こん○○は、ミスターですm(_ _)m
さて、今回から2016年最初の旅の様子を全4回に渡って記していきたいと思っております。
私と友人、秋田県にいるその友人の双子の兄との3人で珍道中でした。
この旅では私、ミスターが予ねてよりやってみたかった
「ある事」にチャレンジするべく発案された旅となっております。もう、ブログタイトルでネタバレしちゃってるんですがね・・・ 詳しくは本編で。
もちろん、いつも通りの観光もしてきましたよ!
秋田県に住んでいる友人とも、昨年の車中泊以来会えていないので宿泊等で厄介になりつつ、私のチャレンジの見届け人になってもらう、そういう内容となっております。いつも本当にありがたいばかりですわ!
いつものこととなりますが、
長大ブログになる気がしてなりませんので、時間のある時ゆっくりとご覧くださいm(_ _)m
では、本編。
時間は2016年 2月10日(水) 午後9時30分へ戻しましょう!
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厳しい冷え込みの北国の夜、ひとり黙々と車に荷物を積み込む。
2016年初の旅。私は早る気持ちを抑えるのに必死でいた。
今回訪れるのは東北3県の青森、秋田そして岩手。
友人から誘いを受けて。友人と旅するのは紀伊の旅以来。
準備は万端。バッテリー電圧やタイヤの空気圧、レーダー・ETC・ドラレコの動作も異常なし!
今回ばかりは車両トラブルは有り得ない!と、思いたい・・・
友人から「街へ迎えに来てくれ」と電話が入る。どうやら仕事のお偉いさんと酒を酌み交わしていた模様。お偉いさんのご機嫌とりも立派な職務?お勤めご苦労さん!!
へべれけ(?)の友人を街でピックアップし、一旦友人宅へ。荷物を載せ、旭川市を出発したのは午後10時半だった。
2016年、初の旅がスタート!
本日の目的地は秋田県大館市の友人宅。
まずこれから、夜通し北海道内を突っ走り、青森へのフェリーが出る函館港を目指す。
ルートはお馴染みの国道12、275、230、38、5号線を通るルート。ホント好きだなぁ、この道・・・
フェリー出港は翌朝8時10分。手続き締め切りは7時半。一般道で何回かの休憩を考慮しても余裕で間に合うはずである。道路状況が厳しいようであれば高速道路へチェンジする予定。
午後11:37 北海道 滝川市

この移動中、友人にはゆっくりと睡眠を摂ってもらい、私はフェリーでの移動中に就寝。非常に効率的かつ安価な移動方法。
旭川から秋田へ行く飛行機はなく、鉄道で行っても結構な料金を取られてしまう。しかし、車で移動すれば1人あたま1万円弱くらいで行けてしまうのである。道民にとって東北地方は近くて遠い存在。
おっと、そうこう言ってると滝川市内は吹雪いてきたぞ!?
2月11日(木) 午前0:39 北海道 札幌市北区
日付が変わり、ますます天候が荒れる石狩地方。この走行ペースでは厳しいか?
R230へ向け定山渓方面。北海道の中枢・札幌といえどこの時間の交通量は疎ら。
ここで旅のきっかけを説明しておこうかと。
そもそもはある日、友人が4年前に盛岡で
「わんこそば」を食べに行ったという話を聞かされたこと。言わずと知れた盛岡名物。給仕さんが横に立ち、次々とそばを入れてくるあの
「わんこそば」である。
その時、私が・・・
「あれさぁ、自分も一遍やってみたいんだわ。100杯くらいならなんかいけそーな気ぃするんだよねぇ」
と、ポロッと言った。すると、後日メールで・・・
「じゃあ、やりに行こうぜ!」
と、送られてきたのである。あらま、覚えてたのねその話・・・
そんなこんなで発案されたこの旅。今、私達はそばを食べるために750km離れた盛岡まで行こうというのである。盛岡には旅3日目に訪れる予定。体調管理は万全にせねば!その日までは冬の東北を存分に楽しんでいきたい次第。
札幌市内のガソリンスタンドにて休憩&給油。助手席は完全にスリープモードへ移行しているご様子。
南区に差し掛かると再び雪が強く。
道はタイヤが外れそうなくらいに凸凹、30~40kmほどの低速走行。峠の先は晴れているの祈る。しかし、とてもそば食べに行く途中には見えない(笑)
午前02:29 札幌市南区 中山峠

丑三つ時、中山峠頂上通過。走りなれた道なのに雪道となれば勝手が違う。無意識に肩に力が入っているのか、右肩がすごく痛い・・・
函館港まで残り200km。車窓の画像ばっかりですが、悪しからずm(_ _)m
峠を下り、ニセコで2度目の休憩。道路の雪は少なくなり、
太平洋側の豊浦、長万部付近はかなり走りやすい状態。同じ北海道なのにこの違い。

ところで、この旅から新しいスマホでの撮影しており、カメラの高画質・高感度っぷりにただただ感動。街灯や道路状況がクッキリと!きっと以前より肉迫の画像をお送りできているハズ!?
午前05:42 北海道 七飯町 大沼公園付近

世間一般ではもう「早朝」と呼ばれる時間帯。路面の雪は完全に消え、乾燥状態。
ターミナルへはもうちょっと!
時刻は間もなく午前6時。空がじわじわと青白くなっていくのがわかった。

ここで助手席が起床。「おお?札幌から函館にワープした!?」と大変驚いている様子。かなり本格的に寝ていたみたい。
時間にはまだ余裕があったので朝食を済ませる。
お店の外へ出るとすっかり朝になっていた。冷たい朝の空気が眠気を覚まさてくれる。
午前07:10 北海道 函館市 函館フェリーターミナル

旭川から走ること8時間40分、フェリーターミナルに到着。さすがに疲労の色は隠せない・・・
今回も乗るのは「青函フェリー」。乗船手続きももう慣れたもの。パパッと済ませ、乗船開始まではもう暫し!フェリー代11,250円也!
待合室より。「あさかぜ21」がハッチを開け、今や遅しと乗客を待っている。
20分後、乗船列に整列。この乗り込む前の何とも言えない緊張感は何だっ!?
車両後部はまっしろけのけ!払うにもガチガチに固まっちゃって。
いよいよ船内へ!
積載完了!荷物を持って客室へ。
写真の妙にキマってる人は私でなく全然知らない人。一応念のため。
客室の様子。デッキからの風景を撮っておきたいところだが、体力の限界!ちょっとばかり仮眠をば。
フェリーのエンジン音を子守唄に就寝。青森到着は正午頃。では、おやすみなさい。。。
午後00:03 青函フェリー「あさかぜ21」 車両甲板
4時間後起床。おはようございます!
この光を抜ければ・・・
本州・青森県!プレオ5度目の本州上陸!
今回もやってきたぜ!そばを食べるためにねぇ!
もう昼食の時間。そばもいいけど今はラーメンが食べたい気分である。青森には「味噌カレー牛乳ラーメン」なるものがあるとかないとかで前々から気にはなっていた。
それが食べられるラーメン屋のひとつがターミナルの程近くある「札幌館」というお店である。

地元の人気店、昼時もあってか寿司詰め一歩手前の店内。ラーメンなのに。
発注した「味噌カレー牛乳ラーメン」。

店名の通り、麺や具は札幌ラーメンそのもの。カレーは主張しすぎるという印象はなく、辛さを牛乳がうまい具合にカバー。子供でも食べれそうである。札幌ラーメンがすご~くマイルドになった感じ。そしてバターがのっている。道外の方は「北海道のラーメンはバターが付物」という印象を持たれるかもしれないが、バターを入れる道民はあまりいないという現実・・・ あれは観光客向けのトッピングなのだ。
ネーミングだけだと「それってどうなん?」となるが、普通に美味しくいただけるラーメン。是非お試しあれ!
午後01:12 青森市内 R7を大館市へ向け南進
腹も満たしたところで秋田県を目指す。夜に仕事から戻るというので少し寄り道しながら。
やはり南に位置するだけあり、北海道より冷え込みは緩いようで。日光が差し込めば、暖房を切っても良いくらいの陽気。路面はアスファルト剥き出しで非常に走り易い。だけどスタッドレスがすぐ磨耗しそうだなぁ・・・
午後02:07 青森県 弘前市
ラーメン屋から約1時間、ここは弘前の中心部。弘前城までやってきた我々。最寄のPに車を停め、ちょこっと見学。
弘前城の正面玄関
「追手門」。
やけに人が多くて賑やかな雰囲気。
この日は
「弘前城雪燈籠祭り」という催し物の初日だったようである。←この後、地元ニュースで知った。
「二の丸辰巳櫓」と燈籠の雪像。今日の気温、雪像にはちょっと厳しいぞい!
弘前城天守閣。こじんまりした天守だが、現存天守としては東北唯一。
1627年に一度、落雷により焼失。火薬庫に引火し大爆発した火柱は20km先の碇ヶ関まで見えたそうな。
現在、石垣大改修工事の為、本来の位置から70m移動されている天守閣。
元の場所に戻されるのは早くて2020年頃の予定。どうりで「変なトコに建ってんな~」って。
敷地内から臨む青森県最高峰
「岩木山」もなかなかな風体。別名
「津軽富士」。
午後04:17 青森県 黒石市
最短ルートで行くと早く着き過ぎるので、ワザとR102、十和田湖方面へ迂回。雪深い山中を抜ける。
着雪した樹木が夕陽に照らされ青い空に映える。
車より高く積もった雪の壁。雪国育ちの自分もここまで積もっている光景は珍しい。それもそのハズで日本屈指の豪雪地帯、酸ヶ湯がすぐ近く。
除雪の綺麗な切り口。サーティー○ンのアイスケーキっぽい。
午後06:53 秋田県 大館市
旅1日目、長い長い道のりも終点へ。走行距離は600km強。初日にしてこの走りっぷり!
出発から21時間が経過した午後7時半頃、大館の友人宅に到着。半年振りに再会を果たし、市内の飲食店で晩餐。本州に渡ったら、やはり行っておきたいかっぱ寿司。
お風呂に入った後、部屋で駄弁っているうちにバタンキュー。あぁ・・・疲れた・・・
東北3県激走!~わんこそばへの道~ 第2夜へつづく・・・