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ハヤタのブログ一覧

2020年07月05日 イイね!

オートバイ。そして原形の原形は…。

自然は情け容赦なく猛威をふるって人間の生活をひっくり返していきます。。
事実上なすがまま…。毎年、毎年思い知らされます。

現実から目を逸らしてウダ話です。


(このシーンの前後、いくら丁寧に見てもタイヤの接地面が映りません)

映画「あの胸にもういちど」のインパクトが強烈でした。
頭から離れません。

中学生の時にテレビで見てラストにビックリ、でもエッチな場面が多い
ただのB級作品と思ってました。

還暦間近のオッさんとなって見返すと、結構深いものがあるように感じました。



デジタルリマスター版で1960年代の空気が蘇ります。

「ルパン3世」峰不二子の原形となったのが、このマリアンヌ・フェイスフル
だというのはよく語られる話です。

一方、この映画は「ルパン3世」の後に作られたものだから、それは違う
とも言われているようで、興味は尽きません。



納屋で静かに「出撃」を待つハーレーダビッドソン。

ハーレーには全く興味がなかったのですが、本作で見方が変わりました。



「オートバイ」
原作本です。
作者のマンディアルグ大先生はエロティシズムの大家、なんだそうです。
日本で言えば渡辺淳一大先生か…。

これ、煎じ詰めるとただの「エロ小説」です。
純文学っぽい比喩や回りくどい表現が多いので、新書版サイズの
ボリュームしかないのに、読み終えるのに骨が折れました。

メカニズムの描写は心くすぐられるところもありますが、
映画で心が動かなかった人には厳しいと思います。

「あの胸にもういちど」は、タイトルも含めて、
この観念的な小説をわかりやすくまとめてくれています。
最も肝心なラストは、映画を観ないと理解出来ないかも知れません。

ハーレーはビジュアル化されることで、オートバイに興味が
ない人にもその迫力を伝えることに成功しています。



マリアンヌ・フェイスフルはハーレーの運転は一切しなかったそうです。
ライディングシーンのアップは合成や台車を使うことで「誤魔化し」ています。



走行シーンは男のスタントマンが金髪のカツラを被って撮影したそうです。

それらをわかった上でも魅力ある作品に仕上がっています。

ただし、興味のない人にとっては、退屈なシーンの連続で、ガッカリ
なさる方もいらっしゃるでしょう。
万人向けの映画ではないとお考えください。


話を小説へ戻します。
本筋とは関係のないところが気になりました。

小説には「安全ベルト」という言葉が何箇所も出て来ます。

その当時はオートバイに安全ベルトがあったのか?
そんなものが役に立つのか?


改めてハーレーダビッドソン。
映画のワンカットから。

この威厳、この風格、まさに鉄馬。
シブいわ。シブ過ぎる…。

とても気になったので色々と検索してみました。
中古車がありました。


ハーレーダビッドソン FLH1200 アーリーショベル、
1967年式なので映画に登場したものに近いように思います。
本体価格240万円だそうです。

お金も、免許もありません。
オートバイは、こうして妄想のなかで楽しませていただくだけで充分です。


最後にまた、これもネットから借用した写真を。

アンケ・イヴ・ゴールドマン、モータージャーナリストで、
女性としては最初に皮製のレーシングスーツを着用した人なんだそうです。

マンディアルグ大先生はこの方をモデルに「オートバイ」を執筆なさった
そうな…。
つまり、峰不二子姐さんの原形の原形はこの人であったと…。

この週末もウチロードスターの出番はありませんでした。
以上!です。
Posted at 2020/07/05 17:07:01 | コメント(5) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2020年07月01日 イイね!

ガソリンタンクにスポンジって何?

何やかんやで7月になりました。
新型コロナウィルスで失われた半年…。
この先どうなるんだろうか…。

ひとまず厳しい現実から逃れます。
先日視聴したテレビのお話。


ジャガーXK SS。
ため息が出ます…。
なんてカッコいいんだ。

走行性能、安全性能は現代のクルマが優秀であることは間違いありません。
しかし、デザインは60年以上も前のこのクルマの方が素晴らしい。



(これはミニカー?)

見応えのある番組でした。
ジャガーXK SSの完全復刻プロジェクト。

60年前のスーパーカーを「新たに」生産するエンジニアたちの
姿を描いたドキュメンタリーでした。


エンジンはもちろん、フレームから、それこそビス一本まで、
ありとあらゆる部品を1から作り直す作業でした。
塗料も当時の材料を使うほどのこだわり様でした。

1台100万ポンド、日本円で約1億4000万円!
限定生産9台が即完売。(どんな人が買うんだろう)



客は完璧なものを求めているという言葉が何度も聞かれました。
(まあ、何しろ1億4000万円ですから…)


全く意味がわからなかったことが一つ。
部品メーカーから届いたガソリンタンク、
そしてその中に詰め込まれていたスポンジ。

①そのタンクから、スポンジを取り出す。

②タンクをひしゃげてボディに押し込む。

③取り出したスポンジをタンクの中に詰め込む。


ガソリンタンクって、金属製じゃなかったの?
旧車のレストアでは皆さん、ガソリンタンク内のサビに
苦労されていたように思うのですが…。

このクルマでは、
タンクは内袋感覚?
で、スポンジって何?
ガソリンはスポンジに染み込ませるのか?

昔のスポーツカーって、そんなややこしいことを
していたのか?

要はこんな感じです。

この黄色いのが、部品メーカーから届けられたガソリンタンクです。
容量が168リッターもあるそうです。


そしてこれがタンクの中にキッチリと詰め込まれていたスポンジです。


ここにタンクを入れる?


コレを?


突っ込んで、押し込んで…


そして、このスポンジを詰め込む?

皆さんご存知でしたか?
僕は全く知りませんでした…。

知ってる人は知ってるんだろうなあ…。


芸術品です。



入念なチェックを経て、



いざテストコースへ!




歓喜の叫び!
僕も一周だけでいいから運転してみたい!



まさに、これぞスポーツカー!

「新車」として販売されたそうなんですが、排出ガス規制、
その他安全規制などは、どのようにクリアしたんだろう…。



直列6気筒3,442cc 全長3,990mm 全幅1,660mm
ホイールベース2,300mm 車両重量920kg。
※Wikipediaより。

まあそれにしてもシビレるほどカッコいいクルマです。
シブいわ。
1億4000万円です。

以上!です。(^_^)


※Wikipediaより
「1957年2月12日夜に発生したブラウンズレイン工場の火災により
在庫も治具も焼失してしまい、生産中止を余儀なくされた。

そのため生産台数は予定されていた25台に対し、16台(加えてDタイプ
からのコンバージョンが2台製作された)に過ぎない。

そのため、現在ではクラシックジャガーの中でも最も稀少価値のある車の
中の1台として知られている。

故スティーブ・マックィーンも1台所有しており、現在その個体は
ロサンゼルスのピーターセン・ミュージアムに保管されている。

(このクルマですね!やはり雑誌は捨てられません。)

2016年、ジャガーカーズは突如として1957年型XKSSを
オリジナルスペックにて追加生産・再生産することを発表した。
生産台数は、残りの9台の予定である。

現存する何らかの車をベースにするのではなく、シャシーやボディ、
エンジンなど全てを一から作る計画で、設計図をもとにできる限り
忠実に再現され、設計図が存在しないパーツに関しては、現存する
車両からスキャンし再現された。

価格は約100万ポンドで、驚くべきことにこれらはXKSSの
新車として販売される。」



2シーターオープン。
車格は違えど、スピリットは同じ。(^_^)
Posted at 2020/07/01 20:57:09 | コメント(6) | トラックバック(0) | TV(クルマ関連) | 日記

プロフィール

「このトラック、なんかシブいわ。」
何シテル?   05/10 11:43
起きて半畳、寝て一畳、天下取っても二合半。 かつての「新人類」、今や還暦過ぎたジイさん。 何シテル?へのコメント返信は欠礼しておりますm(_ _)m...
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