SHI-GEOのブログ一覧

開業以来、休んだ日を除いて初めて、ほぼ仕事依頼の無かったこの１週間。

暇な時期なので仕方ないにしても、さすがに１週間仕事が無いと少し焦るものの、憂いててもしょうがないので、自分のサンバーの不具合の直しと少しのアップグレードを施そうかと準備中。

ここしばらく「めんどくさいモード」だったので、不具合放置のオンパレードだったからやること沢山あって大変…

そのうち、整備手帳にアップしていきます～

仕事仲間のサンバーを、リアハブベアリングのトラブル修理で預かって数日。

急遽必要になった部品の手配やら、作業中に見つけた別のトラブル修理等を仕事の合間にやってたので意外と時間が掛かってしまった…

今日は雨模様だったのでそもそも作業スピードが滞る上に、下回りの作業で余計に時間が掛かる事は作業前から判ってたが、１人寂しく作業していたら、仕事明けの友人Ｓクンが遊びに来てくれた。

以前より何度か登場してるＳクンだけど、彼のサンバーバンは毎回見る度に少しずつ変わっていて、ほんと面白いのだった。



今回はホイール&タイヤが変わってた。


この角度から見ると、スゲー車高が高いのがわかる(笑)

流用できそうな物を集めて、ほとんど自力で試行錯誤しながら安全面も気を配りながらここまでのリフトアップを実現したのが畏れ入るのであります。



お互いに自分のやるべき作業を、くっちゃべりながらワイワイと。
１人で寂しくやってた作業が、今日はとても楽しいものになりました！

本日仕事中、常磐道を北に向かって走ってたら、突然に「カチャカチャ」と異音が始まった…

速度に比例して音が変化するので、ブレーキを含む足回りか駆動系だと判断して、窓を開けて左右のどちらかを確認すると、どうも左側から聞こえてるようだった。

近くのパーキングに入る為にブレーキを掛けてもタッチは全く変わらないので、その時点ではブレーキ系は除外して、ハブ周辺を疑って簡易的にチェックするもガタつきは無く、そもそもハブベアリングが逝った音とは異質な音なので、頭にクエスチョンマークを抱えながら、とりあえず仕事を終わらせる事に。

幸いにも仕事終わりが実家近くだったので、そのまま実家で本格的にチェックするも、最初に疑ってたフロントのドライブシャフトも異常なく、やはりフロントハブも特にガタは感じず、今度はリアを上げてタイヤを回してみると、ハブにガタは感じないものの軽く引きずる感触が！

シューの引き摺りかっ！？
と思ったものの、それまでブレーキタッチに異常は無かったし、不思議に感じてとりあえずドラムを外してみた…



ありえん…汗

なんだこれ…


つまり、ドラムのフチが錆びて、溶接部分が外れて広がってバックプレート？のフチに沿って引き摺りながら回ってたと。
んで、バックプレート側の段差に当たって「カチャカチャ」と音を立ててたようで…(汗)


部品取りのサンバーから外してあったドラムをつけて直ったものの、こんなトラブル見た事無かったのでビビった。

やはり超多走行車…
ほんと色々なトラブルあるもんです(^^;


暇をみて、今度は他の部分を良くチェックしておこう…

夕べ、元「お仕事サンバー３号」が、次のオーナーになる黄熊さんの元へ旅立っていった。

このサンバーは、北海道から九州までほんとに色々な所を走った相棒だったので、手元を離れるのにあたりかなり色々と思い出があった。


お渡しする前に、黄熊さんがご自身でエンジンオーバーホールと他の不具合を直したのもあって、またしばらくは元気に走れるので、これからはまた新たに色々な思い出を作りながら全国を走ってくれる事でしょう！

新潟から戻った昨日、午後から実家で再び「元お仕事サンバー３号」のエンジンオーバーホールのお手伝い。

ほとんど無睡眠で朝方戻ってきたのもあり午前中は爆睡だったので、黄熊さんとおぽよんさんが何時頃にいらしたのかもわからなかなったが、朝の段階でほぼ全部バラバラだったエンジンが、昼には腰下全部組上がっていた！

親子メタル全部交換及びクリアランス計測と、ピストンリング全部交換でこの早さ！
もちろん各作業に手抜きは一切無し。
メチャメチャ手際が良いのであります。

イレギュラーのトラブル対処が複数発生したももの、夜にはエンジン載せ上がり一発で静かながら力強いアイドリングを始めた。

予定では黄熊さんが乗って帰るはずだったものの、アクセルワイヤーが切れかかってるのが判明し、残念ながらパーツ調達できるまでまたしばし実家で佇む事になった。

しかし、今回の「エンジンのほぼフルオーバーホール」のお手伝いをして感じたのは、今さらながらの話だけどエンジンってものすごい素直な結果が出る機械なんだなと…

当たり前だけど、組み間違いをすれば直ぐに異音が出るし、まだ大丈夫かなと中古部品を使えばその中古部品なりの性能しか出ないし、横着すれば横着しただけのトラブルリスクが出るしで、如何にそれを追求出来るかで「本来持っている性能」を安定して引き出せるようになるんだなと、あらためて気づいた。

もちろん、金銭的な折り合いもあるので「どこまで追求出来るか」はその場その場で違うけど、次回また自分でエンジン組む時は、今回学んだ事を踏まえてもう少し良いエンジン組めるように頑張ろうと思うのであります。




そうそう、今回の自分はと言えば、任されてた「タペットカバーの結晶塗装」を始めたものの、何と塗装を流してしまい大失敗…
とりあえず仮に装着したものの、後日もう少し気温が高い時に別のカバーで再塗装する事にした(汗)

成功はもちろんだけど、失敗して凹んでも「次にはそこを気をつければもっと上手く出来る！」と何の根拠もなくすぐ気持ち復活する天然ポジティブ人間な自分は、こういった作業には向いてるのかな…(苦笑)