クラッチ交換 ミッション/デフオイル交換
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今日は従兄弟でフェラーリのメカニックをしているT君を呼び出してクラッチ交換をしました!
一日中晴天で、午前中は日差しが差すように暑かったです…。
まずは4輪ジャッキアップしてリアデフのオイル交換から。
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オイルはカストロールの80W-90 GL-4/GL-5にしました。
ミッションとデフ兼用のオイルです。
アマゾンで1656円/1Lでした。
オイルの注入用に、オイル差しの先端を耐油ホースに差し替えたものを使用しました。
粘度が高いので、かなりの握力を消耗します(笑)
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ちゃっちゃと古いオイルを抜いて、新しいオイルに入れ換えます。
抜いたオイルはまだ透明感があってそんなに汚れていませんでしたが、いつ変えたのか不明なので一応交換です。
およそ1.2L入りました。
ドレンボルトにはM12の銅ワッシャーを入れて、フィラーは樹脂製のワッシャーを再利用しました。
トルクは調べて無かったので、とりあえず30N•mで締めておきました。
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ミッションオイルを抜いている間にペラシャ、バッテリー端子、セルモーターを取り外しました。
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デフのドレンボルトは鉄粉も少なくかなり綺麗でしたが、ミッションの方は鉄粉多めでキラキラしちゃってます。
少し大きめな破片も見受けられました。
ミッションオイルは1.5L程入りました。
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続いてミッションを下ろすのですが、上側のスタッドボルトのナットがなかなか緩みません。
狭くて大きい工具も入らないし、力も入れづらくてちょっとハマりました。
試行錯誤の結果、ミッションが動かないように下からジャッキで固定し、上から棒とハンマーでレンチを叩いて緩めました。
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ボルト、ナット、配線、ケーブル類を全て外してミッションを下ろしました。
上側のシフトケーブルのピンがどうなっているのかよく見えず少し手前取りましたが、ドライバーでこじって何とか外しました。
ケース内が汚れているのはインチキ整備で点検蓋からパークリとグリススプレーでリレーズベアリングの動きと、クラッチの切れ不良をなんとか改善出来ないかとトライしてみた跡です…(笑)
外したクラッチディスクはまだ溝も残っていて使えそうでしたが、クラッチカバーはダイヤフラムスプリングの接地面が削れて摩耗していました。
リレーズベアリング自体は少し音がするものの、グリスが乾き切ってくるくると抵抗無く回っている様に感じました。
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外したクラッチディスクです。
使えそうでもったいないですが、交換します。
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外したクラッチカバーです。
見ても分かる程に溝が付いてしまっていました。
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写真取り忘れましたが、フライホイールも取り外してパイロットベアリングを交換してます。
ボルトは再使用不可ですが、今回はネジ山を清掃して青のロックタイトを塗布後、65N•mくらいで締め付けておきました。
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クラッチディスクのセンター出しはKTCのM8用ヘックスソケットの先端にテープを巻いて使用しました。
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自作SSTでバッチリセンターが出たので、その後のミッション取り付けもスムーズに進めることが出来ました。
クラッチカバーは締め付けトルクを計測できる道具がなかったので、現役整備士の必殺手ルクレンチで締め付けました。
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ミッション側も清掃と部品の交換を進めて行きます。
リレーズベアリングはクラッチワイヤー側にスライドさせるだけで取り外しができます。
清掃前の状態ではグリスが劣化して粘土状になりリレーズフォークの動きが悪く、途中で引っ掛かる様な感じになってました。
清掃して固まったグリスを取り除きましたが、ミッション側のベアリング受けの部分は少し段付き摩耗をしてました。
組み付けはニチモリのクラッチグリースを使用します。
ベアリングの受け部分とスプラインにしっかり塗っておきました。
購入はアストロプロダクツにて、900円くらいでした。
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全部元通りに組み直して作業終了です!
午前11時頃から始めて、お片付けが終わったのが20時頃でした…。
頑張った整備士のT君には、お礼にくら寿司の食べ飲み放題をご提供させて頂きました(笑)
ミッションは重いし、リフトもないので1人ではやりたくない作業です。
T君、次回もよろしくお願いします♪笑
総走行距離/68502km
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