2021年05月10日
この時期になると自然と話題が増えてくる自動車税の話。
まーその、話題になるのは新しい車でお役人さんが決めたレギュレーションに合格した車は免税だったり減税優遇され、初年度登録から13年経過した古い車(ガソリン乗用車)はそのレギュレーション未達成とか何とか言いながら重加算されるという仕組み。
とーぜん、お役人さんが決めたレギュレーションは<お察しください>とよく言われているわけで。
んで、うちの白いアレとカミさんの車はどちらも13年超の車。しかも白いアレは更に次のステージ。(w
さて、ちょっと目線変えて昨今のネオクラ世代やクラシックカー世代の中古車相場の爆上がりってのは非常に何とも言いがたい。
ほんの数年前までなんて10年経過した大半の乗用車の中古相場はソレこそ捨て値状態で車両価格(=車両価値)は気持ち程度で車検整備費といった公道で走るために必要な手続きや販売店さんが整備したまっとうな価格程度だったのが、当時の不人気車であっても今では”レア車”とか肩書きついて私ら世代には”神をも恐れぬ価格”で販売してたりする。
・・・ん?
今まで古い車には(一部のコレクター車を除いて)車両価値なんて無いも同然だったのが<お察しください>が祭り上げ的に各種媒体で煽るような記事をだすもんで、車両価値がバブルのような恐ろしい状態に。
まぁ、需要(=当時憧れて買えなかった人やイマドキの車に無いものをほしがる人が増えてる)と供給(=生産中止して年数が経過し、修理不能や神隠し等の諸事情により現存数が日々減少している)のバランスもあるんで、どうしても価格相場が上がるような感じも。
しかもですよ。自動車税が重加算された車であっても売れ、意外と優遇税制や免税されている新車販売が苦戦しているともチラホラ聞いたり。
ということは、、、
この税制を考えた偉いお役人さんは先賢の目で今後新車はその車両価値は昔に比べたら横ばいか低迷し、逆に古き良き時代でソレこそ職人さんが手がけた日本の伝統工芸品に匹敵するような凝った造りの大衆車であっても月日が経つと逆に車両価値があがるので、そういう税制にしてしまった方が、安定して税収が得られるのでは?というしたたかな考えだったのかと、こんな仮説を思ったり。(爆)
現に(私が歳食ってるのもあるけど)イマドキの車は外見、内容と似たようなモノばかりで個性が無く、何でも電気仕掛けの仕掛けだらけで急に動かなくなったりする爆弾を抱えた最新鋭の装備をもつ車は年数経過すれば装備は陳腐化でアップデートや故障修理できなくなるというPCとよく似たモノは減価償却がすすめは価値なんて無いけど、外見は個性の固まり、内面は荒削りなれど、人の手で造り込んだ感と故障しても”ああ、多分ココだから部品が無くてもまだ生産されている部品を流用して修理できる”と減価償却が終わってもまだ十分にアップデートできて使えるものは価値が見いだせるという感覚もあるわけで。
グダグダと言ってるけど、結局、13年超の車で現存するものって、、、偉い人達がその車両価値を先読みして価値が生まれると理解しているからその価値分を自動車税で重加算されるという解釈ってのはアリ?
も一つ、最新の減税や免税対象の車ってのはそもそもそんな価値をつけなくて(減税や免税して税収を抑えても)もすぐに買い換えるだろうから、他の税項目(購入時の消費税や重量税等)でガッツリ税収確保すればいいという事かな。
だって、車買い換える時って車検が多少なれど残ってるほうが下取りが・・・とか聞くんだけど、仮に1年車検を残した状態で買い換えたとしてだ。
車検時に払った各種税金ってのを割り戻しがあったとしても下取りに出された車では1/2の税収既にあり、そのまま次の所有者の手に渡ればその売却時の消費税と登録等で税収が発生、そして買い換えた車が新車購入なら初年度登録分の期間の税収が発生するから結果的には余り変わらないかと。しかも消費税分儲けてしまうし、新車購入を促進してしまえば経済も回る。
更に買い換え促進が進めば現存する古い車の絶対数が減り、追い打ち掛けるように希少価値が上がると間接的にお役人が認めてるような事での煽りを入れれば、オーナーには希少価値がありそうなものを持っているというプチ満足感を与えるので(付加価値分として)重加算されてもそれがステータスなのだという意識の刷り込みの魂胆もありかなぁという解釈も。
そう言う解釈をしてみると、古い車に対しての重加算税も課税される側の印象がちょっとは・・・変わるわけないか。(ちーん)
#以上駄文ですな~(^^;)
Posted at 2021/05/10 22:32:35 | |
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