jack&bettyのブログ一覧

走行５０００ｋｍのプリウスαで２００ｋｍほど走る機会があった。

①燃費は市内で25km/L、長距離で20km/Lとのこと。
エクスプローラー乗りからすれば望外の数字である。
これは正直うらやましい。しかし、エコモードでの数値なので、
ドライバビリティは引き換えになっている。
エコモードでは、わずかな登りでもみるみる速度が落ちてしまい、追い越しなどとてもできない。
走行車線を８０ｋｍで走るのがいい所だ。
パワーモードだといい感じだが、途端にうるさくなる。

②ブレーキフィーリングがよくない。
踏力と制動力が比例せず、あるところから急に効いたり、逆に効かなかったりする。
微妙なコントロールは難しい。

③なぜか横風に弱い。タイヤのせいかもしれないが、簡単に流される。

④ほとんど平坦な道でも、ダンピング不足でゆっくりとピッチングする。
車重に対して乗り心地確保のためにできるだけ柔らかいバネを使い、
ダンパーも突き上げを回避するためにぎりぎりの線で抑えてる感じだ。
結果としてピッチングが抑えきれない。
重心は低いので、ロールはそうひどくはない。

⑤制御が頻繁に行われ、エンジンとモーターが駆動分担を交代する感じで、
ひっきりなしに機械音がする。
ブレーキ制御と合わせて考えると、あまりに複雑な感じで、信頼性に疑問がある。
電磁的なノイズを浴びれば簡単に走行不能になるのではないか。
違法無線のトラックなど、出力が10ワット超えるのがいるし。
至近距離での落雷などにはどうなんだろうか？
エンジン制御がやられても止まるだけだが、ブレーキだとそうはいかないのが本当に不安だ。
パワステも同時に制御不能になるだろうから、高速でそうなったらと思うと大きな疑問。

（この間、太陽風の巨大なやつがわずかに地球を外れたが、
あれをまともに食らったらすべての電子制御が瞬間にアウトになる。
機械噴射のディーゼルトラックとラーダニーヴァは走れるかな？
しかし、配線が焼けるぐらいの高エネルギーだとだめか。）

⑥ボディや内装も極力軽量化が行われている感じで、何となく薄っぺらい。
したがってオーディオの音質が低音も高音も不足。
シートの調整幅も上下が小さい。

帰ってきてエクスプローラーに乗ったが、すべての反応が自然で、落ち着きがある。
燃費を除けば全く不満はない。
けれど燃費重視でも、プリウス等のハイブリッドは選択肢から外れる。
ガソリン代と引き換えにするものが大きいと思う。

アンチハイブリッドの方、いらっしゃいますか？