ代を捻出するためです。保険では四輪中の一輪分しか出ないので苦労しまくりんぐ・・・
他のパーツは大人しめ渋めにしているのにマフラーだけピカピカで浮いてしまっています。汚れるのを待つかな・・・(爆)


ついでに写真未公開だったエンジンルームもお見せしましょう(これら↓は数ヶ月前に換えています)。
毒キノコ・ホットワイヤー式エアフロ(with AFC imp)になっています。
マウントもアルミのリジッドになっています。
奥から触覚のように2本伸びているのは車高調サスペンションの減衰力調整ダイヤルです。


さらにブログには書きそびれていたのですが、実はRSミッション・RSフライホイールへの換装もしてあります。LSDも導入済みだったりします(この写真はショップからの借り物です)。



現在、重量はおそらく1,300kgを切り、パワーは280psくらいのハズです(←シャシダイ測定してみたいものです。誰か一緒に測りませんか?)。
したがって、パワーウエイトレシオは4.64kg/ps以下と思われます。
参考までに、ノーマルカレラ2は1,350kg、250psなので5.40kg/ps、RSは1,220kg、260psなので4.69kg/psです。

今回くろよん号のボディもRS風にしてしまったので、Carrera 2よりもRSに近い仕様になっています。そろそろリアのCarrera 2エンブレムも換えても良いかな?と思っています(笑)

「こんなに色々と投資していたら純正RSが買えたのでは?」
と良く言われます。ハッキリとお答えしますが、
無理
です。
新品パーツはほとんど使っていないし、前後バンパーは保険がでなかったら変わらなかったし、怪我の功名(←誤用)です。

それにRSに近くなってはいるけれど快適装備のないRSにするつもりは全くありません。
あくまで安全にかつ気持ち良く運転できる仕様を考えています。
今回のモディファイは棚からボタモチでした。棚への体当たりは痛かったですが(爆)。こんなボタモチはもう欲しくありませんです。今後は分相応にチマチマといじって行こうと思っています。


くろよん号の事故~入院中は皆様には大変にお世話になりました。どうもありがとうございました。これからもくろよん号ともどもよろしくお願いいたします。





<余談>
くろよん号を引き取ったその足で東名・東海環状・中央・首都高のショートコース(700km)を回ってきました。
目的は人間の「慣らし」(笑)です。

くろよん号の乗り心地は一言で書くと悪いです(><)。「悪い」と書くと誤解されそうなので、別の書き方をすると硬いです。靴下のまま外を歩くような感じで、地面の凹凸がツブサに分ります。首都高のギャップなんかタンスの角に小指をぶつけたかのようにガツンときます。けれども11時間(休憩含む)走ってもクルマ酔いにかかることもなければ腰が痛くなるようなこともないので、実は普通のクルマよりも乗り心地は良いのかも!?
室内は以前よりも若干煩くなったように思います。インチアップのせいでしょうかね?排気音はチタンマフラーの方が高めのいわゆる「乾いた音」だったような気がします。音量は大差なしかな?

HR-V(代車)に乗っているときには最高でも1.2col(注:colとはこの方が997で走る速度を1とした速度の単位です。具体的な速度はご想像にお任せします)しか出せませんでした。HR-Vの何ごとにつけ鈍い動きに当初は逡巡を、そして最近では諦観(←これも誤用)をもって迎え入れていたのですが、これ(HR-Vのパワーウエイトレシオは11.52kg/ps)と比べるとくろよん号はカミソリのような動きでした。ジェントルなところが全くありませんでした。こんなクルマだったかな?
以前に「打てば響くようなレスポンス」と愛車紹介に書きましたが、「触れれば切れるようなレスポンス」に修整したいような過敏さに感じました。1ヵ月半のダルな生活によりドライバーのダメっぷりにテカテカに磨きがかかってしまったようです。しかも、緩いコーナーでもアノ日の感覚が甦ってきて全然踏み込めません。もうリアを振りながら走るなんて2度とできないかも・・・。コルナゴ40師匠にならって超安全運転をします。ちなみに以前は安全運転をしていました。これからは「超」安全運転をします。

(写真:左は駿河の茶漬け風膳(\800)、右は中仙道定食(\1,200))
Posted at 2007/12/22 17:00:21 | コメント(42) | トラックバック(0) | ポルシェ964 | クルマ
2007年12月19日 イイね!

おは箱!(オマケ)-同乗ポルシェの感想-

12月16日に今年最後の「おは箱!」へ行ってきたのですが、わがくろよん号は長期入院中でありまして、今回もまた皆様のポルに同乗させていただいての参加となりました。

今日は同乗させていただいたポルシェの感想を述べます。ただし、私の基準はくろよん号、つまり、ライトチューニングされた964カレラ2MTです。他の車種に乗っている方とは感じ方は違うだろうし、そもそも私は細かい違いの分かるような人間ではないので「こんなことを思う人もいるんだ~」くらいに軽く読み流してもらえれば幸いです。


まず私を同乗させてくれたのはこの方です。車種は997GT3CSです。
前回はエンジントラブルのため代車である997カレラSで参加され、私も運転をさせていただきました。今回もまた同乗させていただき感謝にたえません!

さて、タロウ。号はNAなのに400馬力を超えるトンでもね~パワーを誇る純白の貴婦人です。納車前からのエンジンが不調でしたが、心臓移植という大技で見事に復帰を果たしました。

タロウ。号はクラブスポーツなのでロールケージでジャングルジム状態です。Aピラー(フロントガラスとサイドガラスの間にあるピラー)なんて2重構造になっています(「地震が来ても大丈夫」と誰かが言っていました(笑))。けれども997は室内が広いせいか全然ジャマに感じませんでした。むしろバケットシートに乗り降りするときに手すり代わりになるし、シートを前後に移動するときの支えにもなって便利でした。ただし、反対側のサイドミラーの視界は半分以上ロールケージで隠れてしまいます。

フルバケットシートは996タイプよりもスマートに見えます。座ってみると方の部分が996タイプよりも若干キツメのように感じましたが、座り心地そのものは悪くはなく、長距離クルージングにもワインディングでの振り回しにも十分に対応できるモノのようです。

内装で一番驚いたことはドリンクホルダーがあったことです。バブル時代のゴージャスカーである964にすらなかったのに・・・
(左の写真でタロウ。さんが押し込んでいるのがドリンクホルダーです。ロールバーが松葉杖のように二重なのも分りますね。前を行くのはチュンチュン号です。右はロールバーを入れる前の内装です)


肝心の運動性能ですが、一言で現すと「強力・滑らか」です。415馬力(だっけ?)というパワーでありながら、加速・減速はスムースで助手席に乗っていると知らない間に2colの速度が出ていたりします。馬力だけを比較すると先日同乗させて頂いたRUF CTRと大きくは違いませんが、CTRがガツン・ガツンという動きだったのに対して、997GT3は滑らかな動きでした。ドライバーの性格の違い(笑)もあるでしょうけれど、997GT3がNAであることと車重が大きいことが大きく効いているようです。
足はしっかりとしています。高速走行では地面にピタリと張り付いている感覚が助手席にいても分かります。峠道でも、964ではともすれば感じる道を踏み外してしまいそうな感じが全くありません。それでいて乗り心地は「良い」です。高速道路の繋ぎ目でも突き上げは厳しくなく、助手席に座っていると200km/h以上の走行でも安眠できそうです(←もちろんこんな速度は法律上出せませんが…)。

残念ながら、PCCBの性能を遺憾なく発揮するような場面はありませんでしたが、走行後にブレーキローターが手で触れる程度の温度であったのはPCCBの偉大さでしょうか。

997GT3は運動性能も一級ですが、エキゾーストノートも素晴しいです。踏み込むとウォ~ンと咆哮します。これまでのポルシェにはなかった耳で感じるドライビングプレジャーです。
この音楽は車内で聞くよりもすぐ後ろを追走しながら聴く方がより美しくこだまします。ただ困ったことにこの純白の貴婦人が吼えたときは、咆哮を楽しむ間もなくはるか彼方へドップラー効果だけを残して消え去ってしまいます。




次に乗せて頂いたのはこの方964カレラ2カブリオレ右ハンドルです。しかも、運転させてもらいました!

私は以前に964カレ2TIPに乗っていたこともあるので操作が分からないということはありませんが、右ハンドル仕様に緊張しました。
右ハン964で有名なのはペダルポジションの悪さです。オーナー様の言葉を借りればイヤーンなペダルです。確かにアクセルペダルが正面にあります。しかし、運転してみると意外なことに全然気になりませんでした。アクセルは一度足の位置を固定してしまうと運転中に足を離すことが少ないからではないかと思います。
ブレーキペダルもつい左足で踏みたくなる位置にありますが、運転しているときは自然に右足が動きました。
悪名高いペダル配置ですが、右ハンオーナーさんたちは気にしてないのかもしれないですね。

ペダル配置よりもターンシグナルレバーが左にある方が気になりました。曲がるときにはちょっと考えないと操作できませんでした。シフト操作とウィンカー操作を同じ手でするのは不思議な経験でした。
ちなみに、この後、自分のクルマ(代車)に戻ったときには信号でワイパーを動かしてしまいました(2度も!)。

アクセルペダルは結構重かったです。964のアクセルはこんなものだったでしょうか?それともペダル位置の関係で重く感じているだけでしょうか?
ステアリング(社外品のφ35cmが付いていました)も重ステかと思うほどに重たく感じました。
(1ヶ月以上の代車生活ですっかり軟弱になってしまったのでしょうか!?)

それでもアクセルを踏めば素直に加速してくれるのは代車では望むべくもないポルシェのフィーリングです。ハンドル操作に対してもキビキビと反応してくれます。先月乗せてもらった997カレラSよりも全体的に動きが軽く感じます。
別の表現をすると危うさを感じます。忘れてかけていたけれど、これが964の魅力でもあります。
「よっこらせ!」と力を入れなくても変速できるシフトレバー(と言って良いのか?)は快適の一言につきます。ただし、TIPのタイムラグの大きさは気になりました(私はこれが嫌いでMTに乗り換えました)。

ところで、これが私の初オープンカー体験でした。時は師走半ば、真冬ですが、フルオープンで走りました。が、全然寒くはありませんでした!
風は背後からウナジに当るだけで、顔や頭には全然風が当りませんでした。ゆるゆるな帽子を被っていたのですが飛んでいってしまうようなことはありませんでした。ノーマル964で窓を開ける、あるいはサンルーフを開ける方が風が頭部に当るし、寒いです。カブリオレの設計に着帽しながら脱帽です!

さて、せっかく運転させてもらったカブ号ですが、964のドライビング感覚がもどらず終始スローペースで走行させてもらいました。それでも964のドライブはやはり楽しかったです。一方で、誰もが簡単に操作できるクルマではないとも感じ、964はやはり乗り手を選ぶクルマなのかもしれないとそこはかとなく思いました。




この日乗せてもらった3台目はこの方993カレラです。

993は最後の空冷モデルですが、エンジンは基本的に964と同じものを使っています。964と比べると一回りサイズが大きくなっていますが、室内の広さは変わっていないように思います。しかし、トレッドが広がり、リアサスがマルチリンク(964はセミトレーリングアーム)になっているので安定性が増しているはずです。

オーナー様の運転の助手席でターンパイク往復を体験させてもらいました。
乗り心地はマイルドで、車内で会話をしながら写真撮影のために後方を振り返ることもできました。それでも先月ターンパイクで同乗させてもらった997カレラS(下の写真;セグロ号)と比べると安定感は不足しています。高速コーナーでは外へ外へ逃げてゆくのを強く感じます。この辺は964乗りにとってはなじみ深いオールドRRポルシェらしい特性が残っています。しかし、964ほどズルズル滑ってゆく感じがなく、993の足の良さが伺えました。



アマグリ号に乗せていただいて感じたことは、993カレラは964カレラ2に極めて近いということでした。アマグリ号の内装は随所に手が加えられていてとてもオサレですが、964と大幅に違うということはありません。

エンジンも964と同じM64タイプであり、エンジンの音も聞き慣れたものです。

近いという点ではマークワン号の方がくろよん号に近いはずなのですが、なぜかアマグリ号の方がより「いつもの感覚」に近いものを感じました。ボディ形状とハンドル位置の違いのためでしょうか?もっともくろよん号の方が煩いし、乗り心地も固いですが・・・。

アマグリ号はTIPですが、マニュアルモードでのシフトチェンジはハンドルの+-スイッチとシフトレバーの両方で行えます。これは993だけの特徴です。面白いですねぇ。



タロウ。さん、マークワンさん、アマグリさん、大切なポルに乗せていただきましてどうもありがとうございました。



私は乗り物に弱いという体質である上に、他人様と自分のポルと比べるという行為があまり好きではない(競争嫌いなもので)のでこれまであまり他人のポルに乗りたいとは思いませんでした。しかし、くろよん号入院という哀しい機会を大いに活用させていただいて、オーナー様の迷惑を考えず同乗前提でいくつかのイベントに参加させてもらいました。その結果、
・996カレラ
・993RS
・997カレラS(TIP)
・997カレラS(MT)
・RUF CTR
・997GT3CS
・964カレラ2カブリオレ右ハン
・993カレラ
に乗せて頂くことができました。
これで私の乗ったことのあるポルシェが約2倍に増えました。オーナー様たちのご厚意により、貴重な体験をさせていただくことができ、ポルシェというクルマに対する理解が石を抱えてダイブするかのように深まりました。オーナー様に感謝致します。
くろよん号復帰の際には、是非、乗ってみて下さい。

ポルシェというクルマは一台一台にそれぞれ個性があり、一見欠点であように思えることもそれが独特の味わいとなっていたりして、結局どれが最良という評価はできるようなものではなく、どれも最高でした。
そして分ったことは、自分には964が一番合っているということでした。もうすぐにくろよん号が帰ってきます。そうしたら、この一ヵ月半で得た経験を精一杯に活用してくろよん号と過ごすポルシェライフの第二章を送りたいと思います。



<オマケのおまけ>

くろよん号を修理している間はショップからは代車をお借りしています。
HondaのHR-Vという今をときめくウイルスの兄弟のような名前を持つSUVもどきのクルマです。


このクルマはメーカーによる宣伝文句が面白いです。例えば
「自分のスタイルで生きている人の身のこなしが軽やかなのは、余分な力が入っていないからだと思う」
とこんな具合。どこが面白いかは、実際に乗ってみると分かります。すなわち、上の言葉は
「このクルマは非力です」
を婉曲的に表現していたのであります。万事こんな感じで「モノは言いよう」というか絶妙なキャッチコピーが笑えます。センスが良いのか悪いのか・・・(笑)

スタイルは写真の通りの「箱」なのですが、ポルシェショップのクルマらしいモディファイが施されていて、シートは964・993タイプになっていました。ホイールは18インチで偏平率40というタイヤを履いているので乗り心地はとっても悪いです(笑)。
余談ですが、自動車のタイヤに使う「へんぺいりつ」は「偏平率」です。数学用語の「扁平率」とは違うので間違えないようにしましょう。なお、タイヤで使う偏平率の元の言葉は英語ではaspect ratioです。私の業界では「アスペクト比」、または「縦横比」と表現しています。「偏平率」というのはかなり特殊な言い回しだと思います。

これを読んでいる方がHR-Vに乗ることはほとんどないでしょうから、あまり長々と述べても嬉しくはないでしょうから感想を手短にまとめると、高すぎる車高と柔らかい足回りは不安と不安定を呼び覚まし、反応性の悪いAT(CVT)と非力なエンジンとの有機的な結合は、ドライバーの意思から三瞬ほど遅れてグラリと反応を開始するというまるで「船」に乗っているかのような不思議な乗り心地を体験させてくれました。
ニュータイプのごとく先の先の先まで読んで運転することを強いられるので、クルマを操作するのはホントに疲れました。

車高が高いくせにフロントフェンダーは見えず(964の「ふともも」が懐かしい)、前後左右死角だらけなので、964と比べて小回りが利くのに車庫入れは大変に難しかったです。

良いところを探すと燃費が良いことと凸凹道でも底を擦らないことでしょうか?でも日常の足として使うには964の方が楽です。

くろよん号、早く帰ってこ~い!後2日です
Posted at 2007/12/19 21:58:21 | コメント(14) | トラックバック(0) | おはよう箱根 | クルマ

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