ミニのユーザー車検に初挑戦!3日間の短期集中決戦 in 多摩陸運 その②
1
さあ泣いても笑っても、車検当日を迎えました。
車検が切れる丁度その日に車検を受けるなんて、こんなおバカで無茶な人が他にもいるんでしょうか ^^;
車検は第三ラウンドの午後1時からですが、既にワクワク、ドキドキで気持ちが高ぶっています。
午前中に少し早めに出かけてゆき、2日前に調節できなかった光軸を再び米山自動車さんで調整してもらいます。
この再調節に料金はかかりません。
2
到着後早速光軸を調節してもらいます。
助手席側(画像上)は何の問題もないのだが、
運転席側のヘッドライト(画像下)の光軸を調節してもらったところ
ご覧のようなとても有り得ないような角度に相成ってしまいました;;
特に左側のビスがとてつもなく手前にせり出してしまってます
しかしこれがチャント光軸が取れている状態であるとのこと・・
でもこれじゃあリングは嵌められやしないXX
車検が終わったら、せっかく光軸調節してもらったが元に戻してリングを嵌めるしかないか。。
おそらくレンズ内の反射鏡が元々ズレてしまっているために、このような角度にしないと光軸が取れないのではないかとの事。
って事は、このレンズ自体の初期不良って奴か、プンプン!
まあ兎に角、今日はこれで車検を受ける事にする。
因みに車検時にヘッドライトのリングが付いていなくても全然問題ではないとの事 ◎
米山自動車のおじさんが一通り確認してくれて、『オッケー、オッケー、もう大丈夫でしょう♪』 という心強いお言葉をいただき勇気が湧いてきた ◎
3
多摩陸運に到着し、昨夜記入した必要書類一式を確認しておく。
色々あって面倒くさいが、次回はもう手軽に記入できると思う。
窓口にネットで予約した際の番号を伝えて、書類一式をそこで一度提出し印紙にハンコを押してもらい再び受け取る。
車検本番までまだ一時間以上あったので、最終的な確認の為にともう一度検査ラインの見学をさせてもらった。
すると若い検査官が近づいてきて話しかけてきた。
『車検は近いんですか?』 『年式は何年ぐらいですか?』
『光軸検査は通常ハイビームで行うんですが、年式からして最初はロービームでやるかもしれませんね。』 等と親切に教えてくれた。
4
念には念を入れ最終確認のため、陸運の駐車場で灯火系のチェックをしておく。
特に問題はない。
因みにエンジンルーム内は現状ご覧のような状態で受験します。
社外品のエアフィルターケースや寺本自動車のクランク内圧コントロールバルブ等が装着されていますが、車検検査においてこれらは特に問題にはされないそうです。
因みにホーンもBocshに替えてあり、かなり後ろに装着してあります。
実はここだけの話ですが、先月エンジンルームを整備中に回転中のブレードフィンにウエスを巻き込んでしまい、11枚ある羽のうちの4枚を割ってしまった事は内緒です;;
車検が終わったあとにちゃんと直しますから、今日はご勘弁ください ^^;
5
予想したとおりコースは3番コースと指定されましたので、後ろに並んで待ちます。
暫くすると検査官が車体周りと、灯火系のチェックをしにやってきます。
すると、近づいてきたのは先ほど自分に話しかけてきた若い検査官の方でした。
そこで何故かホッとしてしまいました。。
『ユーザー車検で、今日が初めてなので、お手数をお掛けするかもしれませんがどうぞ宜しくお願いします!』 と高らかに宣言しましょう!
下手に玄人ぶると痛い目をみるでしょう。。
ユーザー車検で、初めですと告げると、検査官は親切にコース内までついて来てくれて、要所要所でサポートしてくれるので安心です ♪
まずはボンネットを開けて刻印との同一性のチェック、ホーンや灯火類のチェック等が行われました。
すると検査員の方から一言 『このマフラーって純正ですよね。』 ときた
思わず 『ハイ、純正です!』 と答えてしまった ^^;
思いっきりセンターマフラーで、決して純正ではないのに・・
もしも 『このマフラーって、純正ですか?』 と疑問形で聞かれていたならば 『いえ、車検基準に適合した社外品です。』 と答えたと思うのだが、瞬時に面倒はなるだけ避けたいという思考が働いてしまいました。。
6
更にその検査官、『ちょっと車内も見せてください。』 と言う。
一体車内に乗り込んで何を調べようというのか??
検査官はぐるりと車内を見渡して、ハンドル周りにも目をやり(ホーンマーク付いてますから!)。
ふとドア付近で目を止め(やばい、もしかして自作のスピーカー内蔵のアームレストが、ダメなのかぁ)
と思いきや、検査官唐突にウインド開閉用のハンドルをクルクルと回転させ、ウインドウがスムーズに上下するかを確認し始めた。
お~と、これは予想外の展開だ!車内内側に突き出したアームレストではなくウインドウの開閉テストとは。
でも良かった。実は昨年中に両サイドのガラスチャンネルとウインドウ関係はリニューアル済みであったのだ ◎
おそらくこのテストは各検査官の独自の判断により行われているのだと思う。
なんせ今時の自動車は全て電動開閉式なわけだし、こんな手動開閉式の車なんてミニや旧車ぐらいしかないもんな。
もしも緊急時に窓が開かなかったら、そりゃ危険と判断されるんだろうな。。
なので、窓が半分しか開かないとか、開閉がきつい場合にはチェックを受ける可能性があります。
余談ですが、よその陸運によってはSRSエアバック警告灯のチェックがあるようです、97年以降のエアバック車ミニで警告灯が全く点灯しないのはXになるそうです、更に警告灯があるのにエアバックが無いハンドルに付け替えられていた場合、車検を落とされたという事例も発生しているようです。
さて、とりあえず第一関門は無事突破!
7
試験場の最初の1コース目はサイドスリップテスト、ラインに真っ直ぐ合わせて車をゆっくりと前進させてゆく。
単純に車が真っ直ぐ進むのかをチェックされます。
◎
そして自分的には最大の関所で難関であろうと思われる第二関門。
ローラーに前輪を載せ、35kmからゆっくりと加速させ40km(自分の場合は43~45km程で)パッシング
◎
続いて光軸テスト、通常はハイビームで検査されるのだが、年式からこのミニではロービームで行うとの事
その結果
左 X 右 X
だが心配はない、元々テスター屋さんでハイビームで調整してあるのだから。
この光軸テストは、ハイかローかどちらかがOKであれば問題ないのだ。
取り敢えず最後にハイビームで検査しますから、その前にブレーキテストを先に行います、と告げられる。
フットブレーキは、普段かけている程度の踏み圧では足りません。
思いっきり、渾身の力を込めて踏み込みましょう ♪
◎
続いてサイドブレーキテストです。
普段2ノッチで停車せている場合、1ノッチ多めの3ノッチまで引きましょう。
◎
そして再度光軸テストです。今度はハイビームに切り替えます。
左 ◎ 右 ◎
おお~無事最大の関所を通過♪
続いて、第三関門では排ガステスト。そして最後の第四関門では車体下回りの検査と続きます。
第3、第4共に ◎
で、全ての検査終了。
記録機に検査表を差し込み、出口の待機所にいる検査官に全ての書類を提出しハンコをもらいます。
『無事合格ですよ。』 とも 『おめでとうございます。ご苦労様でした。』 と言われることもなく、本当に合格したのだろうかという気持ちのまま、指定された庁舎の6番窓口に書類を差し出して、待つこと2分度度で、新しい車検証と、窓に貼るシールを受け取る。
ここで初めて受付の女性から 『これで全て終了です。ご苦労様でした。』 という言葉をかけてもらい、やっと車検に受かった事を実感したのであった ^^
8
車検切れ当日の受験で正直ハラハラ、ドキドキではあったが、
交付された新しい車検証とシールを手にして、車内でそれを喜びの気持ちと共に暫く眺めていました ♪
何だか終わってみればアッという間だったけど、自分にとってはとっても楽しいイベントでした ♪
試験等というモノ自体、一体何十年ぶりに受けたんだろうか?
ああ、、でもこれでまた2年間このミニと付き合っていけるんだなぁ~
という嬉しい思いを乗せて、多摩陸運をあとにしました =3 =3
よし、2年後も必ず自分で通してやるぞ・・という誓いとともに ◎
めでたしめでたし ^^
今回のユーザー車検にかかった費用
①自賠責保険 ¥27,840
②重量税 ¥22,800
③車検検査料 ¥1,700
④必要書類一式(24ヶ月点検簿は別) ¥30
⑤車検テスター代(米山自動車にて) ¥5,400
総額 ¥57,770也
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