
雨にたたられた連休最終日。
自宅で沈殿。
ブログの連投、書きなぐり、失礼申し上げます。
誤解無きよう、最初に申し上げます。
以下の記事で、自動運転のメリットについてかなり
肯定的な意見を書いております。
しかしながら、自動運転は完璧、これさえあれば交通事故はなくなる、
とは決して申しておりません。
ましてや、自動運転が好き、などとは金輪際申し上げておりません。(^^;;
作文能力の欠如による表現不足はご容赦下さい。
ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。m(_ _)m
9/17(土)NHKスペシャルです。
「自動運転革命」
あまり関心がなかったのですが、引き込まれました。
各社、特に日産の開発状況を詳細に伝えていました。
数々の障害をクリアしながら、2020年の市街地走行を目指しているそうです。
しかし、それよりも何よりも驚いたのは、Googleの参入です。
蓄積したビッグデータを元に、ほぼ完璧な自動運転のシステムを着々と構築しつつある
とのこと…
しかもGoogleの目的は、自動運転のクルマを作ること、ではない…。
Googleの狙いは自動運転のプロバイダーになることだそうです。

完璧なシステムを構築し、

自動車メーカーへ供給する。
つまるところ、自動車のスマホ化。
ところで、自動運転のレベルは4段階あるそうです。
(そんなことも知りませんでした。)
レベル1 ハンドル、ブレーキなど、運転装置の自動操作。
レベル2 上記に加え、車線変更などの自動処理。
レベル3 クルマ自体が全てを制御。
1から3までは、運転者が必要。
現在各社は2から3の間でしのぎを削っている。
そして、
レベル4 運転者不要、完全自動運転。
これでやっと、本当の意味での「自動車」になるわけですね。
Googleはビッグデータを武器に、レベル4のシステムで業界へ殴り込みをかける。
というか、自動運転のソフト面で業界の支配を目論んでいるようです。
さて、どこが主導権を握るかはともかく、自動運転は社会の必然となりつつあるようです。
交通安全の強化というよりも、経済的要請、つまり商売になるということなんですね。
産業構造の大きな転換も予想されます。
番組では、バックミラーメーカーの生き残り対策についても触れていました。
僕はもともと自動運転には全く懐疑的でしたが、この番組を観て考えが変わりました。
たとえ不完全な自動運転でも、自分は完全だ、運転が上手だ、と勘違いしている人の
運転よりは数倍優れているのは間違いないと思います。
不可抗力の陵域は当然残ると思いますが、人間同士が起こす事故の確率よりは圧倒的に
低いであろうことに気づかされました。
少なくとも、ペダルの踏み間違い、居眠り運転、酔っ払い運転、危険運転は激減し、
それを原因とする事故、被害者の数も減ることでしょう。
そのメリットはプログラムの瑕疵によるデメリットなど問題にならないほど大きいと思います。
自動運転による事故が起きた時、メーカーの責任とユーザーの責任の範囲を
どう線引きするのか。
それも恐らく現在の交通事故における訴訟問題よりもはるかにシンプルなものとなりそうです。
僕はそう思います。
複雑な問題は今でもあります。
いずれにしろ何事にも、完璧、ということはないわけですから、リスクをどれだけ減らすのか、
に尽きるでしょう。
感情の生き物である人間のモラルアップに期待するよりも、自動運転システムを整備する方が
どう考えても理にかなっている、そう思います。
昔、僕がアルバイトをして一眼レフカメラを買った頃、自動露出機能はありましたが、
自動焦点はまだでした。
カメラのオート機能の是非について論議するひとは今や皆無です。
自動運転もいずれそうなるのかも知れません。
そう感じました。
レベル4になると、もはや運転者は不要。

ステアリングは格納され、室内はくつろぎの空間へ。
我々が、スポーツカーの運転を楽しめる最後の世代となるかも知れません。
20年前、発売当初は極めて異端であったハイブリッド車がこれだけ普及しました。
今や、ハイブリッドでなければクルマにあらず、といった感すらあります。
自動運転車も一旦広まれば、後は加速度的に普及するのでしょう。
それに合わせて、制御しやすい電気自動車も一挙に増えるのではないでしょうか。
冒頭、申し上げましたように、自動運転が完璧な安全を保証する、
とは思っておりません。
ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。m(_ _)m
…果たして、過去の遺物、となるか。

楽しむのは今のうちだあ〜
以上!です。(^_^)