と言っても、バイクのですが。
CB400Fのシート、少しずつ破れが出て来ていたので、シート表皮を取り寄せてセルフで張り替えてみる事にしました。
日本では版権の関係でリプロシートも表皮単体もテールエンドのHONDAロゴが入って無い物しか流通してませんが、何故か訴訟大国アメリカにはロゴ入りが有ったので、毎度の個人輸入。
スタッズとシートベルトも付いて、およそ4000円。
40年モノの純正表皮を剥いでスポンジとご対面。
数十年の時に加え、複数の乗り手のケツ圧を支えて来たであろうスポンジ、崩壊してる部分もあるし、若干の変形も見られました。
張り替える前に鉄製シートベースのクラック補修をします。
この時代のバイクにはお馴染みの症状ですが、まだ比較的マシな方か。
溶接だとスポンジ剥がしたり処理が大変なのと、余計割れやすくなりそうなので、溶接並みを謳う接着剤をゴテっと盛りました。
熱も入らないので、母材への傷みも無い、パネルボンドと一緒ですね。
いよいよ新しい表皮を被せていきます。
仕事でも内装表皮を張る作業をやるので、やり方は分かるのですが、主に樹脂部品に表皮を接着して張る作業が多いので、シートの様に接着せずに引っ張って形を出して固定して張る作業は独特の難しさが有りました。
ズレが無い様に、1か所決め込んでは全体を見て、調整・・・を繰り返しながら、全体を決めて折り込み。
最後にスタッズとシートベルト固定ボルトの穴を空けて、それぞれ取り付けたら完成です。
スポンジの型崩れも有って、僅かに片側に寄り気味になってしまいましたが、車両に取り付けたら分からないレベルだったので良しとしましょう。
作業時間は1時間ほど、中身のスポンジとベースはド中古のままですが、パッと見は新品になりました(笑)
外注に出すと張り替え工賃で1万円前後する様なので、それが浮いたと思えば上出来です(笑)
さて、ノーマルシートの修理が終わったので、次はシングルシート。
来月の半ば位には塗装も終わって実装出来そうな進み具合ですが、全ては本業次第(泣)
今年のお盆休みは昨日で終り、ここから来週末までぶっ通しで白物家電車の代表格みたいなクルマのデザイン開発業務に従事します(苦笑)
Posted at 2018/08/12 22:44:41 | |
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ヨンフォア | 日記