惜別！キハ１８１系特急はまかぜ！

さきほどの「惜別！餘部鉄橋乗り鉄撮り鉄レポ！」に引き続き、惜別シリーズ第二弾！（笑）

今回は、鉄橋ではなく車両です！

キハ１８１系というディーゼル特急車両で、以前私の実家岡山から山陰米子方面へ抜ける伯備線の特急やくもで運用されていたことから大好きな車両のひとつとなりました！

ところが、老朽化により活躍範囲も次第に狭まり、現在唯一の定期運用している特急はまかぜでもついに引退が決定されたのです！

もう二度と会えなくなる可能性が高い！ならば会いに行くしかない！（笑）


というわけで、餘部鉄橋の次にやって来たのは、ここ香住（かすみ）駅！
カニを食べに来る町として有名なところですね！




入場券を買って、地下道を抜けて階段を駆け上がると、そこにはどうしても会いたかったキハ１８１系特急はまかぜが、まるで私を待っていてくれたかのように待機！（笑）



発車時間がせまってきているので、階段からすぐ近くにいた後ろ側となる先頭車側に行きました！




キハ１８１の特徴はいくつもあるのですが、まずはこの角ばったヘッドライトケース！
緩やかなカーブのケーシングを持つ先輩格のキハ８２系に比べ、このキハ１８１系はエンジンをパワーアップした形式ということもあり、この四角のケースが山男のような力強さを感じさせます！




逆三角形の特急シンボルマークとイラスト付のヘッドマーク！
今やこのふたつともとっても珍しいものになってしまいました！




貫通路の踏み板に書かれた車体番号は、なぜか斜め！




扉は折り戸！デッキには階段！




中間車キハ１８０の屋根上には、黒いラジエーター！




ラジエーターとは、いわゆる放熱板のことで、真横から見るとこのように薄い板が連なっていることがわかります！
このラジエーターがキハ１８１系の最大の特徴といっても過言ではありません！




ところで、このときとっくに定刻を過ぎているのですが、特急はまかぜは一向に出発する気配がありません！
どうも下りの各駅停車の到着が遅れているようで、単線区間ゆえにそれを待って出発するのでしょう！
この写真に写った運転席後ろの大きな機械室も特徴のひとつです！




キハ82系から引き継いだ運転席のパノラミックウインドウも他の車両にはないデザイン！




遅れていた下り列車が到着し、いよいよはまかぜも出発のときを迎えました！
ヘッドライトが点灯！発車ベルが鳴り終わり、扉が閉まります！




高らかなエンジン音と、すごい煙！
この迫力こそがキハ１８１系の最大の魅力♪




目の前をキハ１８０が通るたび、大出力エンジンの轟音が通過！




本線に出たところで、真正面の顔になりました！




これがいよいよ最後の写真！
大好きな車両とのお別れは寂しいですが、それでも最後にこんなにたっぷりとお別れする時間を持つことが出来て、幸せな気持ちでいっぱいです！
ホームの端から、はまかぜの姿が見えなくなるまでずっとずっと見送り、その勇姿を目に焼き付けて香住をあとにしました！




あ！もうひとつおまけの写真！香住駅のホームにこんなものを発見！これっていったい何人分？（笑）