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2014年07月11日 イイね!

思い出の車(2)HONDA1300 クーペGTL

※雪の北陸道の写真が、何故かリンク切れですので、再度アップしておきます。



ブログがサーブではじまったので、今までに乗った車で記憶に残っている車を、順番に書いていくことにしました。

今日はHONDA1300クーペGTL。(写真は同じ色の借り物)



一体式2重空冷エンジン、ドライサンプ、CV4連キャブ、クロスビームサスペンション、と言うのがだいたいの特徴です。本田宗一郎氏が推進した空冷路線最後の製品です。この不成功で、空冷から水冷に、パワー追求型エンジンからフラットトルク型エンジンにと、ホンダが大きくシフトし、シビックの発表と共に本田宗一郎氏は引退します。

特徴的なエンジンルームです。



エアコンのコンプレッサーはカムシャフトエンドに直結で、作動時にはカシンと言う音とそれなりのショックがありました。
手前にフィン付のオイルタンク(4L)があります。
OHCクロスフローの1300ccで110馬力、トルクは11.7kgm.。しかし車重は900kgと重く、乗り心地は良いものの、フロントヘビーも相まって、コーナリングは不得手でした。燃費は高速使用で12-3km/Lぐらい。メカニックに聞いたところでは、4連キャブはインテークマニホールドが等長なので、シングルキャブよりも燃費がいいと言うことでした。
通常ウオータージャケットに当たるところに強制的にファンで空気を流す設計(つまり一体式2重空冷)で、このファンの音が独特でいい音でした。油温は常に110度を超えていて、オートマ用のオイルクーラーを付けても5度程度しか下がりません。夏はボンネットを浮かせて走るのが普通でした。
ポイントをセミトラに換えて、プラグコードはウルトラ(コードのみ購入で自作)に。ステアリングはパーソナルのマホガニー。最後はエアコンも外して走っていましたが、夏の雨の日の車内は蒸し風呂でした。
シートはそれなりでしたが、背もたれはダイアルで角度調整できるヨーロッパタイプなのに、レバーで一気に倒すことも出来る構造でした。



トランクはとても広く、奥行きもたっぷりで重宝しました。
これが4台目でしたが、5年ほど乗ったように思います。

ガソリンスタンドで「ボンネットを開けてください」と言うので開けると、みんなラジエターを探してあちこちのぞき込んでいました。オイルタンクのキャップを外そうとしてやけどしたり、オイルレベルゲージもわからない場合がほとんどなので、任せっきりにすることはありませんでした。

車としてはバランスの悪い設計でしたが、本田宗一郎氏の執念があちらこちらに感じられる車でした。

Posted at 2014/07/11 11:18:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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